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Platinus Script Pro

Platinus Script Pro

カッパープレートスクリプト。…なのか、な? にしてはかなりダイナミックな書体である。実際、カッパープレートに使うポインテッドニブではなかなかこんな風に書けないが、レタリングならカッパープレート風味を持たせつつダイナミックに書くのは十分可能なので、デジタルならではとも言える。んーでも、ブロードニブでも角をうまく使えばヘアラインは出せるので、それかも知れない。とにかくイタリックとカッパープレートをうまく融合させたような書体である。作者はオルタネートが豊富で優秀なスクリプトをいくつも発表しており、これはそれらに比べると字種は少なめではあるが、それでもカリグラフィーの世界を楽しめる。ウェイトは2種。

Category(s)
Design Date
2012
Publisher

Rameau

Rameau

トランジショナルローマン。パッと見普通なようだが、エレメントがやや特徴的。この書体は正直言うとイタリックが本命というか主役であり、また本文向きでもない。ディスプレイとして使った方がずっと活きる書体である。イタリックはカリグラフィーと活字書体の融合というか、両者の特徴が非常にうまく溶けこんでおり、他に類を見ない独特な形をしていて、非常に筆者好み。安売りしている時に速攻で買いました(笑)。18世紀フランスの作曲家、ジャン=フィリップ・ラモーのオペラ『イアンとアムールの祭典』の台本に書かれた文字からインスピレーションを得て、イタリックから制作されたらしい。普段サンプルイメージは既存のものを使っているが、あまりいいのがなかったので Yearbook of Type 1 にあったものを筆者が再現してみた。

Category(s)
Design Date
2011
Designer(s)
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Nautica

Nautica

カッパープレートスクリプト。このブログではこのタイプの書体をもう何度も紹介しているが、これはこれまでのものとは少し毛色が違う。普通のカッパープレートより少し骨太という程度で、一見違いはないようには見えるが、変わってるのがスワッシュ。普通のカッパープレートのそれよりも少々勢いと太さがあり、どちらかというとブロードペンで書いたような形になっている。いわば両方のコンバインといった感じ。カリグラフィーをやってない人にはちょいーと判りづらいと思うが、筆者の目には結構新鮮。少ないながらオーナメント類があるが、ロープを模していたりコンパスがあったりと、「海」を想起させるものとなっている。3ウェイト。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
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Harman

Harman

最近流行りのマルチスタイルファミリー(勝手に名づけた)。ひとつのファミリー内にローマン、サンセリフ、スクリプト、オーナメント類が揃ったもの。こういうタイプは手書き風が多いのだが、これはきっちり作ってある。どのスタイルもインラインがある。やはり少々ガーリーな雰囲気があるが、今まで見た中では一番好きかも。名前はトルコ語で「ブレンド」という意味らしい。現在初売りセール中でなんと90%オフでたったの$19。もう私は買いました(笑)。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
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King Bloser

King Bloser

やや鋭い感じのするスペンサリアンカッパープレート。ご多分に漏れずスワッシュの付いたオルタネートやリガチャーが豊富だが、変わってるのがファミリー展開。サンプルイメージにあるモノラインのスラブセリフやその近くにあるオーナメントも実はファミリーである。スクリプトだけで組むとやや華美になりすぎるきらいがあるが、このスラブセリフを組み合わせればモダンな組版ができるだろう。何より読みやすいしね(笑)。ウェイトは2種。名前は19世紀アメリカの能書家、Elmer Ward Bloserから取ったそうだ。

Category(s)
Design Date
2014
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Levato Pro

Levato Pro

ややコンデンス気味でエレガントなローマン。アップライトは普通に見えるが、アセンダーとディセンダーを高めに取っており、クラシックな雰囲気がある。イタリックは非常に柔らかく繊細で美しく、こっちがメインじゃないかなーと思えるほど。ただ組んでも十分だが、アップライト・イタリック共にオルタネートやリガチャーが豊富で、華やかな演出を加える事も可能。5ウェイト。

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Design Date
2012
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Aphrodite Slim

Aphrodite Slim

お気に入りなのにすっかりその存在を忘れてたスクリプト(笑)。なんというか「丸み」が強く、エレガントというよりは可愛らしい印象がある。元々あるレギュラーウェイトのAphroditeをスリムにし、グリフを増やしたものだそうで、その数は1000を超える。なかなか使い応えのある書体。何度も言うが、こういう書体はどうしてもアレコレやりたくなるが、なるべく飾りは抑え気味に。名前はギリシャ神話の愛と美の女神(ローマ神話のヴィーナスと同一視される)から。サンプルイメージがクリスマスなのはご愛嬌。I’ll be cryin’ Christmas in Summer~♪

Category(s)
Design Date
2008–9
Publisher

Galea Display

Galea Display

かなりコンデンスなディスプレイローマン。コントラストは強めで、CやS、gなど、へにょっとした部分のエレメントが筆っぽくなっているちょっと変わった書体。3ウェイトあるが、イタリックはレギュラーウェイトしかない。11月に発売される雑誌「タイポグラフィ」で紹介されるとか。名前はイタリア語で兜…かな? 投稿時点で25%オフセール中。

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Design Date
2012
Designer(s)
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Vanitas Stencil

Vanitas Stencil

エレガントなサンセリフディスプレイ。コントラストの強いサンセリフで、ステムは直線が多く現代的。見ての通りステムの一部が欠いてあり、ステンシルタイプになっている。通常のタイプももちろんあるが、こちらの方がより涼やかな感じがしていいと思う。女性誌やコスメの広告などに。どうでもいいけど、サンプルイメージに高級ブランド名をそのまま使うのはどうなんだろう(笑)。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher

Le Beaune New

Le Beaune New

またしても碑文系。リガチャーなどが多いのは見ての通りだが、変わってるのがEやFを含むリガチャー。文字を反転させて鏡文字にしていたりする。セリフは控えめで、ぱっと見サンセリフに見えたりもする。骨格はちょっと固めで人工的。優雅さはあまり感じられないけど、オオゲサ過ぎなくていいんじゃないでしょか。名前は調べたが何のことか不明だった。Google翻訳でフランス語として翻訳すると「バウスプリット」と出たが、海皇紀でも読んでないとこの単語の意味は解らないと思う(笑)。

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Design Date
2013
Designer(s)
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