力強いジオメトリックサンセリフ。小文字は正円、大文字はトラック型楕円がベースになっており、全体的に力強さを感じ、なんかプロテインやスポーツジムの雰囲気がある(勝手な印象)。xハイトの大きさに3種類あり、レギュラーより小さい XS は大きく使うディスプレイやロゴ向きで、レギュラーより大きい XL は Web フォントなどに使うといいだろう。ウェイトは各サイズ9つずつ。もちろんイタリックもあってビッグファミリーである。ただいま65%オフで全ファミリーパックで9,000円弱。
Category: Sans Serif
品の良いコントラストの付いたディスプレイサンセリフ。カウンターが大きめでゆったりしたグリフで、ストロークはローマンのようにコントラストが付いており、大変エレガントな雰囲気がある。ファミリーも多く太めのウェイトもあるが、作例のように細いウェイトを使う方がよりエレガントだろう。25年もかけて作った力作だそうである。7ウェイト。ただいま65%オフセール中。
爽やかで(主観)かわいらしいサンセリフディスプレイ。変わったグリフのジオメトリックで、一部が欠けたステンシルタイプになっている。面白いリガチャーが多数用意され、多彩な文字組みが楽しめる。このテは大文字だけのものが多いが、これにはちゃんと小文字もある。風通しがよく、名前の通り涼やかな書体である。この連休はあまり出かけられないが(出かけるなよ!)、気分だけでも海へ行って欲しい。6ウェイト。ただいま50%オフセール中。
コンデンスでシンプルなディスプレイサンセリフ。見ての通り Q がちょっと変わってる以外は特に奇をてらったところのないシンプルな書体だが、フィルが5種類あり、ソリッドなレギュラーとドットが入った Dots、線の入った Lines、アウトラインのみの Outline、太めのアウトラインの Outline Two がある。大文字のみで小文字はなし。ちなみにアボカドはカフェブームで世界中で需要があるが、かなり土地を痩せさせるらしく、干ばつを引き起こしたり問題になってるそうな…。あとヒト以外には毒らしい(笑)。
クラシックな風味を持った現代的なフレアセリフ。レギュラータイプと Display の2種があり、レギュラーの方はほぼモノラインで、Display はコントラストが強くなっている。大文字にはクラシカルなリガチャーが多数用意されているが、アウトラインが手書きのニュアンスがなくコリッとしてるせいでそんなに古めかしい感じはしない。レギュラー・Display ともにイタリックがあって8ウェイトずつあり、計32種と大所帯である。ただいま50%オフセール中。
新しい現代的なヒューマニストサンセリフ。骨格はヒューマニストをベースにややジオメトリック(人工的)に寄せ、シルエットはモノラインに近くモダンである。クラシックに寄りすぎず、かと言って人工的過ぎもしない、読みやすい新しいサンセリフである。全体的にややコンデンス気味で、長文に向いているだろう。A や G の頭や I にセリフがあるのが特徴。ギリシャ文字とキリル文字もサポートし、総グリフ数は1000を超える。8ウェイトあってバリアブルもあり。名前はホームオートメーションを意味する domotics から来ているそうだ。なるほど IT 機器のインターフェイスに良さそうである。これだけあって元々 $150 程度と格安だが、ただいま60%オフセール中。
本日は、2月のバレンタインデー、3月のホワイトデーに続き『オレンジデー』だそう(なんぢゃそら)。その名前にちなんでこちら。ややクラシックなジオメトリックサンセリフ。小文字のxハイトが小さなちょっと古いタイプだが、大文字は E や F は下が大きかったり、K や Q にぐにょっとしたストロークがあったりとちょっと変わったところがある。最たるものは見ての通りの g で、ちょっと見たことグリフでおもしろい。3ウェイト。イタリックはなし。
最近どうもスクリプトがち(がち?)だったので、たまにはサンセリフを。いま売れてるヒューマニストサンセリフ。ヒューマニストというとクラシカルに傾きがちだが、こちらはカウンターやxハイトが大きい現代的でスッキリした読みやすいタイプである。K のアームがくにょっと曲がってるのと、g のループがオープンなのが特徴的。アクセント記号がかなり豊富で、ラテン文字を使う言語にはベトナム語を含めほぼ対応しているとの事。ついでにキリル文字もサポートしており、総グリフ数は1400を超える。イタリックもあって8ウェイト。ただいま60%オフセール中。
シンプルで品の良いディスプレイサンセリフ。ライトウェイトでモノラインのサンセリフで、やや幅広でカッパープレート風味があるのが特徴。デモにあるように 4 や g などちょっと変わったグリフがあるが、全体的には素直である。4ウェイトあるが、一番重い Bold でも通常のレギュラー程度。名前の通り、大きく使ってロゴに利用するのにいいだろう。
本日はスイスのタイプデザイナー、アドリアン・フルティガー Adrian Frutiger の誕生日(1928)なので、氏が制作したこちら。誰もが日常的によく目にするサンセリフ。どこで見てるかと言うと、市販商品のバーコードの下にある数字。アレはどの商品のものもほぼこの書体である。名前の通り、OCR(Optical Character Recognition: 自動文字読み取り装置)で誤読を極力防ぐために開発されたもので、元々は他の書体 OCR A があったが、あまりに機械で読みやすいようにし過ぎたため文字としてはちょっと奇抜であり、「これちょっと変じゃね」という事になって、より文字として読みやすいこちらが開発された。今となっては OCR A も面白くて個人的には好きだが、現在はこの OCR B の方が主流である。機械のための文字なので、モノスペースでイタリックもなし。もちろんウェイトバリエーションもない。ただただ、生活を便利にするために開発された書体である。