最近の流行り、Cooper 風ローマン。このテのボテッとしたセリフをどうも soft serif と呼んでるらしいので使わせてもらう。a と g に1階建てのオルタネートがある以外は、お約束どおりアセンダーとディセンダーが極端に短く、まぁ一般的なソフトセリフだと思う。そこそこ視認性は良くウェイトも多いが、やはりあまり長文は向かないだろう。ポップでレトロ風味があるので、その辺(どの?)の用途にどうぞ。7ウェイト。ただいま75%オフ。
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本日は『星の王子さま』の作者、サン=テグジュペリ Antoine Marie Jean-Baptiste Roger, comte de Saint-Exupéry の誕生日(1900)。彼はパイロットでもあったのでこちら。ヴィンテージ感あふれるレトロなディスプレイ。コンデンスな細めのサンセリフで、小文字はなくスモールキャップス。大文字グリフにはスワッシュが付いている。名前の通り、酒のラベルに使われてそうな書体である。フィルにバリエーションがあり、レギュラーの他、フィルがかすれた Aged(バリエーションが3つ)、影のある Shadow、影のみの Shadow Effect がある。アクセント記号が皆無で英語以外ではちょっと困るかもしれないが、その代わりファミリーパックで1,000円程度と格安。
ボテッとしたレトロなローマン。コントラストが弱くてブラケットとセリフが大きく丸く、アセンダーとディセンダーが極端に短くてコロコロした印象がある。スワッシュオルタネートが結構豊富で、これらを使うとよりレトロ感を演出できるだろう。8ウェイトもあってバリエーションが豊富。このタイプの書体が流行り始めてるのでは、と何度か述べてるが、最近他にも続々と発表されており、確実にこの流れは来ているとみて間違いないと思う。日本で流行る日は来るのかなぁ…。ただいま65%オフセール中。
本日は『ローズの日』らしいのでこちら。レトロ感満載のデコラティブなディスプレイ。レトロも何も元は19世紀アメリカでデザインされたもので、それをデジタル化したものである。多分どこかで似たようなものを一度は目にしたことがあるだろう。Clarendon などのスラブセリフをベースに装飾を施したもので、文字の上下でフィルが分かれているが、2~3色で色分けして刷っていたらしい。なかなか使い所が限られるとは思うが、ジョジョっぽいイラストと合わせるといいだろう(超限定)。
最近流行りつつあるボテっとしたローマン。レトロ風味のあるクセが強いんじゃ~(©ノブ)なローマンで、Windsor や Cantoria などと似た雰囲気がある。全体的に重めでボテッとしており、字幅も広めでアセンダーとディセンダーがかなり短い。A のバーがニュインと左上がりに伸びてるのが特徴的。g はディセンダーが短いせいか、ループではなくフック型になっている。個人的にはパブとかウイスキーとかそういうのに似合うと思う。イタリックもあって3ウェイト。Regular からしてまぁまぁ重い。ただいま65%オフセール中。
図太く粘っこい(笑)ディスプレイ。アメリカンテイストのあるヘビーウェイトのレタリングディスプレイで、コントラストが非常に強く、大きなティアドロップが特徴的。ステムは基本的にフレア気味。ほとんどの字にスワッシュオルタネートがあるが、さほど派手に暴れてはいない。Italic もあるが、字形はそのままなのでオブリークタイプになるだろう。1ウェイト。ただいま30%オフセール中。
レトロでコロコロしたかわいらしいローマン。Cooper や Windsor、Della Robbia などに似たディスプレイローマンで、セリフがボタっとして丸いのが特徴的。a や n の右のステムがちょっと斜めなのが変わってる。イタリックはないが、a、g、w などにイタリック風味のあるオルタネートがある。名前はチリにある地名らしい(チーズ〔リコッタ〕ではない)。欧米では最近こういうのが好まれるのか、この記事の投稿時点で MyFonts ベストセラー8位という人気の書体。7ウェイト。
変わりダネのレトロでエレガントなディスプレイ。基本はジオメトリックで、ウェイトはかなり細めながらヘアラインと相まってコントラストが強く、それに小さなセリフがちょこんと付いている。オルタネートやリガチャーが豊富で、かなり変わったグリフがあってうまく使えば強いアクセントになるだろう。大文字のみで小文字はなし。ヴィンテージ風味あふれる銅版画風のイラストも数点付いている。カリフォルニアとニュージーランドに同名の都市があるが、ヤシの木とウミガメのイラストがあるので多分ニュージーランドの方だろう。1ウェイト。
ちょっとレトロなジオメトリックサンセリフ。あまり「字」としての調整が入っておらず、幾何学要素が強い。ステムとカーブのつなぎ目もややぎこちない。が、それがまたちょっと視覚的におもしろい気がする。g に変なオルタネートがあるところもおもしろい。本文には向かずディスプレイ用だろう。7ウェイトあって、それとは別にかなり大きく使う用に Placard というウェイトが2種ある。バリアブルバージョンもあって、それひとつ買えば他はいらない。ただいま86%オフセール中。
本日はかのリーバイス Levi’s の創業者であるリーヴァイ・ストラウス Levi Strauss の誕生日(1829)だそうなのでこちら。コンデンスな太めのスラブセリフディスプレイ。レイヤードになっており、フィルのタイプが違う6種のフォントを重ね打ちして面白い効果が得られるようになっている。ちょっとレトロでヴィンテージ感のある書体で、アメリカン60’sな雰囲気満載である。大文字のみで小文字はなくスモールキャップス。ロゴと言うかバッジと言うか、この書体を使用したテンプレートがEPSで10点付属している。$10という安さも魅力的。