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Category: Sans Serif

Dilemma

Dilemma

100年は経ってないけど50年ぐらい前かな? というような雰囲気のレトロな書体。20世紀初頭のフランスの書体を参考にしたとある。全体的な骨格は角を大きく丸くした長方形をベースにしてるかな、という感じで、その辺がレトロ風味を醸し出してるのだろう。Serif と Sans Serif の2種があり、Serif の方はコントラストが強くセリフは小さくフレア気味。サンセリフは逆にコントラストがほとんどなくモノラインである。双方とも3種の幅があり、レギュラーの他は極端にコンデンスな CD とやや幅広の XP がある。3種とも7ウェイトずつある他、バリアブルタイプもある。

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Design Date
2020
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Monocole

Monocole

エレガントで遊び心のあるディスプレイサンセリフ。基本はごく普通のモノラインサンセリフだが、オルタネートにグリフにアクセントの付いた幅広のものやスワッシュ、リガチャーなどがあり、それらを自由に組み合わせて変わった文字組みが楽しめるようになっている。ただそれらも派手ではなく控えめで、全体的な雰囲気は抑制が効いてて品が良い。小文字はなくスモールキャップスだが、この手としてはめずらしくファミリー展開しており、イタリックがあって4ウェイトある。

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Design Date
2020
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Bakewell

Bakewell

柔らかい雰囲気の読みやすいサンセリフ。ヒューマニストとネオグロテスクの中間といった感じのスタイルで、全体的に温かみを感じる優しい書体である。特にイタリックは傾きが弱く曲線が多用されていて大変ソフト。E/K/L/R にはレッグが伸びたリガチャーのオルタネートが多数ある。字幅に4種類あり、レギュラーの他、細めの Narrow、やや広めの SemiWide、広めの Wide があり、それぞれにイタリックがあって8ウェイトで合計64種と最近では珍しいビッグファミリーである。名前は英国の小さな町のことらしい。ベイクウェルプディングやベイクウェルタルトなどのデザートが有名である。「よく焼く bake well」という名前にふさわしい(笑)。

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Design Date
2022
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Gmbh Sans

Gmbh Sans

可読性のよいジオメトリックサンセリフ。カウンターが広くxハイトも大きめで、グリフのジオメトリック具合も文字としてムリのない範囲で収まっており、結構温かみのあるものに仕上がっている。g のディセンダーが c を裏返したような、Kabel のものと同タイプになっているのが特徴的。めずらしいのが、キリル文字どころかヘブライ文字をサポートしてるところ。イタリックはないが6ウェイトあり、バリアブルタイプも別にある。名前は多分ドイツ語で有限会社(GmbH: Gesellschaft mit beschränkter Haftung)の事だろう。
本品はつい先日出品されたもので、作者はロシア人。説明文に「キリル文字(ウクライナ語、ロシア語)を含む」とあり、プレゼンテーション画像に青と黄色を使っているのがせめてもの意思表示なのかな、と思う。想いの伝わる作品である。ちょっと泣きそうになった。ピース。

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Design Date
2020
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Ways

Ways

コリっとした読みやすいヒューマニストサンセリフ。名前からしてサイン用途を想定してるようで、I にセリフが付いたり、W や M が潰れないようにカウンターが広めに取られたりと、誤読を防ぐ工夫があちこちに施されている。ただ字幅が普通なので、もちょっと狭めの方がよかったかなという気はする。イタリックは少しだけ手書きのニュアンスがある。9ウェイトある他、バリアブルもあり。サイン用のアイコンフォントも付属。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2022
Publisher

Olyford

Olyford

コリっとスッキリした可読性の良いジオメトリックサンセリフ。xハイトが大きめで、グリフに無理のない現代的なジオメトリック。さほどクセがなく読みやすいが、一部の文字に打ち込みやハライのようなものが付いたオルタネートがあって、ちょっとだけ遊べるようになっている。ディスプレイ用途にはそちらを使うと面白いだろう。スタートアップのロゴに最適(笑)。10ウェイト。

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Design Date
2022
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Fontanella

Fontanella

ヒューマニストとジオメトリックのハイブリッドサンセリフ。ジオメトリックをベースに、大文字はローマンキャピタルの骨格を踏襲しているとあり、なるほど字によって字幅が大きく違うデザインとなっている。小文字もなかなかにカリグラフィックなのだが、なぜか全体的な印象はジオメトリックという不思議な書体となっている。可読性も大変良い。9ウェイト。ただいま60%オフセール中。

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Design Date
2022
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Sancoale Gothic

Sancoale Gothic

ソフトなシルエットの可読性の良いサンセリフ。「Sancoale の真面目バージョン」と説明がある。全体的にややコンデンスでコントラストは弱め、xハイト大きめで、デモンストレーションのように小さなデバイスのインターフェイスに使用することを想定して設計されてるように思われる。斜めのラインがほとんどカーブしており、極力直線を使わないようになっている。字幅に3種類あって、レギュラー幅の Norm、細めの Condensed、広めの Extended があるが、あん~まり差はない(笑)。それぞれイタリックもあって8ウェイトずつで合計48種と大家族。1書体3,800円ほどするが、48種パックだと16,000円ぐらいと 1/10 以下の価格になるので断然パックでの購入をオススメする。

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Design Date
2022
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Olive Oil

Olive Oil

本日『オリーブの日』なのでこちら。ふんわりカジュアルなサンセリフ。よーく見るとアウトラインがちょっとへにょへにょしており、慎重に手書きでレタリングしたようなニュアンスがある。グリフはゆったりめでxハイトも小さく、ちょっとオシャレ感がある。小文字のディセンダーがやや伸び気味なのと、S の下半身がぐっと張り出しているのが特徴的。イタリックはオブリークタイプで3ウェイトあるが、一番重い Bold でも通常のレギュラーより細い。

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Design Date
2020
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Bell Centennial

Bell Centennial

本日は電話の発明者、グラハム・ベル Alexander Graham Bell の誕生日(1847)というワケでこちら。可読性の良いサンセリフ。電話帳のために特化してデザインされたサンセリフで、多くの字を印字するために字幅は狭め。また質があまり良くない紙に小さく印字されるため、インクの滲みを計算してあらかじめ線がクロスするところに「逃げ」が打たれている(インクトラップという)。現在はもはや電話帳は役目を終えているため本来の用途で使用されることは少ないが、このインクトラップがおもしろくてディスプレイとして使うデザイナーもいる。元は1922年に制作された Bell Gothic というものを使用していたが、ベルの会社の創立100周年である1976年に centennial(100周年)の名を付けてリニューアルされた。

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Design Date
1976
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海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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