ユニークなアール・デコ風味のディスプレイ。骨格はジオメトリックをベースにしたアール・デコ調で、モノラインのストロークにウェッジ型の小さなセリフが付いたセリフドゴシックである。アンバランスなグリフがユニークでおもしろい。オルタネートはないがリガチャーがちょろっとあって、画像の Le もそのひとつである。ロゴなんかで力を発揮しそう。1ウェイトのみ。
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本日は『鉄道の日』だそうなのでこちら。アール・デコ風味のあるコンデンスなスラブセリフディスプレイ。ライトウェイトの細身なディスプレイで、一部幾何学的なされて全体的にアール・デコの雰囲気がある。4つのスタイルがあって、ノーマルなものとフィルが荒れた Aged、影の付いた Shadow、Aged と Shadow の両方が付いた Full がある。他、10種のテンプレート画像が EPS で付属しており、簡単にロゴが作成できるようになっている。大文字のみ。
かわいらしい太めのジオメトリックサンセリフディスプレイ。アール・デコ調のレトロな雰囲気を持った書体で、太ったコロコロしたグリフが愛らしい。これだけ太いとちょっと入り組んだ文字は処理が結構難しいが、S などを見ると上手くやってるなという感じがする。名前は紅茶で有名なセイロンのことで、現在の国名はスリランカ。作者が現地を旅行した際に見かけたポスターからインスパイアされたものだからこんな名前が付いてるそうな。1ウェイト。
本日は『世界左利きの日 International Lefthanders Day』らしいので(なんでや)こちら。コンデンスでクリーンなディスプレイサンセリフ。見ての通りモノラインのほっそ長いシンプルな書体で、カーブが 1/4 円弧を用いて木の葉のようになっているのが特徴。古代ギリシャのイオニア式柱頭をヒントにデザインしたとあるのだが、どの辺がそうなのかはよく分からない(笑)。多分意図してではないだろうが、アール・デコ風味があるようにも思う。5ウェイト。
本日はベースボール記念日らしい。1846年のこの日、公式記録が残る一番古い野球の試合がニュージャージー州で行われたとか。ただ特に記念日として祝われてる事はなさそう(笑)。それはさておき、メジャーリーグの試合では7回に必ず Take me out to the ball game という曲が流れるのでこちら。レトロなスラブセリフディスプレイ。作者はアール・ヌーヴォー風味だと説明してるが、どちらかというとアール・デコのような…まあいいや。ともあれジオメトリックでコントラストがあり、大きなセリフが付いているのが特徴。なんとなくビデオゲームなどにも使われてそうな雰囲気の書体である。オブリークと2スタイル。大文字のみ。
アール・デコ風味がありながらレトロ感はなくモダンなサンセリフディスプレイ。見ての通りかなり字幅の狭いコンデンスな書体で、いわゆるトラック型の楕円形をベースにした幾何学的なアール・デコ調ではあるが、なぜか雰囲気はとてもモダン。クールでありながらかわいらしくもあり、色々なテイストを併せ持っている。ウェイトバリエーションも多いが、字幅の細さのためかそれほど大きな違いはない。オブリークタイプのイタリックもあって7ウェイト。
個性的なリガチャーを持つアール・デコ風味のセリフドゴシックディスプレイ。モノラインにモダナイズ?されたレトロな書体で、S のように一部ストロークがフィニアル(先がだんだん細く)になっているのがちょいダサ(笑)でかわいい。大文字には50種以上のリガチャーがあるが、なんとなく組み方も拙くてレトロ風味を醸し出している。画像には小文字はないがちゃんとあり、どちらかというと小文字の方がちょっとおもしろいと個人的には思う。1ウェイト。
アール・デコスタイルのサンセリフディスプレイ。基本はジオメトリックで、プロポーションはレトロなアール・デコ。大文字のみで、大文字部分にはややコンデンスなプロポーション、小文字部分には通常幅のグリフが入っている。スワッシュオルタネートやリガチャーが割とある他、カウンター部分が塗りつぶされた変わったオルタネートも付属している。1ウェイトのみ。
アール・デコ/ヌーヴォー風味のある多言語対応サンセリフ。コンデンス気味のジオメトリックベースで、ややオーガニック風味が加味されておりアール・デコとアール・ヌーヴォーの中間のようなテイストを持っていながら、レトロではなくモダンな雰囲気を持っている不思議な書体。多言語対応になっており、ラテン文字はもちろん、ギリシャ文字・アルメニア文字・ヘブライ文字・グルジア文字・キリル文字と6種もの文字体系に対応していて、総グリフ数は2000を超える。普通にデザインがいいので、ロゴにもいいと思う。名前は「ソナチネ」の単数形。10ウェイト。ただいま30%オフセール中。
Kickstarter でバックした William Addison Dwiggins の本が届いたのでこちら。アール・デコスタイルのジオメトリックなディスプレイ。かなり図形寄りな書体で字形を犠牲にしているが(笑)、まあそのテイストを楽しむべきだろう。元は同氏が装丁した本の表紙にあった文字をフォント化したもので、そこには当然アルファベット26文字しかなかったが、役物類を同じスタイルでデザインしたそうな。ちょっと使い所が不明だが、それは諸氏に任せる。1ウェイト。













