筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ7選

Gegor

Gegor

またまた奇っ怪な書体を紹介。見ての通りモダンローマンをベースに、ユニークなグリフを持った書体である。イタリックはないがリガチャーが多数あって、多彩な文字組みが楽しめるようになっている。ウェイトが13もある他、一番重い Black ベースにアウトラインを取った Outline がある。
どうもこの辺の書体を分類するうまい表現が見つからないが、この作者は Experimental(実験的)と表現している。ただ大体どれもモダンローマンがベースになっているんだが、それをどう表現したもんかなと思案する日々である。ちなみに欧文書体を誰がどう分類したか、デ・ヴィネやアップダイクなどの著名人や、ライノタイプなどのファウンダリー等の25例をまとめた 25 Systems for Classifying Typography (2013) という論文がある。興味があれば読んでみて欲しい。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Barcelona Historia

Barcelona Historia

本日はかのサグラダ・ファミリアの設計者アントニオ・ガウディAntonio Gaudí y Cornet の誕生日(1852)。というわけでバルセロナの名を持つ書体を紹介。モダンスクリプトとモダンローマンのデュオ。スクリプトの方はサイズにバラつきがありベースラインもバウンシーで暴れているが、ループが丸く大きく、それほど乱暴な感じは見られない。傾きはアップライトと傾いた Italic の2種。ローマンの方は字幅が広くカウンターも大きめでちょっとコロッとしていてやや可愛らしい。どちらも1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)

Wilde Rosa

Wilde Rosa

昨日に引き続き、変わったディスプレイを紹介する。ステキなスクリプトを多数発売しているファウンダリーがこちらにも手を出してきた。基本は軽めでカウンターの広いモダンローマンで、見ての通り一部のグリフが非常に変わっている。よくよく見るとブラケットも片方かしかないのもおもしろい。もしこの方面でフォントあるいはレタリングしようと思う人は、この手のフォントを多数見て参考にしてほしい。日本人はラテン文字を常用してる訳ではないので、どうも「その字に見えない」ような変形をしてしまう事がちょいちょいある。「ネイティブはこの崩し方はしないな」というロゴを見かけることが結構あるので注意してほしい。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

granola

granola

変わったグリフのディスプレイ。全体のコントラストが強めで、セリフはないがややフレア気味。とにかくグリフが変わっており、特に大文字は個性的な形をしている。最近こういったモダンで変わったグリフのラグジュアリー感のある書体の新作が続々と登場している。一種の流行りかもしれない。こういうのもまとめて note で発表してみようか。分類名をどうしようかちょっと悩むけど(笑)。ちょっとクセが強いので定着するかどうかは微妙だが、筆者は結構好みである。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Aeonian

Aeonian

明日13:00で終わりの MyFonts サマーセールよりラスト。おもしろいオルタネートが揃ったジオメトリックサンセリフ。ベースは読みやすいモダンなジオメトリックだが、見ての通りスワッシュオルタネートを多数持っている変わった書体である。大文字にはリガチャーというかキャッチワードが30種ほどあるのもおもしろい。また、ギリシャ文字やキリル文字もサポートされている。6ウェイト。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Artigo

Artigo

本日も終了間近の MyFonts サマーセールより。古くて新しい?オールドスタイルローマン。骨格は割とスタンダードだが、コントラストが弱めで、かつアウトラインがあまり整っておらず結構ゴタゴタしており、活版印刷黎明期にあったゴシック風味を持ったローマン(ゴシサイズドローマン)の感じが若干あるかなというおもしろい書体である。可読性は意外と良好で、本文サイズならゴタつきもほとんど気にならない。6ウェイト。これに手書き風味を強めた Artigo Display という書体もある。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Aqum Two

Aqum Two

かわいらしいジオメトリックなラウンドサンズ(丸ゴシック)。基本は太めのコロッとした丸ゴシックで、スタンダードな Bold(これしかウェイトがない)、スモールキャップスの Small Caps と、小文字はないがスワッシュオルタネートがある Curl があり、小文字が入っていない Classic はフリーでダウンロード可能になっている。作者はロシア人らしく、そのためかキリル文字もサポートされている。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Sebastian Bobby

Sebastian Bobby

本日も MyFonts サマーセールより。男性的でラフなシグネチャースクリプト。ボールペンで書いたような細いモノラインで、崩れがやや大きく若干読みづらいが、ギリギリ可読性は確保されている。ノーマルと Alt の2種があり、テイストは一緒だがグリフはまったく違うものになっている。リガチャーは78種あるが、これはノーマルと alt で共通のようだ。傾きが普通のものと、さらに傾きが強い Slanted の2種がある。ただいま50%オフで1000円以下。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

The Bartender

The Bartender

本日も MyFonts のサマーセールより。ヴィンテージ感のあるレトロなディスプレイ。太めのサンセリフの Sans、それにウェッジ型のセリフの付いた Serif、モノラインスクリプトの Script の3種で、Sans と Serif にはそれぞれ字幅の狭い Condensed と、字幅が広くウェイトが重くなった B というバージョンがあり、さらにすべてにフィルが霞んだ Press というバージョンがある。というワケで全部で14種と結構多い。日本では「バー」というと割と敷居の高いちょっと高級なイメージがあるが、このテイストを見る限り、欧米では気軽な「飲み屋」のようである。ただいま40%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)

Loistave

Loistave

本日も MyFonts のサマーセールから。ラグジュアリーなモダンローマンディスプレイ。骨格やコントラストはモダンローマンのそれだが、セリフはそこまで細くなく、小さく使っても多少見えるかなという感じがある。見ての通りスワッシュオルタネートがあるが、なぜか Light ウェイトにはない。イタリックがオブリークタイプなのがちょっと残念かな。3ウェイト。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher
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