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Tag: #geometric

Yasashii

Yasashii

アカデミー賞が発表されたって事で関連書体をば。波乱の作品賞発表だったが、そのとばっちりを受けた(笑)La La Land のアメリカ版タイトルに使用された書体がこちら。作者は日本人の恒川龍一さん。アール・デコ調のディスプレイで、日本の化粧品パッケージからインスパイアされたものとの事。どれだろう。資生堂のなんかかな。ちなみにサンセリフは Neutraface。日本版のロゴの書体、なんか見覚えがあるんだけど、ちょっと同定できなかった。


© 2016 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. License: All Rights Reserved.
Category(s)
Design Date
2007
Designer(s)
Publisher

Vinyle

Vinyle

’60~’70年代テイストのジオメトリックなコンデンスモノラインスクリプト。名前の「ビニール」は、音楽業界でアナログレコードの事をよくそう呼ぶので、恐らくそれの事と思われる。当時の洋盤(作者からすれば洋盤ではないが)のタイトルなどからインスパイアされたのだろう。その辺の雰囲気がよく出ている。細長いトラック型楕円をベースにしたスクリプトで、かなり幾何学的にデザインされている。3ウェイトあり、レギュラーの他は細いものが2つあって、それらとは別に背の高い Tall というバージョンがある。以前紹介した Selfie とは姉妹関係にあるそうな。ただいま25%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016–7
Designer(s)
Publisher

Massimo

Massimo

モダンでスタイリッシュ(なんか表現が古い)なジオメトリックセリフドゴシック。ごくごく僅かに申し訳程度にセリフの付いたモノラインの書体で、洗練された雰囲気を持っている。何でも作者が2週間ほどニューヨークで過ごしたらしく、その街の雰囲気を非常に気に入り、それを書体に反映させたものだとのこと。成功してるかどうかは筆者はニューヨークへ行ったことがないので判らないが(笑)、カッコよくはなっているかと思う。a は2階建てで、j と y のディセンダーが垂直になっているのが特徴的。W もアームが垂直でおもしろい。イタリックはオブリークタイプ。7ウェイト。ただいま80%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016–7
Designer(s)
Publisher

Cera Pro

Cera Pro

みんな大好きジオメトリックサンセリフ。x-ハイトが大きめでコロコロ感が若干強めだが、a がデフォルトで2階建て(1階建てもオルタネートにある)になっており、そこでちょっとブレーキがかかってるかなと思う。ij のドットがちょっと大きめ。Q のテールがかなり長めに右下に流れていて、アクセントになるだろう(あんま Q を使う単語がないが)。イタリックはオブリークタイプ。キリル文字とギリシャ文字もサポートしている。ステンシルタイプの Cera Stencil とステムがラフに塗りつぶされた Cera Brush も別ファミリーにあり。6ウェイト。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Andis

Andis

かわいらしいヒューマニストサンセリフ。字形はヒューマニストがベースになっているが全体的に独特で、ステムがカーブしてる部分は円から切り出されており、ジオメトリック風味も多分に加味されている。x-ハイトが大きく、字間も広めで軽めに仕上がっている。今の雰囲気にマッチしているいい書体。6ウェイト。ただいま35%オフセール中。このデザイナーの書体は、まだ公開されているものは少ないがどれも筆者好みで、いい作家が出てきたなと思う。これから先が楽しみである。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Quinoa

Quinoa

コロコロしてかわいらしいジオメトリックサンセリフディスプレイ。字形に3タイプあって、ノーマルの他、大文字に小文字のグリフを持ったオルタネートを追加した Titling と、n の左肩のはみ出した線(spur)などをカットして全体的にさらに丸っこくした Round がある。実は注目すべきはそこではなく、そのカバーしている言語の数である。ラテン文字は当然だが、キリル文字とギリシャ文字、さらにヘブライ文字、アラビア文字、アルメニア文字までもカバーするという、その見た目のかわいらしさに似合わぬ幅の広さが特徴である。リガチャーも結構な数があって、全体のグリフ数はノーマルタイプの Regular で 2,385 を誇っている。スクリプトでもなかなか見ない数である。果たして使いこなせるかどうか疑問だが(笑)、まぁかわいらしいので購入してみてはいかが。ちなみに名前のキヌアとは、南米で穫れる雑穀の事らしい。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

URW DIN

URW DIN

URW++ から DIN が出たのでご紹介。Linotype や FontShop からも出てるので今更感はあるけども、まぁ選択肢が増えるのはいい事なんじゃないでしょうか。有名な書体なので説明の必要もないかもだが一応しておくと、DIN とは「ドイツ工業規格」の事で、元々は役所が作る道路標識やマンホールなどに入っていた色気のない無骨な書体なのだが、それがウケて今は広く使用されている。私もよく使用しており、ロゴのプレゼンシートなどにちょろっと使ったりすると、「こっちの書体の方をロゴにしたい」とか言われることがある(涙)。なので最近は使うのを辞めた(笑)。くっそう。
そんな事はさておき、Linotype の DIN Next とちょっとだけ比較してみると、Regular ではこちらの方が若干ウェイトが軽い。あまり使われないアクセント記号が入ったグリフがあったり、矢印や三角などのちょっとした図形があって、字種はこちらの方が多い。ま、Next の方は Paneuropean 版が別にあって、そっちでアクセント記号はカバーされている。字幅は Next は2種、こちらは3種。Regular と Condensed の間に Semi Condensed がある。他にも違いがあるかもだが、詳しくはご自身で。ただいま50%オフセール中。$100 で全部揃うのは今だけ。オトクだと思う。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Quasimoda

Quasimoda

みんな大好きジオメトリックサンセリフ。「almost fashionable」と銘打っており、単なるジオメトリックではなく、ルネッサンス期のローマン、例えば Garamond などのプロポーションを取り入れているとあり、a や g が2階建てだったり、x-ハイトが小さくしてアセンダーを大きく取るなど、本文用を意識した作りとなっていて、使いやすくなっている。数字もオールドスタイルがあり。11ウェイトとビッグファミリー。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Merlo Neue

Merlo Neue

以前に紹介した Merlo Grotesque が1年足らずでリニューアルしたので改めて紹介。これに伴い、Merlo Grotesque の方はもう販売してないようなのでご注意を。旧版が見当たらないので比較ができず、どこがどうリニューアルしたのか不明だが、サンプルを見る限りは M の形が随分変わってるのが判る。正直変更前の方が筆者の好みではあるが、全体的な雰囲気は変わってないのでまぁいいかなと思う。9ウェイト。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

ITC Serif Gothic

ITC Serif Gothic

セリフの付いたゴシック(?)。なんのこっちゃだが、要はサンセリフにちょろっとセリフを付けたものである。ならセリフ書体じゃんというツッコミはこの際無視する。ジオメトリックベースではあるが、全体的に骨格が普通ではなくかなり個性的。作者の Herb Lubalin はタイプデザイナーではなく、レタリングが得意なグラフィックデザイナーなので、こういった常識外れなデザインができるのだろう。Avant Garde Gothic をデザインした人だと言えば納得行くだろうか。当時の感覚で字間がちょっと詰まり気味なので、若干空けて組む方が今っぽくなるだろう。6ウェイト。

Category(s)
Design Date
Publisher
ITC
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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