本日は『サラダ記念日』らしいので(古っ)こちら。ブラッシュストロークのハンドライテン。図太い丸筆でラフに書かれた文字を書体化したもので、スクリプトというほど整っていないラフなものである。全体的にややコンデンス気味だろうか。ベースラインはそんなに暴れてはいない。小文字にはリガチャーがちょっとだけある。SVGフォントになっており、半透明のかすれが表現されている。通常の OTF もあるので Word でも大丈夫。1ウェイト。
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ラフな割には読みやすいハンドライテンスクリプト。一見結構ダイナミックだが、シグネチャーというほど崩れてはおらず、ちゃんとその字がその字に見えるよう気をつけて書かれているように感じる書体である。大文字にはオルタネートはないが、小文字には少数だがオルタネートとリガチャーがあるので、多少のバリエーションは出せるだろう。アップライトとやや傾いた Italic の2種。大変お求めやすい価格である。
本日は『星の王子さま』の作者、サン=テグジュペリ Antoine Marie Jean-Baptiste Roger, comte de Saint-Exupéry の誕生日(1900)にちなみ、キツネの名を持つ書体を紹介(なんでかは本を読んでくれ)。「のろまなキツネ」の名を持つゆるゆる手書き書体。英語の有名なパングラムでは「素早い茶色のキツネ」だが、恐らくそれにかけたネーミングだろう。とにかくヘッタクソなレタリングである(笑)。もちろんそれを狙ってデザインされており、かわいらしいではある。大文字は結構スタンダードにウェイトづけがされているが、小文字は太い細いがもう見事にバラッバラなので、小文字中心の方がおもしろいと思う。1ウェイト。
本日はかのサグラダ・ファミリアの設計者アントニオ・ガウディAntonio Gaudí y Cornet の誕生日(1852)。というわけでバルセロナの名を持つ書体を紹介。モダンスクリプトとモダンローマンのデュオ。スクリプトの方はサイズにバラつきがありベースラインもバウンシーで暴れているが、ループが丸く大きく、それほど乱暴な感じは見られない。傾きはアップライトと傾いた Italic の2種。ローマンの方は字幅が広くカウンターも大きめでちょっとコロッとしていてやや可愛らしい。どちらも1ウェイト。
本日も MyFonts サマーセールより。男性的でラフなシグネチャースクリプト。ボールペンで書いたような細いモノラインで、崩れがやや大きく若干読みづらいが、ギリギリ可読性は確保されている。ノーマルと Alt の2種があり、テイストは一緒だがグリフはまったく違うものになっている。リガチャーは78種あるが、これはノーマルと alt で共通のようだ。傾きが普通のものと、さらに傾きが強い Slanted の2種がある。ただいま50%オフで1000円以下。
本日『時の記念日』だそうで、おうちじかんも増えてるということでこちら。ブラッシュタイプのモダンスクリプト。ベースラインがほぼ揃っており、グリフもそう暴れておらず全体的におとなしめの緩やかな書体である。スワッシュオルタネートはほぼ前後に水平に伸びるものしかなく、大文字にいたってはまったくない。という点をとっても穏やかだなという印象である。一家団欒とはそういうものなのだろう。1ウェイト。
エレガントなフォントデュオ。Marigold 本体はライトウェイトでコントラストの付いた サンセリフ、だが、1ヶ所だけちょっとしたセリフが付いている。こちらは大文字のみ。Sans の方はコロッとしたジオメトリックで、g に2階建てを採用しているのと、6 のステムが垂直なのが特徴的。全体的にとても品が良いが高級すぎる感じはしないので、割と気軽に使えるだろう。双方とも1ウェイトずつ。
本日『ローマ字の日』だそうなので、5月だけどこちら。モダンスクリプトとディスプレイローマンのデュオ。ローマンの方はゆったりしたライトウェイトのモダンローマンで、ヘアラインのスワッシュが付いたオルタネートがある。スクリプトはそのスワッシュと同等ウェイトのモノラインで、こちらも大分ゆったりしたタイプ。雰囲気は総じてフェミニンなので、コスメやエステなどその辺にどうぞ。どちらも1ウェイトずつ。
筆っぽさの強いストロークのモダンスクリプト。アップライトでコンデンスなタイプなのでゆったりさがなく、そのためちょっとラフさが目立つタイプである。名前とは裏腹にちょっと男性っぽさも感じ、シグネチャーっぽもくある。リガチャーが119も用意されているようで、バリエーション豊かな文字組みが楽しめる。もちろんスワッシュオルタネートもあり。1ウェイト。ただいま50%オフセール中。
本日はフランスの作家ガストン・ルルー Gaston Leroux の誕生日(1868)。代表作『オペラ座の怪人 Le Fantôme de L’Opéra』にちなんでこちらの書体を。コンデンスなモダンローマンとモダンスクリプトのデュオ。ローマンの方は陸上トラック型の楕円がベースになっており、全体的に縦に細長く、一部の小文字にはスワッシュオルタネートが付いている。スクリプトの方はまあよくあるモダンスクリプトで、やや傾きがありバウンシーで緩やかなタイプ。全体的に品があって女性的なので、コスメなどの用途にどうぞ。