ブラックレターベースのホリデーディスプレイ。ベースになっているブラックレターの種類ははロタンダだろうか、華やかでデコラティブな大文字が特徴で、この時期にぴったりな書体である。小文字が結構簡素なので(笑)、大文字の使用は必須だろう。インラインが入っていてきらびやか。1ウェイトのみ。
Category: Display
シックでかわいらしいデコラティブなスラブセリフディスプレイ。ライトウェイトのややジオメトリック寄りのスラブセリフに、ちょっとした北欧風の植物的なオーナメントが付いているディスプレイで、とてもシックでかわいらしい。クリスマス向けのフォントはかなりの数があるがほとんどが子供向けで、こういう雰囲気のものはなかなかないのでとてもありがたい。オーナメントが付いてるのは大文字のみで、付いてないバージョンもオルタネートにある。名前の Hygge ヒュッゲとはデンマーク語で「居心地のいい空間」「楽しい時間」などを表す言葉だそうである。1ウェイトのみ。
今日から12月とかヘタなホラーより恐ろしいが取り敢えずこちら。デコラティブなオープンフェイスのディスプレイローマン。大文字のみで、大文字のグリフにはスタンダードなもの、小文字の方にはデコラティブに変形したグリフが入っており、リガチャーも多数あるようで、これらを組み合わせておもしろい文字組みが楽しめるようになっている。大変華やかでこの時期にぴったりだろう。1ウェイトのみ。
本日『いい肉の日』なので BBQ に似合いそうなこちら。カジュアルなレイヤードスタイルのサンセリフディスプレイ。基本は大文字のみのコンデンスなイタリックで、これしかスタイルがないのだが、フィルとシャドウがなんと200種類以上あって、これを重ね合わせることで無限(実際は有限・笑)の組み合わせを生むことができるようになっている。テイストはアメリカンヴィンテージなので、ステーキハウスとかその辺に似合うだろう。実際、それらのアイコンイラストが多く付属している。ここまで種類は多くはないが、同様のファミリーに小文字もある普通のサンセリフの Zing Sans Rust、スクリプトタイプの Zing Script Rust もある。ただいま50%オフセール中。
本日もセール中のヤツをひとつ。レトロテイストのモノラインウェッジセリフ。コントラストの弱い、ほぼモノラインのストロークに、ほんのちょっとしたセリフが付いている。ブラケットが大きく、見方によってはフレアセリフとも言えるかも。xハイトが大きくカウンターも広めで可読性が意外と良く、長文にもそこそこ耐えうる。名前はスペイン語で「先駆者」の意。ヴィレッジヴァンガードの vanguard と同じである。イタリックもあって8ウェイト。ただいま60%オフセール中。
本日もブラックフライデー(というか今日がそう)セールより。鋭く大きなセリフを持ったコンデンスなディスプレイローマン。コントラストがかなり強いモダンローマンベースで、とにもかくにも幅が細い。どうにもこうにも目がチカチカしてしょうがないので(笑)、小さく使うのはご法度だろう。g のループが閉じていないのが特徴的。コンセプトのよく分からない謎のイラストアイコンが20種ほど付属している。6ウェイトある他、バリアブルタイプもあり。名前はスペイン語で「トゲ」「魚の骨」などの意。ただいま35%オフセール中。
本日もブラックフライデーセールより。ラテンアメリカの香りがするレトロなミクスドディスプレイ。太めでややコンデンス気味のサンセリフと、それに小さなセリフの付いたセリフドゴシック、モノラインのカジュアルなスクリプトが含まれている。サンセリフとセリフドゴシックは大文字のみのスモールキャップスで、フィルにはバリエーションがあり、重ね打ちすることで様々な表情を生み出せるレイヤードスタイルになっている。この書体に似合う簡単なオーナメント類も付属。名前のタベルナはスペイン語で「居酒屋・バー」の意。決して「食べるな」と言ってるわけではない(笑)。ただいま50%オフセール中。
筆者が見た中で最細(そんな言葉ある?)のディスプレイローマン。見ての通りストロークの一部、あるいは全部がヘアラインになったモダンローマンで、太いステムもあるもののこちらも相当細く、画像の大きさでこの細さなので小さく使うのはほぼムリだろう。グリフはかなりジオメトリック寄りで、O などはほぼ正円である。リガチャーが多数あって、おもしろい文字組が楽しめるだろう。1ウェイトのみ。
繊細で非常に美しいディスプレイローマン。基本はコントラスト強めなオールドスタイルで、見ての通りカリグラフィックな美しいオルタネートやリガチャーが多数ある。最近流行りの変形ディスプレイの雰囲気があるが、そこまで変わったグリフはなく、提案しても受け入れられやすいかと思う(笑)。作者は自身のサイトの他に販路を持ってないようで、正直知らなかった。最近ちょっと話題になったサイトで使用されていたので偶然知ることができた。注目してきたいと思う。イタリックもあって6ウェイト。学割があるっぽいので、学生は利用しない手はないぞ。
本日はアメリカの天文学者でSF作家でもあったカール・セーガン Carl Edward Sagan の誕生日(1934)。同氏はパイオニアやボイジャーに地球外知的生命体へのメッセージを載せるよう提唱したりするなど、NASA の惑星探査にも多く関わったという事で、1975~92年の間使われていた NASA のロゴっぽい書体を紹介。やや横長の角丸長方形をベースにした、よくあるレトロSFっぽい書体だが、めずらしく小文字もあるどころかギリシャ文字やキリル文字もサポートされている。P や R のボウル側のステムが無いのが特徴だろうか。M と W には右および左に傾いたオルタネートがある。1ウェイトのみ。あー『コンタクト』また観たくなってきた…。