本来は本日が『山の日』(今年と来年はオリンピックの関係でズレるらしい)なのでこちら。ジオメトリックなサンセリフディスプレイ。ややコンデンス気味なプロポーションで、所々おもしろいグリフになった軽いオシャレ気な書体で、小文字はなくスモールキャップス。スワッシュオルタネートがあるが、そのスワッシュもジオメトリックでややぎこちない。ただそのぎこちなさがこの書体の魅力かな、と思う。この書体を使ったロゴのレイアウトデータが20点ほど付属している。1ウェイト。
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ラグジュアリー感のあるコントラストの強いサンセリフディスプレイ。基本的にはライトウェイトでゆったりしたプロポーションのサンセリフで、E や F、L などの横のバーがややフレア気味になっているのが特徴的。スワッシュというほどのものでもないスワッシュが付いたオルタネートとリガチャーがちょこっと。大文字のみでイタリックはなし。コスメとかに似合いそう。ちなみに同名のファッション雑誌とは関係ない。4ウェイト。
本日は『ビリヤードの日』だそうなのでこちら。ラフなモダンスクリプトとセリフドゴシックのデュオ。ちょっとめずらしい組み合わせである。スクリプトの方はかなりヘタ…もといラフでグリフは結構ガタガタでフィルもかすれている。派手なスワッシュオルタネートなどはない模様。セリフドゴシックの方はやや太めでスモールキャップス。小さい方は全体的にかなり角ばっている。大きな方は小さなスワッシュがちょこんと付いててなかなかかわいらしい。フィルはインラインになっており、ソリッドなものとラフなものと2種がある。全体的にレトロ。
本日は『ウルトラマンの日』。1966年のこの日に初放送だったそうな。というワケでウルトラな書体を紹介。モダンでレトロな(?)ディスプレイサンセリフ。やや太めなジオメトリック気味なサンセリフで、縦のステムの一部が欠けている。P や R はボウルの左側のステムがないばかりか、B や E に至っては完全になく、3 と三に見える(笑)。一見モダンだけど、なんか古い SF やゲームでよく使用されていた Eurostile Extended な雰囲気がなくもない。大文字のみで1ウェイト。
本日は『星の王子さま』の作者、サン=テグジュペリ Antoine Marie Jean-Baptiste Roger, comte de Saint-Exupéry の誕生日(1900)。彼はパイロットでもあったのでこちら。ヴィンテージ感あふれるレトロなディスプレイ。コンデンスな細めのサンセリフで、小文字はなくスモールキャップス。大文字グリフにはスワッシュが付いている。名前の通り、酒のラベルに使われてそうな書体である。フィルにバリエーションがあり、レギュラーの他、フィルがかすれた Aged(バリエーションが3つ)、影のある Shadow、影のみの Shadow Effect がある。アクセント記号が皆無で英語以外ではちょっと困るかもしれないが、その代わりファミリーパックで1,000円程度と格安。
ちょっとレトロ感のある優雅なキャピタルディスプレイ。やや硬い印象のちょろっとしたセリフの付いたローマンを基本に、スワッシュオルタネートやリガチャーが多数ある、最近よく見る書体である。というぐらいしか紹介を思いつかない(笑)。まぁでも筆者の好物ではある。女性的な雰囲気が強いので、高級ファッションやコスメ、エステなどに似合うと思う。大文字のみで小文字はなし。1ウェイト。
ウルトラライトなジオメトリックサンセリフディスプレイ。ステムの太さに差がない、モノラインでありながらアール・デコ風味のある書体。大文字のみだが、小文字部分に大文字のオルタネートグリフが入っており、字幅にもバリエーションがある。またリガチャーも豊富に用意されていて、かなりおもしろい文字組が楽しめる。ただあまりにも細いので、小さく使うのはちょっと無理があるだろう。またアケ組もリガチャーが死んでしまうのでお勧めしない。みっちり組んででっかく使って欲しい。1ウェイト。
本日は『ローズの日』らしいのでこちら。レトロ感満載のデコラティブなディスプレイ。レトロも何も元は19世紀アメリカでデザインされたもので、それをデジタル化したものである。多分どこかで似たようなものを一度は目にしたことがあるだろう。Clarendon などのスラブセリフをベースに装飾を施したもので、文字の上下でフィルが分かれているが、2~3色で色分けして刷っていたらしい。なかなか使い所が限られるとは思うが、ジョジョっぽいイラストと合わせるといいだろう(超限定)。
クラシックでエレガントなサンセリフディスプレイ。細いストロークながらコントラストがしっかりあり、手書きのニュアンスはなくやや幾何学的といえるほどスッキリしたラインでまとめられている。派手ではないが気の利いたリガチャーがいくつかあって、うまく使えばアクセントになるだろう。ただ前も言った事があるが、いざ使おうとするとそのスペルにはリガチャーがなかったりするのはこういう書体あるあるである(涙)。上品で優雅な書体。名前の意味は「ヒノキ」。1ウェイトで大文字のみ。
アール・デコとアール・ヌーヴォーの中間にあるようなディスプレイ。ライトウェイトのモノラインディスプレイで、ジオメトリックだが、見ての通りかなりあちこち変形してておもしろい。作者はアール・デコと言っているが、筆者の目にはモノラインながらアール・ヌーヴォー風味が強いなと感じてる。ミュシャを現代風にしたらこんな感じかな。リガチャーが大量に用意されており、バリエーション豊かな文字組みが楽しめる。小文字はなくスモールキャップス。オーナメント類は Ai データで同梱されている。1ウェイト。