コリっとしたポッキーみたいなサンセリフ。ジオメトリックではないがストレートのストロークがよく目立つサンセリフで、ウェイトも軽いのでなんともポッキーのような書体である。ところどころややクセのあるグリフだが全体的にはスッキリしていて読みやすく、ある程度の長文にも耐えられるが、やっぱりディスプレイ用かなと思う。ウェイトは3種類あるものの差がそれほどなく、一番重いウェイトでも普通の書体のレギュラー程度で全体的に軽めになっている。
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結構リアルめなシグネチャースクリプト。横方向への流れが重視されており、上下への凹凸は最低限。お陰で可読性はよくないが、それっぽさは強く出ている。とはいえ実際書いてみれば分かるが、こんなに一定の字間で抑制を効かせて書くのはなかなか困難で、本当はこううまくはいかない。読みづらいので店の看板にはあまり勧めないが、雰囲気はとてもかっこいいので、アパレルブランドとかに良さそうである。この下にサンセリフで小さく「PARIS」とか書けばそれだけでロゴが出来あがるだろう(笑)。1ウェイトのみ。
オランダでは9月の第2火曜日が『国際ランの日』だそうなのでこちら。繊細なモダンサンセリフディスプレイ。コントラストの強いゆったりしたサンセリフをベースに、一部にやや変わったグリフのオルタネートやリガチャーを持った、最近よく見るタイプの書体である。雰囲気は大変ゴージャスかつエレガントで、やはり高級ファッションやコスメなどの分野に似合うだろう。1ウェイトのみ。
由来は不明だが本日はマカダミアナッツデー Macadamia Nut Day だそうなのでこちら。繊細なモダンローマンディスプレイ。ライトウェイトのモダンローマンで、ボウルのある字はゆったり幅広、それ以外はややコンデンス気味のプロポーションである。グリフは割とスタンダードだが、オルタネートになかなか奇抜に変形したものがあるので、最近流行の変形ディスプレイとしても使える便利な仕様となっている。1ウェイトのみ。ちなみにマカダミアナッツはオーストラリア原産で、それを西欧世界に広めたのがジョン・マカダム John Macadam という人らしいのでこの名があるそうな。
レトロなフレアセリフディスプレイ。ややコンデンスなプロポーションで、ストロークは少々コントラストがあり、端は広がってフレアセリフになっている(見方によってはセリフドゴシック?)。小文字はなくスモールキャップスで、大文字のグリフはちょっとしたスワッシュがデフォルトで付いているが、オルタネートでやや大きなものに切り替えられる。グリフとこのスワッシュのせいか全体的にちょっとレトロな雰囲気でかわいらしい。ファミリーに右に傾いた Slanted があるが、逆に左に傾いた Backslanted もあるのが珍しいだろうか。1ウェイトのみ。ただいま30%オフセール中。
やけにセールで推されてる(笑)書体なので紹介。全体的にかなりコンデンスなサンセリフ。名前の通りプラカードなどに詰め込みやすいようになっているのだろう。字幅の細い方から Compressed、Condensed、ノーマル、Wide と4種類あるが、ノーマル時点で結構細く、一番細い Compressed になるとかなり判読しづらくなる(笑)。Wide でも通常の書体よりはやや細め。適切なウェイトと字幅なら可読性は悪くないので、サインやポスターなどに良いだろう。いわゆる丸ゴシックタイプの Round もあり、各6ウェイトで計48種とビッグファミリー。ただいま40%オフセール中。
エレガントでかわいらしいセリフドゴシックディスプレイ。アール・デコのレトロな雰囲気があるだろうか。一見ややコントラストの強いサンセリフだが、ほんの申し訳程度に小さなセリフが付いている。グリフはエレガントではあるがやや野暮ったく、そこが気取りすぎてなくてかわいらしい雰囲気を醸し出している。リガチャーというか2文字がセットになったグリフが多数あり、K や R のレッグが伸びて隣の字の下に潜り込んだのや、T のバーが伸びて隣の字にかぶさったのなどがある。小文字はないというかユニケースになっており、小文字のグリフはあるもののサイズは大文字と同じになっている。4ウェイト。ただいま40%オフセール中。
リガチャーが美しいエレガントなディスプレイローマン。基本はゆったりした優雅なモダンローマンで、適度にウェイトがあって繊細なだけではないゴージャスさを醸し出しており、変わったリガチャーがそれに華を添えている。ただリガチャーの種類はさほど多くはないので、スペルによってはまったくこれが活きない事になるかもしれない(笑)。使うにはちょっと注意が必要だが、うまくハマれば大変効果的だろう。1ウェイトのみ。
1966年の今日、初めてウルトラマンが放映されたということで『ウルトラマンの日』らしいのでこちら。サンセリフとスクリプトのデュオ。サンセリフは太めで幅広のスタイルで大文字、アップライトとイタリックがある。フィルはソリッドなノーマルと、太めのアウトラインの One、細いアウトラインの Two の3種。スクリプトはかなりラフな手書きタイプで、スワッシュはないがリガチャーが多数ある。ちなみに ultra とはラテン語で「~を超えて」「向こうへ」などの意味があり、つまりウルトラマンとは「超人」って事である。ついでにプルス・ウルトラ Plus Ultra とは「もっと向こうへ」「さらに先へ」という意味で、雄英高校のモットーになっており、スペインの国旗にも書かれている。
本日語呂合わせで『無重力の日』だそうなのでこちら。ゆったりしたシグネチャースクリプト。ループの大きな読みやすいタイプで、4つのフォントに分かれていてそれぞれにグリフがちょっとずつ違う。小文字にはエンディングストロークのオルタネートとリガチャーが多数あり。名前に反して理系っぽい雰囲気はまったくない(笑)。