本日はランボルギーニ創業者、フェルッチオ・ランボルギーニ Ferruccio Lamborghini の誕生日(1916)だそうなので、なんかレースにちなんだ名前のこちら。手書きっぽさの残るレトロなディスプレイローマン。大文字のみのスモールキャップスタイプだが、大文字がただのローマンではなくイタリック風味のがあり、かつフリーハンドで書いたようなバランスでおもしろいグリフになっている。小文字にも傾いたタイプがあるので全体に傾けることは可能だが、デモのように混ぜて使う方がおもしろいだろう。ノーマルタイプとアウトラインの角が丸くなった Round があり、それぞれ3ウェイトずつある。
Category: Display
ゴージャス感のあるモダンローマンディスプレイ。コントラストの強いモダンローマンで、xハイトが極端に大きく、アセンダーやディセンダーはびっくりするぐらい小さい。セリフはよく見るとほんの少しだけ中央がくぼんでタスカン(魚尾形)になっているのが特徴的。見ての通りヘアラインにティアドロップの付いたスワッシュオルタネートが豊富にある。ファミリーはオプティカルになっており、ノーマルタイプとさらにコントラストを強めた Display があるが、ノーマルもヘアラインが細いので、やはりディスプレイ向きだろう。ウェイトはそれぞれ9つずつ。単体と全ファミリーパックがほぼ同じ金額なので、全部買った方が断然お得。その上ただいま50%オフセール中。
コンデンスでシンプルなディスプレイサンセリフ。見ての通り Q がちょっと変わってる以外は特に奇をてらったところのないシンプルな書体だが、フィルが5種類あり、ソリッドなレギュラーとドットが入った Dots、線の入った Lines、アウトラインのみの Outline、太めのアウトラインの Outline Two がある。大文字のみで小文字はなし。ちなみにアボカドはカフェブームで世界中で需要があるが、かなり土地を痩せさせるらしく、干ばつを引き起こしたり問題になってるそうな…。あとヒト以外には毒らしい(笑)。
ヴィンテージ感あふれるウェッジセリフディスプレイ。19世紀半ばの看板などからインスパイアされたものとのこと。モノラインのストロークに大きな鋭いセリフが付いている。字幅が3種あり、レギュラーのほかは細長い Compressed と幅広い Extended がある。ウェイトは Light から Bold まで5種あって、計15種となっている。小文字はなくスモールキャップス。筆者個人の感想だが、なんだか中南米の熱い太陽を感じさせる雰囲気があるなと思う。ただいま50%オフセール中。
本日はデロンギ・ジャパンが定めた『エスプレッソの日』らしいのでこちら。ゆるゆるサードウェーブでかわいらしいハンドライテン。ラフでコンデンスな大文字の Caps とモダンスクリプトタイプの Script のデュオ。またこれによく似合う簡単なイラストとフレームのフォント Symbols も付属しており、組み合わせるだけでちょっとしたカードなどがすぐ作れるようになっている。ゆるゆるなのでタイポグラフィとか考えずにどうぞ。
デコラティブでファッショナブルなディスプレイローマン。基本はコントラストの強いモダンローマンで、ご覧のようにスワッシュオルタネートやリガチャーが豊富。大変ゴージャスな雰囲気があるので、ハイファッションやシャンパンなどに似合いそうである。ヘアラインがかなり細いので大きく堂々と使うべし。大文字のみで1ウェイト。
クラシカルでアメリカン風味のあるローマンディスプレイ。大文字のみのタイプで、大文字グリフの部分にはスワッシュ付き、小文字グリフにはノーマルな文字が収まっていて、デモのように組み合わせて使えるようになっている。A のウェイトの付き方が通常とは逆になっているのが特徴。2ウェイトあってフィルが3タイプあり、ソリッドなものと荒れた Grange、線が入った Inline がある。いやー松山選手、グリーンジャケットが映えてましたね。日本人男子マスターズ初制覇おめでとう。
シンプルで品の良いディスプレイサンセリフ。ライトウェイトでモノラインのサンセリフで、やや幅広でカッパープレート風味があるのが特徴。デモにあるように 4 や g などちょっと変わったグリフがあるが、全体的には素直である。4ウェイトあるが、一番重い Bold でも通常のレギュラー程度。名前の通り、大きく使ってロゴに利用するのにいいだろう。
本日はドイツのタイプデザイナー・タイポグラファーのヤン・チヒョルト Jan Tschichold の誕生日(1902)なのでこちら。アール・デコ風味のあるスクリプトっぽいディスプレイ。ライトウェイトでコントラストが強く、コンデンスでやや傾いていてスクリプト風味があるのが特徴的。カリグラファーでもあった作者の本領発揮という感じである。一部ストロークが欠けており、ステンシルっぽさもあり。レトロ風味満載の書体である。1ウェイト。
ヤバいレベルで変形してるがギリギリ原型を保っているディスプレイ。ベースはコントラストの強いモダンローマンだが、見ての通り自己主張がかなり激しく、なかなか見ない感じに変形している。ただそれでも全体的にはエレガントな雰囲気を保っているので、前衛的なファッションとかには似合いそうである。1ウェイト。