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Tag: #legible

Change Serif

Change Serif

正統派本文用オールドスタイルローマン。これほどまでの正統派は最近珍しく、こういうのは久々に見た気がする。16世紀フランスのタイプデザイナー、Robert Granjon の書体にインスパイアされたとある。4000以上ものグリフがあり、およそ本文組に必要なものは用意されているほか、ギリシャ文字とキリル文字もサポート。変わったリガチャーも多数あり、大文字サイズの小文字グリフや、鏡像になったもの、180度ひっくり返ったものもあって、一体何に使うのかよく分からなくなっている(笑)。5ウェイトあるが、Regular より細いものがないのがちょっと残念。ただいま49%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

OCR B

OCR B

本日はスイスのタイプデザイナー、アドリアン・フルティガー Adrian Frutiger の誕生日(1928)なので、氏が制作したこちら。誰もが日常的によく目にするサンセリフ。どこで見てるかと言うと、市販商品のバーコードの下にある数字。アレはどの商品のものもほぼこの書体である。名前の通り、OCR(Optical Character Recognition: 自動文字読み取り装置)で誤読を極力防ぐために開発されたもので、元々は他の書体 OCR A があったが、あまりに機械で読みやすいようにし過ぎたため文字としてはちょっと奇抜であり、「これちょっと変じゃね」という事になって、より文字として読みやすいこちらが開発された。今となっては OCR A も面白くて個人的には好きだが、現在はこの OCR B の方が主流である。機械のための文字なので、モノスペースでイタリックもなし。もちろんウェイトバリエーションもない。ただただ、生活を便利にするために開発された書体である。

Category(s)
Design Date
1968
Designer(s)
Publisher

Bjorn

Bjorn

デジタルデバイスにフィットした新しいサンセリフ。コントラストがほとんどなくグリフが単純化されており、大変シンプルでスッキリしている。またエッジが丸くなっていて目に優しい。小さく使っても読みやすいだろう。イタリックはなく、ウェイト展開も4つしかないところがデジタルに特化してるなという感じ。とにかく大変モダンで今っぽい書体である。スタートアップのロゴとかこんなの多いよね(笑)。発音はおそらく「ビヨルン」。北欧によく見られる男性の名前らしい。j を y  として使うところがそれっぽい。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2021
Publisher

Imprint

Imprint

明日2月11日はカリグラフィー中興の祖でありレタリングアーティストであるエドワード・ジョンストン Edward Johnston の誕生日(1872)。ジョンストンといえばロンドン地下鉄の制定書体が有名だが、それはもう前に紹介したのでこちら。シンプルで読みやすい本文用ローマン。ジョンストンほか数名で Monotype のために Caslon をモデルにしてデザインしたとある。xハイトが大きめで字間もやや広めなため可読性は良好。ディセンダーが短いのがちょっと残念かな。雰囲気は大変おとなしく主張しない。2ウェイトしかないが、それとは別にインラインの入った(意味がダブる…)Shadow がある。

Category(s)
Design Date
1912
Publisher

Avenir Next World

Avenir Next World

ワールドワイドになった Avenir。1988年に Adrian Frutiger によって「Futura をもうちょっとヒューマニストに」と制作された Avenir が、2012年に小林章さんによってリファイン・拡充されて Avenir Next となり、この度さらに多数の言語をカバーして再拡充された。各アクセント記号を含めたラテン文字はもちろん、キリル文字、ギリシャ文字、アラビア文字、タイ文字、ヘブライ文字、グルジア(ジョージア)文字、アルメニア文字を同様のテイストでデザインして収められており、グリフ数は2000を超えている。ただしイタリックにはアラビア文字、グルジア文字、タイ文字はないそうだ。「全部はいらんから安くして」という人のために(笑)、それぞれの文字セットをバラにしたものもある。デザイナーには日本人では小林さんの他、大曲都市さんの名前も見える。10ウェイト。ただいま50%オフセール中。

ちなみに画像には、金環食完成の前後に見える「ダイヤモンドリング」という現象が描かれていると思われる。この紫の部分がかの有名な「コロナ」である(笑)。本来いい名前なんだけどねぇ…。

Mont Blanc

Mont Blanc

できたてホヤホヤのジオメトリックサンセリフ。xハイトの大きな可読性の良い本文用タイプで、字種も多く各種タイプの数字の他、キリル文字やギリシャ文字もサポートしている。ウェイトも8つあってバリアブルタイプも別にあり。使い勝手の良い持ってて損はない書体だろう。ちなみにモンブランとはフランス語で mont(山)と blanc(白)で「白い山」という意味であり、なんで薄茶のクリームのケーキがそんな名前になったのかはよく知らない。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2021
Publisher

Creo

Creo

ジオメトリックなようでクラシックなサンセリフ。ほとんどコントラストがなく、またアウトラインもブレなくかっちりしているので一見ジオメトリックに見えるが、実は骨格はオールドスタイル。特に大文字は碑文系をうたっており、小文字もxハイトが小さく品が良い。オールドスタイルでありながら新しさを感じさせる、とても現代的でスッキリしている書体である。9ウェイトあるほか、バリアブルタイプもあり。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Neue Vektor CNC

Neue Vektor CNC

インターフェイスによさそうなラウンドサンセリフ。ドイツのいろんな工業製品に刻まれている書体にインスパイアされたとある。いわゆる丸ゴシックで、全体的にコンデンスでライトウェイト。一見モノスペースに見えるが、一応プロポーショナルである。xハイトはやや小さいが全体的に可読性は良好で、パッケージ等に小さく使っても大丈夫そうである。7ウェイトあるものの、一番太い Bold でもそんなに太くはない。丸くないタイプの Neue Vektor もあり。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Rotunda

Rotunda

複数のスタイルがコンバインされたサンセリフ。一見ジオメトリックベースだと思うが、ヒューマニストやネオグロテスクのニュアンスも含まれており、おもしろいデザインになっている。正直、よほどの文字ヲタでないと気づかないと思うレベルではあるけども…(笑)。字種も豊富で、画像のように一部の文字にはオルタネートがあり、数字もオールドスタイルがある。大変可読性もよく本文用だろう。8ウェイトあってバリアブルタイプも用意されている。ちなみに同名のカリグラフィー書体があるが、全然関係ない。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Popvlvs

Popvlvs

新年一発目、本日は毎年「なんじゃそら」と言っている『石の日』なので、御大 Sumner Stone の書体を紹介。碑文系の堂々としたローマンディスプレイ。E や F は幅を細く、W は堂々と幅広くと、碑文系のお約束をきちんと踏襲している堂々としたローマンである。小文字がちゃんとあるところがニクイ。1ウェイトしかなくオルタネートなどもないが、スタンダードで使いやすいと思う。イタリックもあり。名前の v は u として読んで Populus。昔は U がなく V がウ音を表しており、今でもそのように利用している例としては BVLGARI(BULGARI)が有名だろう。populus の意味はポプラの学名、もしくはラテン語で「人」。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher
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