ウェイトの重めなゴージャス感のあるディスプレイローマン。ヘヴィでコントラストの強いモダンローマンで、ちょっと変わったリガチャーが多数あって目を引くキャッチーな文字組みが楽しめる。雰囲気がなんとなくハイブランドなので、ファッションやコスメ、エステ、あとワインなどに似合うと思う。大文字のみで小文字はなし。1ウェイト。
Tag: #all caps
本日は映画監督ジョージ・ルーカス George Walton Lucas, Jr. の誕生日(1944)というワケでこちら。あの白いザコ(ひどい言い方)のストームトゥルーパーの名を持つディスプレイ。あの特徴的なロゴを思わせるデザインの書体である。大文字のみで、多数のリガチャーを持っている。フィルに3種類あって、ソリッドな Body、アウトラインのみの Armor(鎧・スーツ)、インラインの Blaster(レーザー銃)がある。ウェイトは1つ。
奇抜ながらエレガントさを保っているローマンディスプレイ。基本はコンデンスなモダンローマンで、見ての通りかなりクセの強いグリフになっている。大文字のみで、小文字部分にも大文字のグリフが入っているが、こちらにはややおとなしめなスタンダードなグリフが入っている。あまり奇抜なグリフだけで組むと見苦しくなってしまうので、小文字部分で緩和しつつ組むといいだろう。1ウェイト。
本日はランボルギーニ創業者、フェルッチオ・ランボルギーニ Ferruccio Lamborghini の誕生日(1916)だそうなので、なんかレースにちなんだ名前のこちら。手書きっぽさの残るレトロなディスプレイローマン。大文字のみのスモールキャップスタイプだが、大文字がただのローマンではなくイタリック風味のがあり、かつフリーハンドで書いたようなバランスでおもしろいグリフになっている。小文字にも傾いたタイプがあるので全体に傾けることは可能だが、デモのように混ぜて使う方がおもしろいだろう。ノーマルタイプとアウトラインの角が丸くなった Round があり、それぞれ3ウェイトずつある。
コンデンスでシンプルなディスプレイサンセリフ。見ての通り Q がちょっと変わってる以外は特に奇をてらったところのないシンプルな書体だが、フィルが5種類あり、ソリッドなレギュラーとドットが入った Dots、線の入った Lines、アウトラインのみの Outline、太めのアウトラインの Outline Two がある。大文字のみで小文字はなし。ちなみにアボカドはカフェブームで世界中で需要があるが、かなり土地を痩せさせるらしく、干ばつを引き起こしたり問題になってるそうな…。あとヒト以外には毒らしい(笑)。
ヴィンテージ感あふれるウェッジセリフディスプレイ。19世紀半ばの看板などからインスパイアされたものとのこと。モノラインのストロークに大きな鋭いセリフが付いている。字幅が3種あり、レギュラーのほかは細長い Compressed と幅広い Extended がある。ウェイトは Light から Bold まで5種あって、計15種となっている。小文字はなくスモールキャップス。筆者個人の感想だが、なんだか中南米の熱い太陽を感じさせる雰囲気があるなと思う。ただいま50%オフセール中。
デコラティブでファッショナブルなディスプレイローマン。基本はコントラストの強いモダンローマンで、ご覧のようにスワッシュオルタネートやリガチャーが豊富。大変ゴージャスな雰囲気があるので、ハイファッションやシャンパンなどに似合いそうである。ヘアラインがかなり細いので大きく堂々と使うべし。大文字のみで1ウェイト。
クラシカルでアメリカン風味のあるローマンディスプレイ。大文字のみのタイプで、大文字グリフの部分にはスワッシュ付き、小文字グリフにはノーマルな文字が収まっていて、デモのように組み合わせて使えるようになっている。A のウェイトの付き方が通常とは逆になっているのが特徴。2ウェイトあってフィルが3タイプあり、ソリッドなものと荒れた Grange、線が入った Inline がある。いやー松山選手、グリーンジャケットが映えてましたね。日本人男子マスターズ初制覇おめでとう。
レトロモダン(矛盾)な雰囲気のディスプレイ。ライトウェイトのスパイキーなディスプレイローマンで、似たようで違う、イタリア語で名付けられた3種のスタイルがある。Nobili(高貴な)はコントラストの強いモダンローマン、Todi(小さな町の名)はややワイドでカッパープレート風味のある感じで、Fulmini(稲妻)は左下に鋭く落ちるセリフが特徴的。全体的にレトロ風味はありつつ現代的にリファインされており、大変オシャレに仕上がっている。ロシア産らしくキリル文字もサポート。小文字はなくスモールキャップス。名前はイタリア語で「記憶」。ただいま60%オフセール中。
ローマンとスクリプトのデュオ。ローマンの方は硬い印象の細めのクラシカルなタイプで、なるほどどことなくアメリカンな雰囲気が漂っている。こちらは大文字のみ。スクリプトはラフなモノラインのタイプ。ベースラインは程よく揃い、字形もそれほど崩れておらず読みやすい。小文字には横に伸びる短いスワッシュオルタネートがある。リガチャーも少々。f や s、t などにはグリフそのものが違うオルタネートもあり。スクリプトは2ウェイト。