最近じゃ珍しい超ビッグファミリー。ゆったりしたフェミニンなグリフに小さなセリフが付いたエレガントなディスプレイローマンで、イタリックがあってウェイトバリエーションが6種類あるのは特に普通だが、それに加えて6種類もの幅があり、かつフィルにラフなものとアウトラインだけのものがあって合計116ものスタイルのビッグファミリーとなっている。オマケにブラッシュスクリプトが付いてるが、これが1種類(なんでや)。こういうバリエーション展開は本文用ならあるが、ディスプレイでは珍しい。これだけあって $44 はかなり安いのでは。
Category: Display
コンデンスでエレガントなディスプレイローマン。かなり幅の細いローマンでウェイトバリエーションが多く、細い方はオールドスタイルっぽいが、太い方はコントラストが強くなりモダンローマンの雰囲気が出てくるという不思議な書体である。全体的には品が良くエレガントなので、高級感の演出や女性向けに良いだろう。広告やロゴ向け。イタリックもあって8ウェイト。
大変品があって美しい碑文系ディスプレイローマン。20世紀アメリカのブックデザイナー・カリグラファーの Oscar Ogg 的な解釈でデザインしたとの事。セリフが小さめでブラケットが大きいので、一見フレアセリフにも見えるのが特徴的。小文字もあって、xハイトが小さくややコンデンス気味。アップライトでも2度傾いており、ほんのり前のめりである。いくつかの字にはオルタネートがあり、RG にのみリガチャーがある(どこで使うん)。カリグラフィックなイタリックがあってそれぞれ1ウェイトのみ。
本日『灯台記念日』らしいのでこちら。ヴィンテージ感のあるスラブセリフディスプレイ。アウトラインがややラフで角が丸くなっており、さらにフィルもラフなものとなっている。スワッシュオルタネートがいくつかあって、ちょっとしたアクセントになるだろう。大文字のみで小文字はなし。4ウェイト。
本日は第26代アメリカ大統領、セオドア・ルーズベルト Theodore Roosevelt の誕生日(1858)にちなみ『テディベアズ・デー』らしいのでこちら。ふわふわもこもこのディスプレイ。アウトラインのラフな太めのラウンドゴシックで、フィルもラフでかすれている。ま、子供向けのあれこれにどうぞ。1ウェイト。
レトロヴィンテージ感のあるミクスドファミリー。様々なスタイルのセリフ、サンセリフ、スクリプトがごたっと入ったごちゃまぜファミリーで、全体的な雰囲気はヴィンテージ。ただありがちな手書き感やラフなフィルがなく、すっきりスムーズなタイプである。よくフィットするオーナメント類も揃っているので、これだけでロゴが完結できる。プレゼンテーション画像を参考に作ってみてほしい。ただいま30%オフセール中。
New という割には結構古風なモダンローマンとサンセリフのデュオディスプレイ。モダンローマンの方は太めでハイコントラスト、字間も狭めと’70年代ぐらいのファッション誌に見たようなスタイルで、字幅がレギュラーと Condensed の2種がある。サンセリフの方はネオグロテスクタイプだが、ダイアゴナルストロークがややカーブしてるのが特徴的。それぞれイタリックもあって2ウェイトずつ。ただいま50%オフセール中。
ポップな手描きレタリング風ディスプレイサンセリフ。ジオメトリックサンセリフをベースに崩してオーガニックな雰囲気を加えたディスプレイで、リガチャーが結構あって文字組みで遊べるようになっている。珍しく7ウェイトもある他、Bonus というインラインとそのライン部分、その影だけのバージョンがあり、色を変えて重ねることでパーツごとに色替えすることが可能になっている。これに似合うアイコン類も豊富。キッズ向けに似合うので、ハロウィンにも良さそう。ただいま50%オフセール中。
これでもかというぐらいリガチャーだらけのディスプレイローマン。碑文系っぽい(けど違う)大文字ローマンに、見ての通り鬼のようにリガチャーが付属しており、最大で5文字が合体しているものもあり、総数は600近い。元々ややグリフが変わっており、そのまま組んでもスペルによってはおもしろいだろう。普通はちょっとしたアクセント程度で使うものだが、これに関してはやれるだけやってみてもいいかも。1ウェイト。
レトロ風味のあるややカリグラフィックなディスプレイ。細身の堂々とした碑文系のグリフの書体で、基本はフレアセリフっぽいが、ところどころ鋭い鍵状のセリフが付いている。旧ソ連のブックデザイナー、Solomon Telingater が1959年にデザインしたもので、書体名はここから取られている。同年、ライプチヒで開催された国際ブックアート展にて銀賞を受賞したそうな。キリル文字もサポートされている。1ウェイト。ただいま50%オフセール中。