ふーゆーがっはーじまるよっ♪という事でまだ微妙に暖かい沖縄よりこちら。冬にぴったりなイラストが多数付属しているサードウェービーなモダンスクリプト。よくあるゆるゆるブラッシュスクリプトで、それに似合うイラストとロゴレイアウトが編集可能なEPSで提供されており、そのレイアウトのイラストや文字を取り替えれば、あっという間に自分オリジナルのロゴが出来上がる、という具合になっている便利なパッケージ。
Tag: #organic
ローマンベースの手書きゆるゆるディスプレイ。ベースラインの揃わないバウンシーな書体で、タテのラインも平行ではなくガッタガタ。プロポーションもわざと崩されており、フチもラフになっている。ガーリーあるいは子供向けの可愛らしい書体。ハロウィンやクリスマス向けに。2ウェイト。
ファンタジー風味のクセがすごいんじゃーなディスプレイ。アール・ヌーヴォー風の植物的な装飾が施されていながら可読性は程よく確保されており、読むのにさほど難はない。魔法使いが出てくるようなダークファンタジーにうってつけの書体ではあるが、製作年が古いせいかオルタネートがまったくないのが残念。しかし2003年が古いっていうのがなんか…まあよい。名前は指輪物語の登場人物・アラゴルンから来てる…のかも知れないし、スペインのアラゴン州から来てるのかも知れないがよくは判らない。
ぬちょっとしたオーガニック感があるローマン。若干カリグラフィー風味もあるかなという感じで、骨格も古くヴェネチアン風味もあり大変クラシックで美しい。字種も大変多く、発音記号は2つ重なったものもあり、汎ヨーロッパはほぼ網羅しているだろう。数字も色んなタイプが揃い、もちろんスモールキャップスもある。文学作品なんかにも似合うんじゃないだろうか。9ウェイトとファミリーも豊富。
最近流行りのシグネチャースクリプト。ボールペンで書いたようなほぼ抑揚のないモノラインのスクリプトで、傾きはほとんどなくアップライト。字形は手書き感がかなり強いものの可読性はよく確保されており、字形のバランスを見てもちゃんとした能書家がデザインしたなーという感じはある。74のリガチャーがあって、文字組みが楽しめるだろう。女性的な柔らかい書体。名前のモンペリエはフランス南部の都市名。1ウェイト。
またまたハロウィン向けを見つけたのでご紹介。「地獄の狼」(笑)とかいう名の、コンデンスでバウンシーなディスプレイローマン。大文字のみで、ステムは高さが揃わずウェストが絞られ、セリフも弓なりになっており、やや刺々しく鋭い感じになっている。ホラーというよりはオバケ(要するに子供向け)にぴったりだろう。フィルはソリッドなものとアウトラインのみの2種。サンプルにあるようなイラストも .ai と .eps で付いてくる。しかし Creative Market はインドネシア人ばっかりだな…。
ライトな印象のモノラインスクリプトとサンセリフのデュオ。スクリプトの方は能書家の筆致ではなく普通の手書きっぽくなっており、字形は丸く字間は広めでかわいらしく、オルタネートも若干あり。サンセリフはジオメトリックでコロコロしており、こちらもかわいらしい。総じてかわいらしい(笑)。女子が好きそうな書体。2ウェイト。
かなりカロリー高めな名前のガーリーなサードウェービーミクスド。アップライトのブラッシュスクリプトと、ややアール・ヌーヴォー風味のあるローマン、コンデンスな手書きサンセリフの3種があり、それぞれフィルがソリッドな Clean とラフな Rough がある。特筆すべきはクリップアートが入ったフォントが4つあり、計260ものイラストが入っていて、サンプルのようなファンシーなカードがすぐ作れるようになっている。全部セットで $16 と大変お買い得。
まったまたハロウィン向け書体をば。これもコンデンスでラインガタガタのローマン。コントラストが強めでモダンローマンぽいが、手書きレタリング感が強くアウトラインもラフになっている。フィルはソリッドなものとラフなものの2種。グリフは確認できないが恐らく大文字のみだろう。あとサンプルにあるようなカードの JPEG および PSD 画像が4種とテクスチャ2種が付いており、すぐにカード作りが楽しめるのもいいところ。これだけあって $12 とかなりお安め。
ポップでカジュアルなレタリングスクリプト。カウンターが大きく筆で書いたようなニュアンスがあり、大文字だけでも組めるようにデザインしてあって、カフェやスーパーなどの食料品関連によく似合う美味しそうなスクリプトである。コネクトはしっかり取れており、控えめながらスワッシュオルタネートもある。基本アップライトだが、傾いたイタリックスタイルもある。ウェイトも5つとスクリプトにしては豊富。