カジュアルなシグネチャースクリプト。硬めの筆ペンで書いたような筆致のスクリプトで、細めながらきちんとコントラストがある。わりとバウンシーでダイナミックなタイプで、名前とはなんかちょっと違う気がするが、全体の雰囲気はエレガント。大文字にオルタネートはないが、小文字にリガチャーが結構ある。本日は桃の節句ということで PeachCreme の「フェミニスト」を紹介してみた。
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本日はショパン Frédéric François Chopin の誕生日(1810)だそうなのでこんなのを。スクリプトとハンドライテンの中間のようなシックな書体。ポインテッドペンで書かれているが、カッパープレートというにはヘタで、モダンというほどのゆるさもなく、なんかちょっと中途半端である。その分あまり気負わずに使えるだろう。本体の他に Extras というファミリーがあり、それには音符や楽器、植物のイラストが入っている。
カジュアルなシグネチャータイプのスクリプト。実におおらかでお気楽なスクリプトで、字形は伸びやかで崩れているものの基本から大きく外れてはいないので読みやすい。アップライトで、リレーションは取れたり取れてなかったり。まあその辺はあまり気にしないほうがいいだろう。おしゃれカフェや雑貨店などに。1ウェイトのみ。
本日『猫の日』ということでこちら。やたら縦に長いモダンスクリプト。大文字や l, t など一部の文字がかなり縦に長く、そのため全体にコンデンスに見えるが、その他の小文字はアセンダーがやや長めなぐらいでさほど奇抜でもないので、まあ読みやすい。ストロークのコントラストはやや強めで、並びはバウンシーなものになっている。kitten とは「子猫」という意味で、品評会などでは9ヶ月未満と定義されてるそうな。なので little kittens だと意味が二重になる気がするが気にしないように(笑)。1ウェイト。
本日『チョコミントの日』らしいがそのものズバリはなかったのでこちら。ゆるゆるでかわいらしいハンドライテン。女子がやや丁寧に書いたようなグリフで、ストロークはボールペンのようでコントラストはほとんどない。スクリプトタイプの Regular と、コンデンスな大文字のみの Skinny、極端に小さいグリフの Small の3種がある。それぞれ1ウェイトのみ。
本日はガリレオ・ガリレイ Galileo Galilei の誕生日(ユリウス暦1564)なので、そのままの名前の書体を紹介。ローマンとスクリプトのデュオ。ローマンの方はコントラストが強く品のあるタイプで、ブラケットが大きくてそのためなんとなくぬちょっとした感じがある。スクリプトの方は中太のマーカーでラフに書いたようなタイプで、ストロークにはほんのりとコントラストがある。グリフはゆったりとしていた潰れたところがなく読みやすいだろう。両者は対象的だが、気取りすぎず安っぽすぎずいいバランスだと思う。
ラフなハンドライテン。アップライトで縦のストロークがよく伸びててバウンシー。グリフもあまり洗練されてない感じでだいぶラフである。全体のニュアンスとしてはシグネチャーに近いだろうか。にしてはちょっと子供っぽさもある。全体的に大変カジュアルなので、ま、気軽に使ってくださいな。1ウェイト。
本日は『タッチ』の作者、あだち充の誕生日(1951)。まさかの70才にびっくりだけど(笑)、とりあえず書体を紹介。ぼったりしたモダンスクリプトと手書きサンセリフのミクスド。スクリプトはアップライトでコントラストが強く、またバウンシー加減もなかなか強い。普通のものと、スワッシュの先にドロップの付いた Drop の2種がある。サンセリフは丸みの強いタイプと、ベーシックなグリフの Petite の2種がある。サンセリフの方は6ウェイトずつあり。ちょっとクセが強くて使いづらい書体かもしれない。
変わったグリフとリガチャーが特徴的なディスプレイローマン。大変繊細なライトウェイトの書体で、見ての通り個性的なグリフがおもしろい。ちょっとレトロで、女性的でエレガントな雰囲気があり、コスメやトイレタリー、オーガニック食品などによく似合うかなと思う。1ウェイト。
柔らかい印象のモダンスクリプト。アップライトのブラッシュスクリプトで、ややバウンシーながらそんなに暴れてる印象はなく、フェミニンなタイプである。スワッシュは小文字の母音にのみターミナルタイプがあるぐらいで、ほぼ皆無。リガチャーも同じ文字の並びにあるぐらいでそんなにない。そういう意味でちょっとバリエーションを出しにくいが、その分安くて使いやすいだろう。ただいま50%オフセール中。