Set Sail Studios

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WilliamLucas

WilliamLucas

細身のカジュアルなカリグラフィックスクリプト。イタリックがベースになっていると思うが、傾きは弱く、そんなにスクリプトスクリプトしていないスクリプト(?)である。雰囲気的にはごくカジュアルで、堅苦しくなく気軽に使えるだろう。オルタネートも割と豊富だが、1ウェイトしかない。普通に購入可能だが、実は今、Monotype が The Foundation Collection というフォントパッケージセールを行っており、この中にこの書体も入っている。色々入って$99という福袋、あと1日か2日の期間限定なのでお急ぎを。

Category(s)
Design Date
2010
Designer(s)
Publisher
ITC

Tabac Sans

Tabac Sans

本日は世界禁煙デー。というワケでフランス語で(植物としての)タバコの名を持つ書体を紹介。タバコという言葉は実はスペイン語・ポルトガル語の tabaco がそのまま日本でも使われているのだが、日本で言う吸うタバコの状態になったものは各国では cigarette などと名前を変えている。
そんなウンチクはさておき。見ての通り c や a にグッとしたセリフが付いているのが特徴だが、これがないスッキリしたものもオルタネートに入っている。珍しいのは、数字はもちろん、大文字すべてにも丸や四角で囲ったものがある事。箇条書きやなんかにそのまま使える。この他にも星座記号など、ユニークなアイコン類が多数収録されている。a と g は1階建て・2階建て両方あり。バリエーションも豊富で、他にセリフスラブセリフモノスペース、モダンローマンからセリフと取り除いたようなコントラストの強いサンセリフ Glam がある。
最近まで母が入院しており、何度も病棟へ通ったが、病気するとホント大変。いま健康でタバコ吸っている人、自分はそうはならないとでも思ってます? 後悔は先にすることはできません。禁煙、した方が後で泣かなくて済みますよ。ぜひ止めることをオススメします。そんな事を言ってる筆者は生まれてこの方吸ったことはないんだが、もうちょっと歳食ったらパイプを始めようかと密かに企んでいる。ほら、肺にまで吸い込まないし…ダメ?

Category(s)
Design Date
2010
Designer(s)

Horatio

Horatio

本日は掃除機の日らしい。なんぢゃそりゃと思うが、まぁそんな日なので、あの吸引力の変わらないただひとつの掃除機のロゴに似てると小林さんが紹介した書体を紹介する。確かにちょっといじればあの吸引力の変わらない(以下略)が再現できそうである。基本的にはジオメトリックで、ステムとボウルがくっついてる箇所ではステムが突き抜けず、ボウルの位置で止まっている。コロコロと可愛らしい書体である。5月いっぱい、Monotype や Linotype の書体が20%オフなので、これもそのウチに入っている。買うなら今。ちなみになんか最近の書体でも似たヤツはあったかと思うが、探せなかった。申し訳ない。

Category(s)
Design Date
Designer(s)
Publisher

Morris

Morris

182年前の本日、1834年3月24日はウィリアム・モリスの誕生日。という事でモリスデザインの書体を紹介。俗に Troy Type とか Chaucer Type とか呼ばれる書体をデジタル化したものである(モリスについては以前に紹介した ITC Golden Type の記事を参照 )。ゴシックを元にもうちょいローマンに寄せたデザインで、荘厳さと読みやすさを追求したものと思われる。本文用の他、イニシャルが2種類とオーナメント類がファミリーにある。下の写真は筆者の手元にある、世界三大美書のひとつに数えられる、ケルムスコット・プレスの『チョーサー著作集』…が掲載された本の写真である(本物は非常に高価なので持ってるワケがない・笑)。この本には1ページだけだが凸版で印刷されたページがほぼ原寸(と思われるサイズ)で掲載されており、その凄さがビシビシ伝わってくる。やっぱスゴイなと思う。

Chaucer Type

Charles Holme, The Art of the Book (1914) より
Category(s)
Design Date
2007
Designer(s)
Publisher
HiH

Equinox

Equinox

本日は春分の日。…の振替休日。なのでそのものズバリの名を持った書体を紹介。ちょっとおもしろい形の可愛らしい雰囲気を持ったサンセリフディスプレイである。全体的にややコンデンスで、h, m, n の右側のステムがディセンダーに飛び出してグッとフックしているのが特徴的。ステムはほんのりフレア気味である。2、3ヶ所から発売されてるが、Linotype版が一番グリフが多く、多少オルタネートがあるので、購入の際はそちらをお薦めする。

Category(s)
Design Date
1988
Designer(s)
Publisher

Carter Sans

Carter Sans

Georgia や Verdana の作者でタイプデザインの大御所、Matthew Carter さんデザインのサンセリフ。見ての通り Optima 風にステムの端が広がっており、フレアセリフとも言える。全体的にかっちりしていて、威厳がある印象を受ける。優雅さよりも威風堂々という感じ。イタリックは字形が変わらないオブリークスタイル。どうして自分の名を冠したかは知る由もないが、多分それだけ自信作なのだと思う。…たぶん。Regular から Bold まで4ウェイト。

Category(s)
Design Date
2010
Publisher
ITC

Balmoral

Balmoral

割と有名な古き良きカッパープレートスクリプト。全体的にやや傾きが弱く、大文字には派手なスワッシュが付いている。最近の書体に多い大量のオルタネートもなく、今となってはちょっと古い印象があるのは否めないが、それだけにフォーマル用途には使えるいい書体だと思う。サンプルイメージがまた洒落てる。Fonts.com は古い書体にはおざなりなサンプルしかないが(笑)、これはいい。

Category(s)
Design Date
1978
Designer(s)
Publisher
ITC

Throhand

Throhand

コントラストの強いトランジショナルローマン。全体的にクラシックな雰囲気を持ち、大文字はかなり堂々としていて、これだけで組んでも見栄えがする。x-ハイトが小さく、ステムも一部ヘアラインに近い細さになっているのでディスプレイ向き。イタリックも手書きの雰囲気が出ていて美しいが、ディセンダーがややせせこましいのがちょっと残念。1ウェイトしかないが、コントラストをかなり強めにし、ヘアラインがほとんどかすれてしまっている Throhand Pen、反対にコントラストを弱めて小さなサイズでも使いやすくした Throhand Ink というバージョンがある。

Category(s)
Design Date
1995
Designer(s)
Publisher
ITC

Rowton Sans FY

Rowton Sans FY

碑文系のプロポーションを持つサンセリフ。このテでは大変有名なGill Sansの影響があるなぁと思ったら、解説文にちゃんと作者であるEric Gillの本にルーツがあるとある。Gill Sansよりはx-ハイトが若干小さいかな。イタリックはこちらの方がちょっとコリっとした印象があり、手書き感が弱い。現在6ウェイトだが、今後Extra BoldとBlackを加える予定だそうだ。ただいま50%オフセール中。ちなみにGill Sansは、みんなが街中でよく見てる書体である。実はファミマのロゴはGill Sansがベース。
※訂正:Corinthianがベースだそうです。知ったかぶりで恥かいた(笑)。

Category(s)
Design Date
2014
Publisher

Sevigne

Sevigne

130以上の豊富なリガチャーを持つジオメトリックサンセリフディスプレイ。このテのものはITC Avant Garde Gothicという偉大な先達があるが、意識されてるのは間違いないだろう。こちらはより女性的になっている。3ウェイトあるが、一番太いものでさえ普通の書体だと Thin 相当なので、小さく使うのは危険。オールキャップスで小文字はない。女性ファッション誌などにどうぞ。読み方は [sey-vee-nyey] らしい。カタカナにすると「セヴィーニェ」かな。

Category(s)
Design Date
2009
Designer(s)
Publisher
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