手書きと活字?の中間のようなスクリプト。アップライトのカチッとしたスクリプトで、一見カリグラフィーの技術で一発で書いた書体のようだが、おそらくこのストロークはレタリングじゃないと書けないと思われる。グリフ数は500ほどとさほどではないが、リガチャーがない分スワッシュオルタネートが豊富に用意されている。ウェイト2種あって1,600円ほどとかなり安い上にただいま50%オフセール中で800円ちょい。
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綺麗なスペンサリアンカッパープレート。いまどき珍しい正統派の真面目なスクリプトで、大変クラシカルで美しい。オルタネートもかなり豊富で総グリフ数は1200もあるので、誰でも達人風の文字組みが楽しめる。大文字には丸く花のオーナメントで囲ったイニシャルもあり。さらに珍しく、モノラインのスクリプトと、手書き風のセリフとサンセリフもファミリーにある。
2年前にリ・デザインされて発表された Helvetica Now に、バリアブルバージョンが追加された。元はオプティカルで3種類あり、かつ字幅も Condensed と2種類あったが、それらに加え更に Compressed も追加してひとつのフォントに押し込めたらしい。オプティカルがどうなっているのかちょっと不明だが、恐らくサイズによってデザインが変わってくるのだと思われる。またバリアブルなので、元にはなかったウェイトや字幅も自在になった。イタリックと2種。ただいま33%オフセール中。
ワールドワイドになった Avenir。1988年に Adrian Frutiger によって「Futura をもうちょっとヒューマニストに」と制作された Avenir が、2012年に小林章さんによってリファイン・拡充されて Avenir Next となり、この度さらに多数の言語をカバーして再拡充された。各アクセント記号を含めたラテン文字はもちろん、キリル文字、ギリシャ文字、アラビア文字、タイ文字、ヘブライ文字、グルジア(ジョージア)文字、アルメニア文字を同様のテイストでデザインして収められており、グリフ数は2000を超えている。ただしイタリックにはアラビア文字、グルジア文字、タイ文字はないそうだ。「全部はいらんから安くして」という人のために(笑)、それぞれの文字セットをバラにしたものもある。デザイナーには日本人では小林さんの他、大曲都市さんの名前も見える。10ウェイト。ただいま50%オフセール中。
ちなみに画像には、金環食完成の前後に見える「ダイヤモンドリング」という現象が描かれていると思われる。この紫の部分がかの有名な「コロナ」である(笑)。本来いい名前なんだけどねぇ…。
最近流行りのソフトセリフ。…っぽいディスプレイ。セリフそのものはボテッとはしておらず、コントラストも強めだが、全体の骨格やテイストがだいぶそれっぽい。全体的に頭でっかちでカウンターも広めでコロコロしている。ちょっとしたスワッシュが付いたオルタネートがほぼ全文字にある。結構かわいらしく、色々と使いみちはありそう。イタリックもなく1ウェイトのみ。
エレガントなカッパープレート。クラシックな正統派に近いタイプで、印象は柔らかめで女性的。800近いグリフがあり、見ての通りスワッシュオルタネートが豊富にある。まぁこのテの書体はたくさんあるが、なんと言っても値段が安い(2000円弱)なのにただいま50%オフで1000円しないという大盤振る舞い。いまの時期に大変重宝すると思うので入手しておいて損はない。作者はインドネシア人。最近東南アジアやオセアニアの台頭がすごいねぇ…ラテンアルファベット圏なので親しみやすいのだろう。
華やかでクラシカルな正統派カッパープレートスクリプト。Universal Penman という18世紀頃に出版されたカッパープレートに関する本を数冊まとめた本があって、カリグラファーの間ではつとに有名なのだが、この本のスタイルを踏襲したフォントだとの事。George Bickham をはじめとする当時の天才たちの技をふんだんに取り入れたスクリプトで、非常におしゃれでデコラティブ。オルタネートやリガチャーはそれぞれ100を超え、オーナメントも250ほどあるとの事。そのほか、Mr. などのよく用いられる略字や単語をひとまとめにしたグリフなどもある。1ウェイト。
世界一有名な(※個人の感想)書体である Helvetica に新ファミリーが登場。オプティカルになり、本文用の Text、キャプションなどの小さい表記用の Micro、見出し用の Display の3種が制作された。正直ひとつひとつのグリフを確認したわけではない(笑)ので詳細は不明だが、パッと見はスペーシングが変わったなという感じ。元の Helvetica は結構詰まっていた記憶があるが、Text はやや広め、Micro は結構広めに取られているように思う。従来はあまり長文向きではなかったが、これで耐えられるようになった。字幅はレギュラーと Condensed の2種。各タイプ8ウェイトずつあってイタリックもあり、合わせて96種。
小林章さんの新作。DIN Next をベースにいろいろ遊んでみたディスプレイ。フィルがラフな Rust、Rust にセリフを付けた Rust Slab、ステンシルにした Rust Stencil、影をつけた Shadow の4種。それぞれ Bold、Heavy、Black の3ウェイトしかなく、字幅もレギュラーの一種類のみ。フィルをラフにしているせいだろう(細いとあまり意味がないので)。ラフさは一定ではなく、ウェイトが太くなるほどフィルが潰れていくようになっている。ただいま75%オフセール中。
はあ…負けた…惜しかった…。というワケでこちらを紹介…。ベルギーの、ベルギーの、ベルギーのおおお、高級チョコレートブランドのピエール・マルコリーニ Pierre Marcolini のロゴの書体がこちら。割と古くからあるカッパープレートゴシック。小文字がなくスモールキャップスだが、x-ハイトはあくまで小さく、幅広で字間も広めで品のあるエレガントな書体である。’70年代にアメリカの Gary Sackers という人がステーショナリー向けにデザインしたもの。他にも「Sackers」の名を冠するエレガントな書体がいくつかあるので、興味のある方はお探しを。そんなに数はないので、揃えておくと招待状などに重宝するかも。