最近流行りの、おもしろリガチャーが豊富な品の良いディスプレイローマン。ゆったりしたモダンローマンをベースに、見ての通りリガチャーがスワッシュオルタネートがふんだんに盛り込まれていて、おもしろい文字組が楽しめる。高級で女性的な感じがするので、そちら方面にどうぞ。3ウェイト。
Category: Display
ボテッとしたソフトセリフディスプレイ。ウェイトが3種類あって、太い方は見ての通りかなりボタっとしているが、レギュラーウェイトはグリフも綺麗で本文用として大丈夫なくらい読みやすい。イタリックに2種類あって、通常のものと、スワッシュがついてよりカリグラフィックになった Swashes がある。やや古い書体で Pro と言いつつスモールキャップスやスワッシュが別ファイルになっているが、まあいいんじゃないでしょうか。サウナグッズのイラストアイコン(Dingbats)もファミリーにあり。しかしサウナ流行ってるなぁ。ガッキーも述べてるが、沖縄人はバスタブに浸かる習慣も少ないぐらい暑がりなので、サウナなんてよー行かんわ…。
本日は英国のSF作家 H・G・ウェルズ Herbert George Wells の誕生日(1866)。代表作に『タイム・マシン』や『透明人間』があるが、透明人間の方にちなんでこちら。一部が透明な(欠けた)サンセリフとスクリプトのデュオ。サンセリフは大文字のみだが一応ちゃんとしたのがあり、欠け方が違うオルタネートが3種類入っている。スクリプトの方はモダンタイプで、リガチャーが多数ある。手書き風のロゴテンプレート画像も付属。
かわいらしいジオメトリックサンセリフディスプレイ。大文字は全体的に腰が低く、A や E、F などのバーが低く、R や P は頭でっかちになっていてかわいらしい。大文字と小文字のサイズ差が大きく、ちょっとクラシックな雰囲気が出ている。4ウェイトあるほか、幅広でアウトラインが揺らいでいる Drafting、太い大文字のみの Titling、アール・デコ風の数字のみの Numerals がファミリーにある。ちなみに読み方は「ノイトラフェイス」。
ラフでつたない感じのサンセリフディスプレイ。ルドルフ・コッホの木版文字にインスパイアされたとあって、なるほど Neuland によく似ている。アウトラインがあまり厳しく調整された感じのしないラフなスタイルで、Neuland と違い10ウェイトもある。ほか、文字内に線が入った Inline とちょっと細いラインの Inline F、一文字ずつ四角で囲まれた Initials、これに似合うオーナメント(Ornaments)やイラストフォント(Dingbats)もファミリーにある。リガチャーも多数あり。全体的に中南米風味のある書体だなーと思ったら、作者はチリ人らしい。ただいま60%オフセール中。
ちょっとレトロ風味のあるジオメトリックサンセリフディスプレイ。基本はややコンデンスで太めなジオメトリックサンセリフで、見ての通りリガチャーが結構豊富。全体的にややレトロだろうか。小文字はなく大文字のみ。1ウェイト。
デコラティブなモダンローマン?ディスプレイ。本体はハイコントラストでステンシルなモダンローマンだが、スワッシュオルタネートがスゴいことになっており、スワッシュが延びて元のグリフに戻っているが、その際にグリフの一部を欠いている。こういうおもしろい変型ディスプレイは多くが欧米ではなく東南アジアから出ており、これも作者はインドネシア。当地の工芸装飾などがベースにあるのだろうか。その辺の知識がないのでちょっと分からないが、日本でも琳派や浮世絵の装飾を取り入れた書体とか作れないのかな(どういう?)。9ウェイト。ただいま50%オフセール中だが、元々がパックで2,500円ぐらいと非常に安い。
グリフ内に植物的なデコレーションが入ったかわいらしいディスプレイ。ライトウェイトのモノラインサンセリフをベースに、あちこちに葉っぱが生えている。小文字はなく、大文字のグリフにこの装飾が入ったもの、小文字部分には装飾なしのものが入っている。同じタッチで描かれた簡単なイラストが入った Symbols もファミリーにあり、これらを組み合わせれば、アロマやトイレタリーのロゴがお手軽に作れるだろう。…買っとくか(笑)。1ウェイト。
モノグラムを作れるモダンローマンディスプレイ。モノグラムとは2文字以上のアルファベットを組み合わせて作る、よくプロ野球チームが使ってるマークのようなものの事だが、これを作りやすいように各字4種のプロポーションがある。これをうまく組み合わせ、アウトラインを取って一部をうまく欠けばデモ画像のようなモノグラムが作れるようになっている。まああらかじめ2文字が組み合わされたグリフも350種以上あって、それを使う方が手っ取り早いが(笑)。これを囲うレトロなバッジ風フレームもグリフにある。
エレガントでレトロなフレアセリフディスプレイ。1920年代のニュージーランドの飾り板(プレート)にインスパイアされたとある。コントラストのやや強めなタイプで、通常タイプの Norm ですでに字幅が狭く細長い。さらに細い Condensed タイプと、幅を広めた Extended タイプがあるが、Extended というほど大して広がってない(笑)。M と W には中央がループしたオルタネートがある。イタリックもあって各9ウェイトとなかなかのビッグファミリー。