モダンローマンベースのエレガントな変形系ディスプレイ。このテとしては奇抜さがそこそこ抑えられているが、変わってるのがリガチャーで、サンプルの lit のように3文字の内の中央の文字を飛ばして両端だけが繋がってるグリフが多数ある。ほかスワッシュオルタネートもちょろっと。同名の有名な懐中電灯があるが、特に関係ない模様(笑)。1ウェイト。
Tag: #luxury
コリっとスッキリした可読性の良いジオメトリックサンセリフ。xハイトが大きめで、グリフに無理のない現代的なジオメトリック。さほどクセがなく読みやすいが、一部の文字に打ち込みやハライのようなものが付いたオルタネートがあって、ちょっとだけ遊べるようになっている。ディスプレイ用途にはそちらを使うと面白いだろう。スタートアップのロゴに最適(笑)。10ウェイト。
エレガントな碑文系ディスプレイ。Optima 風味のあるフレアセリフディスプレイで、全体的に腰高で堂々とした中にも繊細さがあり、K や R のレッグがふよっとしてるのが特徴的。15世紀の彫刻家・建築家のベルナルド・ロッセリーノ Bernard Rosselino が彫った、フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ教会にある聖ヴィラナ・ボッティ Beata Villana delle Botti の墓石の書体を参考にしたとある。Optima も確かイタリアの教会でスケッチしたものを元にしたはずなので、こういう書体はそこかしこにあるのかもしれない。製作年が2004年と古いため、字種は最低限のみ。小文字はなくスモールキャップス。1ウェイト。
かっこよくてエレガントなモダンローマンディスプレイ。腰高なライトウェイトのモダンローマンベースで、セリフは長めで鋭くグリフは全体的に幾何学的要素が強い。女性的でエレガントだが柔らかさよりも鋭さがあり、なかなかかっこいい。リガチャーも豊富にあり。名前はカシオペア座に似てるがスペルが違う(Cassiopeia)。1ウェイト。
ガーリーなディスプレイローマン。モダンローマンをベースに、やや派手目にスワッシュが付いたオルタネートが多数ある。グリフは基本的にベーシックだが、B や S はちょっと変わってるだろうか。全体的な雰囲気は結構ファンシーでガーリーだろうか。イタリックもあって2ウェイト。ファミリーパックでも2,000円程度とかなりお安め。
ハイコントラストな変形ディスプレイ。最近流行りのモダンローマンベースの変形グリフディスプレイで、ウェイトが重くコントラストも強い。一部のセリフはフレアになっている。このテとしてはめずらしく、リガチャーがない(笑)。の割にはそんなに値段も安くないんだが、雰囲気は良く形もおもしろいのでまあ使って見る価値はあるだろう。1ウェイト。
やや変形したタイプのクラシックなディスプレイ。ステムの一部にくびれがあるモダンローマンだが、オルタネートでスタンダードなグリフもちゃんと用意されており、そんなにゴタゴタしたくない場合にもちゃんと対応できる。大文字にはおもしろリガチャーがちょこっとあり。オブリークタイプもあってそれぞれ1ウェイトずつ。
スタイリッシュなモダンローマンディスプレイ。ブラケットは大きいがコントラストが大きくアウトラインも直線的なので、モダンローマンでいいだろう。全体的にコンデンスで背が高いが、C や O などの一部の文字は幅広で、それがリズムを崩すアクセントになっている。MM 等6つの文字だけ同じ文字が続くリガチャーがある。もっとあってもいい気はするが、あまり遊びすぎずシックに使う方がいいのだろう。大文字のみで1ウェイト。
名前の通りアンティークな雰囲気のあるディスプレイ。モノラインの平べったいグリフに大きなウェッジ型のセリフが付いた書体で、どことなくカッパープレート風の高級感ある雰囲気が漂っている。なんでも19世紀末に発売された子供向けのドローイングステンシル(鉛筆でなぞると絵が描ける形が抜かれたプラスチック板。こんなの)セットのパッケージの書体から起こしたものとか。当時は子供向けでもなかなかエレガントだったんだなと思う。オブリークタイプと2種あって、それぞれ1ウェイト。
繊細で優雅なカッパープレート。雰囲気的にスペンサリアンっぽくもあり、大変美しい。よくよく見ると、太いストロークの端にちょろっとしたなんかが(笑)付いている。大文字のベースラインに沿ったストロークが特徴的。オルタネートやリガチャーがあるかどうかはシステム上ちょっと確認できないが、多分あると思いたい(希望)。1ウェイト。