Creative Market

Tag: #elegant

Lust Pro

Lust Pro

カッパープレート風味のあるローマン。アメリカのグラフィックデザイナー、ハーブ・ルバリンのスタイルに範をとったらしい。幅広で平べったく President などのような雰囲気があるが、こちらはずっとコントラストが強くてトランジショナルスタイルとなっている。x-ハイトはかなり大きいが、その分アセンダーとディセンダーは短い。レギュラーのスタイルが幅広だが、少し幅を縮めた Demi とさらに縮めた Slim があり、Demi が通常の幅に近いと思う。これらに加え小文字もあるので、カッパープレートだけで名刺を組む時に困るメールアドレスや URL なども組みやすくなるだろう。ウェイトはそれぞれ No.1 から No.5 まで5ウェイト。イタリックもあり。さらにモダンローマンタイプの Lust Didone も別にある。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Burgues Script

Burgues Script

傾きとコントラストが強いカッパープレートスクリプト。非常に華やかなフローリッシュが多数あり、ラグジュアリー感満載な組版が可能。太い部分が結構強いので、そこそこ小さくても存在感を放つと思う。19世紀のアメリカのカリグラファー、Louis Madarasz という人の筆致を書体化したものらしい。Madarasz についての書籍、The Secret of the Skill of Madarasz という本が Internet Archive にて公開されていて、誰でも読める。見てみると、なるほど素晴らしい才能の持ち主だったようである。このスキャン画像はブラウザではもちろん、Kindle や PDF フォーマットでもダウンロード可。IAMPETH が投稿したらしい。ありがたや…。名前はスペイン語で「ブルジョワ」という意味だそうである。

Category(s)
Design Date
2011
Designer(s)
Publisher

Breathe

Breathe

Didone タイプのスクリプト。このブログではもう何度も紹介している南米のスクリプトの名手の作。オーナメント類含め1000種以上の字種を持っており、バリエーション豊かな文字組みが可能。かなりハデなスワッシュが豊富なので、ラグジュアリーな用途に重宝するだろう。MyFonts にはサンプルが多数ある他、カタログがPDFで見られる。1ウェイトのみ。Pro版で $37 とお手頃価格。♪夜明けの~ブレ~ス~が~

Category(s)
Design Date
2010
Designer(s)
Publisher

Magica

Magica

割とスタンダードな骨格を持ったマルチスタイルファミリー。サンセリフ、フレアセリフ、セリフ、スラブセリフとあり、それぞれ Jade(翡翠)、Onyx、Ruby、Topaz と宝石の名前がついている。またそれぞれに字幅が3種類あり、細い順からローマ数字で III、V、X となり、X が標準タイプ。さらにそれぞれ5ウェイトあり、合計60種。Jade もサンセリフだがステムの幅に差があり、エレガントな雰囲気を持っている。結構見やすくて良い書体だと思う。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

FF Acanthus

FF Acanthus

Monotype タイプディレクターの小林章さん制作のモダンローマン。小林さんは制作当時のデジタル版 Didot や Bodoni が、活字とは違いあまりに直線的に処理されてしまっている事が哀しいと述懐しており、この書体は拡大すると判るが、セリフがちょっとしなっていたりステムに微妙な膨らみがあったりして、その辺りが解消されている。最初はヘアラインが繊細なものをデザインされたが、後に本文用に適した Text と、いわゆる袋文字的な Open を制作されている。この書体によく似合うフレームの Border も別にあったが、現在は Text のグリフの中に収まっている。
余談だが、11月に Monotype が日本でイベントを行うとのこと。小林さんを始め、豪華ゲストが登壇する模様。詳細は Type& にて。
※どうでもいいけどサンプルイメージ、Acanthus のスペルが…

Category(s)
Design Date
1998–2000
Designer(s)
Publisher

Kudryashev Display

Kudryashev Display

つい最近発表された Didone なディスプレイ。サンプルイメージはサンセリフだが、セリフの付いたモダンローマンとペアのファミリーである。拡大すると判るが、ボウルやテール、セリフの部分がにゅよっとしなっており、単純に直線的なモダン書体ではない。Display と Headline があり、Headline の方がヘアラインがやや太めなので、多少小さく(と言っても見出し程度の大きさ)に使うと良いだろう。ロシアっぽい名前(クドリャシェフ?)の通り、キリル文字もサポート。ただいま70%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015
Publisher

Friendly

Friendly

繊細で可愛らしいディスプレイローマン。細身で柔らかく、そのシルエットはスクリプト風味を多分に含んでおり、派手なスワッシュやフローリッシュがついたオルタネートも多数ある。リガチャーやキャッチワードも多め。ウェイト自体が軽く x-ハイトも小さいので、やはり少し大きめに使う方がいいだろう。だが、あまり大きすぎると品を失うので、その辺のさじ加減が微妙である。アップライトと少し傾いた Slanted と2種。

Category(s)
Design Date
2012
Publisher

Duc de Berry

Duc de Berry

細身で優雅なブラックレター。バスタルダ(bastarda。フランスではバタルドゥ batarde)というスタイルのブラックレターで、通常のブラックレターよりも柔らかい曲線が多いのが特徴。この書体ではウェイトも軽く、パッと見「イタリック?」かと思うほど上品な優雅さも持ち合わせていて、筆者の好きな書体。派手なオルタネートなどはないが DFR (Deutsche Fraktur) に対応しており、「長い s」やドイツ語独特の ch リガチャーなどが入っている。作者の Gottfried Pott はカリグラファーとしても有名で、Kalligrafische Sinfonien (Calligraphic Symphonies) という作品集も出版している。

Category(s)
Design Date
1990
Designer(s)
Publisher

Digatte Quill

Digatte Quill

品がある中にも可愛らしさも共存してるスクリプト。ウェイトは軽めでコントラストも弱く、傾きもそんなに大きくはない。雰囲気的に上品すぎず、清楚なお嬢さんという感じ。字形以外にはフォント的な特徴はもういちいち説明するのもめんどくさいが(笑)、一応言っておくとスワッシュとリガチャーのオルタネートがいっぱいあります。はい。元々は同名の Digatte というモノラインスクリプトを羽ペン(quill)で書いた風にしたバージョンらしい。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Roos

Roos

オランダ風味のあるローマン。オランダ風味って何よ、っていうと、筆者自身が思う特徴として、コントラストが強めでトランジショナルに近く、各字幅にあまり差がなく一定でカウンターも大きめ、という感じである。この書体は加えてステムに抑揚があり、よくよく見るとセリフに近づくにつれややステムが広がっている。あとボウルにちょっと尖った部分があるのも特徴的。1947年に発表された結構古い書体で、当初はもちろん活字であり、De Roos という名前だった。実は筆者の名刺を嘉瑞工房さんで刷っていただいた際、欧文の小さいヤツにはこれを選択した。セリフが楔を打ちこんだようにギッとなっており、結構気に入っている。このデジタル版は3ウェイトあり、インラインタイプの Initials もある。

Category(s)
Design Date
2009
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

feoh design

シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

筆記体でおしゃれなサイン風英文ロゴをデザインします

feoh design