発売前から本人が Facebook でやたら宣伝してた(笑)ブラッシュスクリプト。字形はどっちかというとカッパープレートに近いが、ストロークのタッチはブラッシュである。スタイルはかっちりしておらず、手書きのラフ感が強い。最近のスクリプトのご多分に漏れず、スワッシュとリガチャーのオルタネートがかなり豊富にある。招待状とかでの利用を想定しているのか、Mrs とか RSVP などのグリフもあり。2ウェイトあるが、あまりウェイトの差はない。Pro 版と Std 版があるが、Illustrator を持ってるなら Pro 版がいいだろう。ただいま50%オフセール中。
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ガーリーなミクスドファミリー。よくある拙さをわざとらしく押し出したヤツではなく、手書き感を残しながらきちんとレタリングされたタイプである。アップライトのブラッシュスクリプトをメインに、コンデンスなセリフとサンセリフが付いている。セリフとサンセリフには5ウェイトずつあり、基本的に小文字はないが、セリフの一番太いウェイトの Poster には小文字がある。PhotoWall の名が示すように、フレームオーナメントが数種ある。ただいま60%オフセール中。
Bickham Script などと並ぶカッパープレートスクリプトの古典(?)。コントラストが強い、まぁまぁよくあるカッパープレートだが、大文字は結構デコラティブにデザインされていて華やかな雰囲気がある。発表は94年と古いが、Pro 版にバージョンアップしオルタネートの字種が増えてはいるものの、最近のスクリプトほどの数はない。でも使い勝手はそれなりに良くなっているだろう。2ウェイト。
ダイナミックでラフなスクリプト。傾きが大きく、大文字と小文字のサイズの差が大きい。ストロークに太細の差がさほどなく、ペンとブラッシュの中間のようなニュアンスがあり、字形は全体的に柔らかく、女性的な雰囲気を持っている。結構可愛らしくて筆者は好きな書体だが、古いので残念ながらオルタネートが皆無である。Pro版の登場を期待したい。1ウェイト。名前は、熱帯雨林に生えるつる性植物の総称らしい。歌手のリアーナとは関係ない模様(笑)。
カッパープレート風味のあるディスプレイローマン。元々 Mynaruse という書体が別にあり、それのスワッシュ&リガチャー増加のバリエーションである。ちょっとデコラティブ過ぎてクセが強いので扱いが難しいが、うまく使えば高級感が出るだろう。このテの書体はちょっと空け組にするものだが、リガチャーがあると詰めるしかないので、その辺もハードルが高い。ご健闘を祈る。小文字はなくスモールキャップスで6ウェイト。
本日は黒の日。という事でこの書体を紹介。アメリカンテイストあふれるブラッシュスクリプト。メジャーリーグとかコカ・コーラとかこの辺ですよね。オルタネートはそれなりにあるが、塗りつぶしのバリエーションがあって、インラインタイプと印刷でかすれた感じのものがある。あとスワッシュのない大文字のみのものあり。ただいま15%オフセール中。
日本勢のメダルラッシュで盛り上がりましたリオ五輪も今日で閉幕。まぁまだパラ五輪がありますけども一先ずお疲れさんという事で、ポルトガル語、に近いスペイン語で「さようなら」の意味を持つスクリプトを紹介(ちなみにポルトガル語では adeus)。柔らかくブラッシュのニュアンスに近いカッパープレートスクリプト。1ウェイとしかないがオルタネートが山ほどあって、グリフは全部で1470もあるそうだ。色々と遊べると思う。
フランス語で既製服(プレタポルテ)という名のデュオ。スクリプトとスラブセリフのミックスで、スラブセリフの方は普通のかっちりしたもので、よくある手書き風ではなく、ウェイトも9つある。スクリプトはモノラインとカッパープレート(風)のものがあり、どちらも結構ラフな形をしている。こちらはオーナメントも含め5ウェイトずつ。ただいま79%オフセール中。ちなみに反対語、つまりオーダーメイドは haute couture オートクチュール(直訳すると高級仕立服)というのだが、実はオーダーメイドというのは和製英語で海外では通じない。英語では普通 bespoke ビスポークという。be spoken (話し合った)が語源だとか。
ラフで味のあるアップライトスクリプト。一件普通のペンで書いてあるようだが、ちゃんとカリグラフィーペンのストロークがあり、カリグラファーが書いたんだなというのが判る。キャップハイトがかなり大きく、大文字と小文字のサイズの差が大きい。字間は結構広めに取られている。F と T が特徴的。割とカッコイイ書体だと思うが制作年が古く、オルタネートが別ファイルに1種類しか用意されていないのが残念。ぜひ Pro 化して欲しいものである。
本日はナンパの日。ナンパといえばイタリア(偏見)、ということで、そっちら辺でよく使用されていたゴシックを紹介。というよりセール中で目についたので強引に結びつけただけなんだけど(笑)。多分このブログでは初めて紹介するタイプの書体である。Rotunda(ロタンダ)と呼ばれるゴシックの一種で、イタリアで生まれ、12~15世紀頃によく使用されていたようである。なかなかマイナーな書体でフォントになっているものも少なく、カリグラフィーの作品でもこれはあまり見たことがない。他のゴシックに比べて書きやすいが、見た目に派手さがないのが人気がない理由だろう(笑)。スワッシュも付けられないしね。実際このフォントにもオルタネートはない。一回イタリア料理屋のロゴをこれで提案してボツ食らったなぁそういや…(涙)。ただいま23%オフという中途半端なセール中。