モダンな3タイプの書体のミクスド。コントラストの強いラグジュアリー感のあるトランジショナルローマンがメインで、オプティカルになっており、レギュラータイプの他は本文用の Text と、非常にコントラストが強い見出し用の Display があり、こちらはほぼモダンローマン。そのローマンからコントラストはそのままにセリフを取り除いた Sans Serif と、骨格をそのままにコントラストを失くした Grotesk も別にあり、こういうファミリー展開は珍しい。全部で61種とビッグファミリー。ただいま50%オフセール中。
Category: Sans Serif
かわいらしい近代的なジオメトリックサンセリフディスプレイ。できるだけ単純化したグリフがユニークでおもしろく、特に D を左右反転したような a が特徴的。イタリアンアールデコ風味があるなと思ったら、イタリアの駅のサインを参考にしたとあり、名前もイタリア語で「線路」とかその辺の意味らしい。LL だけリガチャーがあるのがちょっとおもしろい。スタートアップのサービスやプロダクトなどによく似合うと思う。オブリークタイプのイタリックもあって3ウェイト。角が丸くなった Binario Soft も別にある。ただいま50%オフセール中。
DIN に似たコンデンスなジオメトリックサンセリフ。…というぐらいしか説明を思いつかない(笑)。a に2階建てを採用しオールドスタイル数字もある、というのも特に目新しくはない。アウトラインの角が落とされて丸くなっていて、それがちょっと目に優しいぐらいだろうか。ただ、’60年代にポーランドで発行されていた You and Me Monthly という雑誌の書体にインスパイアされたもの、というのがちょっと珍しい。ちょっとだけ画像が見つかったが、確かにこういった書体を使用していた。イタリックもあって9ウェイト。
みんな大好きジオメトリックサンセリフ。xハイトを大きく視認性を確保している現代的な書体で、e のアゴが短いのと、K や R のレッグがステムから離れてるのが特徴だろうか。上付き・下付き数字に2種類あり、通常のものと、上付きはキャップハイト、下付きはベースラインに揃ったバージョンがある。何に使い分けるのかどうかは不明だが…。長文よりは短文・ロゴ向きだろうか。オブリークタイプのイタリックもあって7ウェイト。ただいま50%オフセール中。
クリーンですっきりしながらも温かみのある(と紹介されてる)サンセリフ。ジオメトリックとヒューマニストの中間といったグリフで、確かに冷たくなりがちなジオメトリックをヒューマニストのテイストで緩和している感じはある。カウンターやxハイトが大きくアセンダーやディセンダーはかなり短いが、視認性は大変良好。いろんな用途に重宝するだろう。7ウェイト。ただいま60%オフセール中。
コンデンスなディスプレイサンセリフ。タイトなプロポーションの書体だが、割りと可読性は確保されていてそこまで読みづらくはない。グリフはレギュラーと Alt があり、Alt の方はレギュラーよりもちょっと曲線が多めになっている。a と g はレギュラーが2階建て、Alt は1階建て。各タイプにイタリックもあって7ウェイトずつで、計28種とやや多めのファミリーになっている。ただいま50%オフセール中。
レトロポップなジオメトリックサンセリフディスプレイ。大文字のみで、小文字のグリフには一部グリフ違いの字体が入っている。見ての通りちょろっとしたスワッシュオルタネートとリガチャーがある。全体的なテイストは新しいように見えてちょっとレトロ。ロゴテンプレートが6種と、サイケなパターンが3種付属している。1ウェイトのみ。
エレガントなコントラス付きサンセリフディスプレイ。大変上品なライトウェイトの書体で、ほんのりコントラストが付いており、ほんのりフレアセリフ気味である。リガチャーが20弱用意されており、ちょっとしたアレンジが可能。ロゴのテンプレートも6種付属している。女性向けのあれやこれやに。イタリックと2スタイル。ちなみに英語では Argentine(アルゼンチン)が「アルゼンチンの/アルゼンチン人」という意味で、Argentina(アルゼンチーナ)が「アルゼンチン(国)」である(ややこしい)。
丸丸しい(?)ミニマルでシンプルなジオメトリックサンセリフディスプレイ。見ての通り文字として破綻しないギリギリまで幾何学的に攻めた書体で、なんとかユニークさと可読性を保っている。めずらしくスモールキャップスがある他、ギリシャ文字とキリル文字もサポート。1ウェイトしかなく、ウェイト展開しやすそうなのにしてないのが惜しい。ただいま50%オフセール中。
ちょっとレトロなジオメトリックサンセリフディスプレイ。基本はジオメトリックではあるが所々に手が加えられ、完全な定規やコンパスのラインではなくなっており、ちょっと手のぬくもりが感じられるかわいらしい書体となっている。a がちょっと丸すぎるが、それ以外は可読性は結構良好。イタリックはストロークの最初や最後にちょっとした打ち込みが見られる。6ウェイト。