名前の通り、タテヨコに延び縮みさせることのできる太めのディスプレイサンセリフ。19世紀後半のゴシックスタイルで、バリアブルタイプで自由に延び縮みさせる事ができるほか、いくつか字幅を固定させたものをファミリーとしている。ま、そんだけである。小文字はない。1ウェイトだが、文字以外の数字や約物は細めである。ただいま50%オフセール中。
名前の通り、タテヨコに延び縮みさせることのできる太めのディスプレイサンセリフ。19世紀後半のゴシックスタイルで、バリアブルタイプで自由に延び縮みさせる事ができるほか、いくつか字幅を固定させたものをファミリーとしている。ま、そんだけである。小文字はない。1ウェイトだが、文字以外の数字や約物は細めである。ただいま50%オフセール中。
本日はアメリカの作家で『ティファニーで朝食を Breakfast at Tiffany’s』の著者、トルーマン・カポーティ Truman Garcia Capote の誕生日(1924)。というわけでこちら。名前だけ同じなトゲトゲしいディスプレイローマン。何年にデザインされたのかはっきりしないが、版元の ITC の設立が1970年なので、書体としてはそこまで古いワケでもないだろう。Ronaldson と Caxton という書体をコンバインさせたと説明にはある。コントラストの強いトランジショナルスタイルで、セリフは結構鋭くトゲトゲしい。e のバーが斜めなのと、イタリックの f のテールが流れているのがクラシカル。4ウェイト。
本日はキリスト教でのミカエル祭(Michaelmas)だそうなので、名前だけ一緒のこちら。モノラインのカジュアルなシグネチャースクリプト。最近よくあるモダンタイプで、字形はラフでベースラインもバウンシー。前後に軽く伸びるスワッシュオルタネートとリガチャーが豊富にある。アップライトの他、やや傾いた Italic もあり。ちなみにこの大天使ミカエルは欧米では大人気のようで、各国で名付けに使われており、「マイケル」「ミハエル」「ミシェル」「ミケーレ」などは全部このミカエルから来ている。
クラシカルなシグネチャースクリプト。最近よく見るモダンスクリプトの変型タイプではなく、ガチのシグネチャー(署名・サイン)に近いスタイルのスクリプトである。とはいえ読めなくなるほど崩されてはおらず、可読性はしっかり確保されている。大文字にはダイナミックなオルタネートがあり。全体的にヴィンテージ感のある書体。1ウェイト。
以前紹介した TT Ricordi に新しいファミリーが追加された。元々が変わったグリフのクラシカルなディスプレイだったが、これも同じ骨格にセリフのバリエーションを追加した、というような感じ。画像の通り、セリフが片方なくなっており、また線がクロスする部分にインクトラップが追加されている。小文字はなくリガチャーが結構あり。あとヴィクトリア風のオーナメントもいくつかある。今回はウェイトバリエーションがあり、バリアブルタイプもある。marmo とはイタリア語で大理石の意。ただいま60%オフセール中。
最近流行りの、おもしろリガチャーが豊富な品の良いディスプレイローマン。ゆったりしたモダンローマンをベースに、見ての通りリガチャーがスワッシュオルタネートがふんだんに盛り込まれていて、おもしろい文字組が楽しめる。高級で女性的な感じがするので、そちら方面にどうぞ。3ウェイト。
ボテッとしたソフトセリフディスプレイ。ウェイトが3種類あって、太い方は見ての通りかなりボタっとしているが、レギュラーウェイトはグリフも綺麗で本文用として大丈夫なくらい読みやすい。イタリックに2種類あって、通常のものと、スワッシュがついてよりカリグラフィックになった Swashes がある。やや古い書体で Pro と言いつつスモールキャップスやスワッシュが別ファイルになっているが、まあいいんじゃないでしょうか。サウナグッズのイラストアイコン(Dingbats)もファミリーにあり。しかしサウナ流行ってるなぁ。ガッキーも述べてるが、沖縄人はバスタブに浸かる習慣も少ないぐらい暑がりなので、サウナなんてよー行かんわ…。
本日は英国のSF作家 H・G・ウェルズ Herbert George Wells の誕生日(1866)。代表作に『タイム・マシン』や『透明人間』があるが、透明人間の方にちなんでこちら。一部が透明な(欠けた)サンセリフとスクリプトのデュオ。サンセリフは大文字のみだが一応ちゃんとしたのがあり、欠け方が違うオルタネートが3種類入っている。スクリプトの方はモダンタイプで、リガチャーが多数ある。手書き風のロゴテンプレート画像も付属。
かわいらしいジオメトリックサンセリフディスプレイ。大文字は全体的に腰が低く、A や E、F などのバーが低く、R や P は頭でっかちになっていてかわいらしい。大文字と小文字のサイズ差が大きく、ちょっとクラシックな雰囲気が出ている。4ウェイトあるほか、幅広でアウトラインが揺らいでいる Drafting、太い大文字のみの Titling、アール・デコ風の数字のみの Numerals がファミリーにある。小文字のサイズを大きくし、イタリックも用意された本文用の Neutrafece Text も別にあり。ちなみに読み方は「ノイトラフェイス」。
ラフでつたない感じのサンセリフディスプレイ。ルドルフ・コッホの木版文字にインスパイアされたとあって、なるほど Neuland によく似ている。アウトラインがあまり厳しく調整された感じのしないラフなスタイルで、Neuland と違い10ウェイトもある。ほか、文字内に線が入った Inline とちょっと細いラインの Inline F、一文字ずつ四角で囲まれた Initials、これに似合うオーナメント(Ornaments)やイラストフォント(Dingbats)もファミリーにある。リガチャーも多数あり。全体的に中南米風味のある書体だなーと思ったら、作者はチリ人らしい。ただいま60%オフセール中。