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Category: Display

Elixir

Elixir

サードウェービーな5種の書体のミクスド。モノラインのスクリプト(2ウェイト)、ブラッシュスクリプト、ヘビーウェイトのサンセリフ、それに飾りの付いたもの、モノラインのスラブセリフがあり、それぞれに Print というフィルがかすれたバージョンがある。どれも手書きの要素が若干あり。名前は言わずと知れた伝説の万能薬の事。元は錬金術から生まれた言葉(概念?)のようだが、ファイナルファンタジーシリーズをはじめ、ゲームの世界ではお馴染みの薬である。ちなみに最近「エリクサー症候群」という言葉が生まれた模様。簡単に言うと「宝の持ち腐れ」「貧乏性」に近いのだが、興味のある方はググりたまえ。

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Design Date
2018
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Publisher

Story Tales

Story Tales

童話や絵本に似合いそうな、ハンドレタリングのフレアセリフディスプレイ。ウェイトの重い書体でフレアの広がり具合が大きく、手書きのラフな感じが多分に残っているのが特徴的。可読性は意外にも良好。すべての大文字と一部の小文字には、ちょろっとしたスワッシュの付いたオルタネートがある。フィルが4種類あって、ソリッドな Regular のほか、ステム中心部に細い線の入った Inline、斜線で埋まった Lines、その線がかすれてる Rough Lines があり、その他植物的なオーナメントが字形を象る Ornaments がある。Rough Lines 以外は斜体があり。あとはキラメキだけの Stars があり、他の書体に重ね打ちする事で飾り付けられる。

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Design Date
2018
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Publisher

HT Espresso

HT Espresso

本日は「エスプレッソの日」だそうなのでこちらを。モノラインのアップライトなスクリプトなのかなんなのかよく判らないディスプレイ。昔のヨーロッパのクルマや家電品に付いてたロゴによくこんなのがあって、ムリヤリのコネクションを作って文字を繋げ、それでもってひとつのパーツとして扱えるようにしてあった。それがよく再現されていると思う。作者は日本人。

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Design Date
2008
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Publisher

TT Backwards

TT Backwards

コンデンスなサンセリフとモノラインスクリプトのデュオ。’70~’80年代のロシアのデザインにインスパイアされたものとあるが、全然そのままではなく、かなり現代的なアレンジが施されており、とても今っぽい。サンセリフの方は超楕円をベースにジオメトリックにデザインされているが、そこまでコンデンスではなく結構読みやすい。スクリプトはやや傾きが強いがさほどダイナミックさはなく、ストロークの端がスパッとカットされているのがスッキリしてて良い。キリル文字もサポート。それぞれ5ウェイト。この TypeType というロシアのファウンダリーは最近の注目株で、近年非常に優秀な書体を立て続けに発表している。書体名に「TT」があったらまずチェケラ。

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Design Date
2017
Publisher

Brew

Brew

骨太でコンデンスなディスプレイ。こういうのもジオメトリックというかどうかは判らないが、曲線はなく直線のみで構成されたモノラインスラブである。ソリッドなレギュラーと、それを縁取った Inline、いわゆる影付き袋文字の Outline の3種があり、いずれも大文字のみである。サードウェーブに関連するのか、こういうヴィンテージ感のある書体も最近人気のようだ。
ビールの醸造所の事を英語でブリュワリー brewery といい、この brew も「醸造する」という意味があるのでその辺の用途に合うだろう。サンプルにはパンやピザも見えるので、ひょっとしたら小麦発酵全般に関係ある言葉なのかもしれない。ちなみにコーヒーや紅茶を淹れる事も brew と言うそうな…。

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Design Date
2018
Designer(s)
Publisher
The Artisan Collection

ヴィンテージ感あふれる4種の書体がパックになったミクスドファミリー。ブラッシュスクリプトの Barley、どっしりした Heinberg、コンデンスな Holtzman、カッパープレート風味の幅広な Trade Supply があり、それぞれに角が取れた Rounded と、フィルがかすれた Textured のバリエーションがある。Barley 以外は大文字のみでスモールキャップス。それとフォントではなく Illustrator ファイルが付属しており、16種のロゴレイアウトのテンプレートと、バッジ風の画像がある。全部まとめて買っても$22と大変オトク。名前は「職人・匠」の意。

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Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

P22 Bauhaus

P22 Bauhaus

本日は建築家ミース・ファン・デル・ローエ Ludwig Mies van der Rohe の誕生日(1886)。短期ではあるが、かのバウハウスの校長を務めた人なので、こちらを紹介。Bauhaus は Benguiat の ITC Bauhaus が有名なので、変わりダネのこちらの方がおもしろいかなと。同じくバウハウスにいたヘルベルト・バイヤー Herbert Bayer デザインの書体。ファミリーの Universal は ITC Bauhaus にも雰囲気がよく似てるが、大文字がなく(確か大文字不要論を唱えてたような…うろ覚え)、小文字も若干字形が違う。Fonetik の方も同じくジオメトリックながらも、かなり変わった字形が多いのが特徴。 あと変な図形アイコンが入った Bauhaus Extra もあり、ちゃんとバウハウスのロゴも入ってる。

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Design Date
1997
Publisher
P22

AF-LED7 Seg-Platz

AF-LED7 Seg-Platz

本日は「電卓の日」だそうなのでこんなのを紹介。いわゆる7セグメント方式で表示される英数字をフォント化したもの。なかなか見事な再現性で(笑)、スマホでさえもかなりの高解像度を誇るこの時代では逆に結構おもしろい。数字はともかく、ローマ字は字形によってかなりムリがあり、むかーーーしのゲーム機などで用いられてた際は読めなくて、「あれ?バグってる?」と勘違いする事も多々あったのがいい思い出である。ちなみにこの Fortune というファウンダリー、他に6つのフォントを MyFonts で発表してるが、全部こんなのである(笑)。よほど好きなのか…。

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Design Date
2012
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Irish Penny

Irish Penny

明日3月17日は聖パトリックの祝日 St. Patrick’s Day。アイルランドの守護聖人、聖パトリックの命日を祝う(?)日である。という事でこちらを紹介。英国やアイルランドで中世に使用されていた書体、Insular のサンセリフ版。英国の芸術家、Percy Metcalfe がデザインしたアイルランドの昔のペニー硬貨に使用されていた書体を元に制作したとある。15世紀以前の書体は大文字小文字の区別?がなく、これにもないが、小文字のグリフにはサイズの小さい字形が割り当てられており、スモールキャップス的な感じになっている。リガチャーが非常に豊富。オブリークタイプの Italic もファミリーにあり。

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Design Date
2016
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Publisher

Olive

Olive

本日「オリーブの日」らしいのでこちらを。サードウェービーなゆるゆるハンドドロウンディスプレイ。細いサインペンなどでデザインされたようなストロークでゆるゆるな線で構成されており、字形はコンデンス。ストロークの端にはわずかにインク溜まりができている。大文字のみで小文字もなく、またありがちなイラストアイコンさえないという潔さ(笑)。ま、1,000円もしないので気軽に使えるかなという感じ。かわいくはあるしね。

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Design Date
2012
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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