以前紹介したレトロクラシカルな PGF Elyss にサンセリフ版が出た。あちらは3スタイルのミクスドファミリーだったが、こちらはシンプルに1種類のみ。コンデンス幅なのは変わりなく、というか骨格はそのままにサンセリフにした感じ。コリッとして現代的に仕上がっているが、骨格はクラシカルなので新しくも目に優しい雰囲気に仕上がっている。おもしろいリガチャーもいくつか用意されているので、ロゴなどにも力を発揮するだろう。PDF で見本が用意されているので一見の価値あり。7ウェイト。ただいま60%オフセール中。
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筆感が満載のローマンキャピタル。普通この書体は平筆で書き、その際はちょっと不自然な動きをしてあまり筆の感じを残さないようにするものなのだが、このフォントは変にレタッチされておらず、手で自然に書くとこうなるよな、ととても納得の行く(笑)ものとなっている。筆感の弱い Classic、筆の感じが大いに残っている Hand、さらに筆がかすれた感じまで再現している Rough の3種がある。あと「キャピタル」とは言ったが、実は小文字もあるという変わり種。リガチャーやオルタネートのある Pro と、ベーシックなグリフしかない Essential の2タイプがある。それぞれ Classic と Hand は4ウェイトずつ、Rough は Black のみ。ただいま75%オフセール中。この辺が大好物である筆者は買った(笑)。
優雅なカッパープレートスクリプト。ディプロマというと証書・賞状などの意味なので格式ある感じなのかと思いきや、太いストロークの始点が自然な形をしており、全体的にもやや緊張感ゆるめでゆったりしたデザインである。スワッシュはご多分に漏れず多めに用意されているが、スワッシュライン自体には抑揚がなくモノラインなのがちょっと変わってるだろうか(Ornament というファミリーには抑揚のあるラインが用意されてはいる)。このテの書体にしては可読性が良く、使い勝手が良いだろう。
モダンローマンとカッパープレートのマルチスタイルファミリー。モダンローマンなのにブラケットがあるが、まぁこれもモダンローマンと分類できるだろう。モダンローマンには小文字がなくスモールキャップスで、インラインタイプとステンシルタイプもあり、スクリプトの一番細いウェイトはモノラインになっている。細いラインで描かれたレトロモダンなイラストアイコンも豊富。ただいま79%オフセール中。