極端にコンデンスなサンセリフディスプレイ。Empire ほどではないがとにかく字幅の細いサンセリフで、ウェイトはやや太め。フィルに3タイプあり、ソリッドなものとアウトラインのみの Outline、かすれてる Script がある。Script はストロークもやや歪んで端も荒れており、ホントに筆で書いたかのよう。こういうタイプは結構めずらしい。大文字のみでそれぞれ1ウェイトずつ。
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名前の通りアンティークな雰囲気のあるディスプレイ。モノラインの平べったいグリフに大きなウェッジ型のセリフが付いた書体で、どことなくカッパープレート風の高級感ある雰囲気が漂っている。なんでも19世紀末に発売された子供向けのドローイングステンシル(鉛筆でなぞると絵が描ける形が抜かれたプラスチック板。こんなの)セットのパッケージの書体から起こしたものとか。当時は子供向けでもなかなかエレガントだったんだなと思う。オブリークタイプと2種あって、それぞれ1ウェイト。
本日『ミニの日』らしいのでこちら。ごくシンプルなラウンドサンセリフ。見ての通り奇をてらわない…のかと思いきや結構個性的なグリフをしてたりスワッシュオルタネートもあったりとちっともミニマリストではない。それはそうで、確かによく見るとスペルも minimalist ではない(笑)。大文字のみだが、スモールキャップスの入ったバージョンもあり、2ウェイトあってイタリックもあったりとちょっとしたファミリー展開をしてるのもめずらしい。さらにはキリル文字もサポートしている。ちょっとヴィンテージ感もありかわいらしい書体。
本日は『ビスケットの日』らしいのでこちら。オールドアメリカンなローマン。かの Frederic Goudy が、National Biscuit Company のロゴとして1901年にデザインした文字を元に、1916年に制作したものとの事(元のロゴはこちらのブログで見られる)。この会社はのちに名前を略して改称しており、それがかの「ナビスコ」だそうである。ヴェネチアンをベースに Goudy らしいアレンジがされており、古き良きアメリカンな感じがしてとても良い。これに似合うオーナメントも多数グリフ内にある。イタリックもあって3ウェイト。
ストリート風味のある近代的なブラックレター。タトゥーとかに使われるタイプと言えばいいだろうか。ペンというよりはちょっと筆っぽいストロークで、大文字は割とハデでデコラティブ。オルタネートは皆無だが、スワッシュだけのオーナメントが付属。名前は「死の爪」というなかなか中二病チックなものである。1ウェイト。
ヴィンテージ感のあるデコラティブなローマンディスプレイ。コントラストがごく弱い、ほぼモノラインのローマンをベースに、独特なオーナメントの付いたオルタネートがある。あまり見ない文様で、どことなく東欧の香りがするなと思ったら、作者はセルビア人だそうだ。ほか、細いシャドウの付いたオルタネートもある。オーナメントは独立したものも数種あり。イタリックもあるがそれぞれ1ウェイトのみ。「ボトルに詰めた月」という名前がなんかシャレている。
バレンタインも近いので「ガナッシュ」という名の書体を紹介。ぼったりしたオールドアメリカンなスクリプト。ベースラインもサイズもきちっと揃ってはいるが、そこはスクリプトなのでスワッシュオルタネートやリガチャーが多数ある。とてもレトロでベタなタイプではあるが、それだけにそういう雰囲気を出したい時にはもってこいだろう。沖縄なら北谷のアメリカンビレッジで重宝しそうである(笑)。1ウェイト。
フレンチ風味のディスプレイローマン。幅広でどことなくカッパープレート風味のあるローマンで、大文字のみのスモールキャップス。リガチャーが大小両方に豊富にある。このテはだいたい大文字か小文字?のどちらかに偏るが、両方にあるのが嬉しい。フィルがソリッドなノーマルと、ラインの入った Initials がある。「このへんのどこがフレンチ?」と思う人も多いだろうが、つい最近入手した Graphique de la Rue というフランスの町中で見かける文字を集めた本を眺めてると、確かにこういうのも多くある。というわけで、安心して「フランス風味だぞ」と喧伝していい(笑)。
レトロでなんとも味のあるディスプレイサンセリフ。どうもなんか違和感あるなと思ったらほぼ等幅のようで、なんだか昔の和文フォントの従属欧文のような雰囲気があってちょっと不格好。ただ制作スタジオは実績のあるところで、ワザと狙ってこういう風にした模様。その技術とセンスでスワッシュオルタネートとリガチャーを追加しており、これがなんとも味があっていい。一部の文字にはかなり幅広になったオルタネートもあり。キリル文字もサポートし、ウェイトも8つと豊富。全部パックで $19 と大変お買い得。
ヴィンテージ感あふれるディスプレイローマン。古い印刷物からスキャンしたような整っていないアウトラインの書体で、見ての通りスワッシュオルタネートがあるのだが、それらも古いテイストのスワッシュで、全体的にとにかくクラシカル。フィルはソリッドなものと、画像のようにところどころ抜けたラフな Vintage というバージョンがある。それぞれイタリックもあり。













