筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ7選

Bunyan Pro

Bunyan Pro

Eric Gill の絶筆(?)となった書体だそうである。Gill らしい碑文風味のあるオールドスタイルローマンだが、Gill の代表的なローマン、Perpetua と比べるとコントラストが弱く、x-ハイトが大きくてややコンデンス気味。つまりより本文向きになっているだろうか。イタリックはカリグラフィー風味が抑えられており、f にディセンダーがない。3ウェイトしかないが、Pro 版らしく字種は豊富。ちなみに制作された当時は通常の手組みの活字版と Linotype 版があったようで、Linotype 版は Pilgrim という名前だったそうな。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

Kilimanjaro

Kilimanjaro

本日は今年から公休日に制定された「山の日」、という事で山にちなんだフォントを探したが、これが意外にもあんまりない。有名な山の名前で検索したが、めぼしい物はヒットしなかった。アンデスとか南米だしいいかなと思ったが、以前 Andes (Rounded) を紹介してしまってるので、仕方なくコイツを紹介(ひどい)。アフリカ大陸最高峰の名を冠したディスプレイである。日本ではコーヒーのブランド名として知られる。あちこち塗りつぶされ変形してはいるが、字としての体裁を保っており、ちゃんと読めるところがスゴイ。日本では変形させすぎて字としておかしくなってしまった欧文ロゴをちょいちょい見かけるが、ロゴは読めてナンボである。和文ではそんな事はないので、欧文慣れしてないデザイナーがそういう事をしてしまっていると思われる。ちゃんと経験を積んでから取り掛かるよう注意されたい。

Category(s)
Design Date
2004
Publisher

Camila

Camila

曲線多めな Didone ディスプレイ。C や r など、ちょっと曲がった線があると、そこがクッとフックしているのが特徴的。全体的にはカウンターが大きめでゆったりした印象があり、モダンローマンにありがちな鋭さがない。7ウェイトあるが、どのウェイトもヘアラインが細いのでやっぱりディスプレイ向きだろう。MD、OG、HE、AV のリガチャーがあり、数字はライニングとオールドスタイルがある。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Eileen

Eileen

本日は20世紀前半に活躍したアイルランド生まれの建築家・プロダクトデザイナー、Eileen Gray アイリーン・グレイの誕生日。という事で、彼女の名を冠した書体を紹介。アール・デコスタイルのサンセリフディスプレイ。バーの下がった E や F、頭でっかちの B、R、積分記号みたいな S など、アール・デコの特徴がよく出ている書体である。ちなみにグレイはインテリアデザイナーとしても知られ、特に E-1027 というサイドテーブルは有名で筆者も愛用している(コピーだけど・笑)。5ウェイト。

E-1027
Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Fontspring
Set Sail Studios

Barcis

Barcis

事情により更新を休止していた本ブログを再開します。絶賛リオ五輪開催中という事で、なんかロゴに似たイメージが描かれていた書体を紹介(笑)。手書きのニュアンスを多分に残したオーガニックなサンセリフ。あちこち不用意に折れ曲がっており、それがユニークな印象を与えている。ノーマル幅の他、コンデンスな Con とエクステンドな Ext があり、それぞれ8ウェイトずつ用意されている。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher

Posterama

Posterama

様々なスタイルのサンセリフディスプレイ。8種類のスタイルがあり、それぞれ 1901, 1913, 1919, 1927, 1933, 1945, 1984, 2001 という名が付いている。察しの通りこれは西暦で、それぞれの年代のスタイルを踏襲しており、例えば1901はアール・ヌーヴォー調であったり、2001はかの宇宙の旅的な所からインスパイアされたりとなっている。パッと見はすぐに違いが認識できないが、ひとつひとつじっくり見ていくとおもしろいだろう。これらはすべて大文字のみだが、これらとは別に Text というのもあって、これは小文字もあり、ギリシャ文字やキリル文字もサポートしている。それぞれ7ウェイトずつ。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Canilari

Canilari

なんとも珍しい書体が発表されたので紹介する。骨格的には普通のローマンだが、見ての通りアウトラインがかなりラフにカクカクしており、まるで版画か切り紙でデザインしたようなシェイプになっている。小さく本文サイズで使うと、パッと見では普通のローマンに見えるかもしれない。小林章さんの Conrad もなかなかおもしろい書体だが、ここまでインパクトの強いものはそうないだろう。これタグの付けようがないな…(笑)。インラインの大文字とオーナメントがあって、オーナメント類はコロンビア先住民の民族文様を模したものになっているそうだ。Std と Pro があって、それぞれ4ウェイト。ただいま84%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

HopefulGrasshopper

HopefulGrasshopper

「希望に満ち溢れたバッタ」とかいうディスプレイ。バッタっぽい躍動感は全然なく、細いモノラインで手書き風にラフかわいく書かれている。ストロークの端にセリフの代わりに小さなドロップが付いているのが特徴。このブログの熱心な読者(いるのか?)ならお気づきだろうが、以前紹介した「希望に満ち溢れたキリン」という書体と同じ作者である。学生は夏休みに入ったようだが、ポケモンばっかり追いかけてないで、たまには原っぱでバッタでも追いかけてみてはいかがだろうか。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Petras Script EF

Petras Script EF

ラフで味のあるアップライトスクリプト。一件普通のペンで書いてあるようだが、ちゃんとカリグラフィーペンのストロークがあり、カリグラファーが書いたんだなというのが判る。キャップハイトがかなり大きく、大文字と小文字のサイズの差が大きい。字間は結構広めに取られている。F と T が特徴的。割とカッコイイ書体だと思うが制作年が古く、オルタネートが別ファイルに1種類しか用意されていないのが残念。ぜひ Pro 化して欲しいものである。

Category(s)
Design Date
1995
Publisher

Brix Sans

Brix Sans

ややヒューマニスト寄りのネオグロテスクサンセリフ。作者は人気書体、Brandon Grotesque と同じ人。元々は先行した Brix Slab というスラブセリフにマッチするサンセリフを、という事で開発された模様。の割にはちょっと骨格が違う部分もあるが、これも視覚調整の範囲なのだろう。書体としては抑揚がほとんどなく、骨格も奇をてらったところがまったくなくてストンとしている。字種は非常に豊富で、ラテン語圏では困ることはないだろう。6ウェイト。

Category(s)
Design Date
2014
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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