手書きサンセリフ&スクリプトのディスプレイ。もうホントに普通の人が普通にボールペンで書いたような(笑)手書き感が特徴。どっちかというと子供が書いた風である。全体的にコンデンス。残念ながらオルタネートもほとんどないが、大文字が頭でっかちで全体的に躍動感があり、まぁ可愛らしい。ちなみにサンプルイメージはイタリアではなくメキシコの国旗らしい。どうりでイタリア語じゃないなと思ったが、メキシコって闘牛あったっけ…? 名前はスペイン語で「ハンサム」の意味らしい。2ウェイト。ただいま60%オフセール中。
Category: Display
モダンファットフェイスディスプレイ。Bodoni っぽいモダンセリフを極太にした感じの書体で x-ハイトが大きく、アセンダー・ディセンダーはともに極端に短い。リガチャーが大変豊富にあり、特に小文字には3文字のリガチャーもある。スワッシュというか、大きなドロップの付いたセリフのオルタネートもあり。結構使いでがあるんじゃなかろうか。$20と大変安くお買い得。
手書きのスラブセリフディスプレイ。ゴムのような弾力感のあるスタイルが特徴的。小文字はないが、小文字のグリフには字形の違う大文字が割り当てられており、さらに双方にスワッシュのついたオルタネートがあり、より手書き感を再現できるようになっている。かわいらしくてファンシーな書体。3ウェイト。
またまた出ました手書き風味のマルチスタイルファミリー。主たる書体はコンデンスなフレアセリフで、それのオープンフェイス(Inline)とその塗りつぶし部分のみ(Fill)があり、小文字のないオールキャップス版(Caps)はリガチャーが豊富。Caps には小さなダイヤ型の飾りのついた Western と名付けられたものがひとつと、あと躍動感のあるブラッシュスクリプトが1種。ほか、このテの書体には必ず付いてるオーナメントやアイコン類があり、名前の通りカフェに適したものが多くある。ただいま50%オフセール中。
コンデンスなオールキャップスのディスプレイ。半分だけセリフが付いたスラブセリフでちょっとクセがあるが、字形が割と素直なのでそんなに目にうるさくなく、結構使えると思う。オブリークもあり、それぞれ2ウェイト。セリフがまったくないサンセリフ版もあるが、先に書いたように字形が当たり前の形をしているのでつまらなくなる(笑)。半セリフ版を使う方がいいだろう。キリル文字もサポートしている。名前はスペイン・バレンシア地方のリゾート地の事らしい。
碑文系のディスプレイフレアセリフ。Optima よりも手書き感が強く、大文字だけだがリガチャーが大変豊富でおもしろい組版が可能。Mac に付属していた Papyrus に似てなくもない。名前はダンテの神曲・地獄編から取ったとかなんとか…ちなみに神曲は「しんきょく」と読みます。「かみきょく」ではないからね悪しからず。
マルチスタイルのディスプレイファミリー。サンプルイメージには4種類の書体が使われているが、一番大きな書体名を書いてるヤツはなんと書体としては入っていない(なんでやねん!)。オーナメントの一つとして、この書体名がひとつのグリフになって入っている。…意味不明だ。まぁそれはさておき、他の2種に加えサンプルには入っていないあと3種、計5種のディスプレイ書体のファミリーとなっている。「UNE…」と組んでるのが Crypte、上下の小さい字が Metier である。ほか、Metier のクセを強くしたような Fait Divers、ジオメトリックサンセリフの Poste、Poste と Meiter の中間のような Midi がある。全部小文字はなし。
ステンシルタイプのモダンローマンディスプレイ。元々は Compass TRF という書体のファミリー。ジオメトリックなモダンローマンという珍しいスタイルである。Regular の字形はまぁまぁ普通だが、Alternate の方はセリフの先に丸いドットが付くなど、デコラティブになっている。Bold と2ウェイト。名前は特に小室哲哉とは関係ない模様。
ぐにょぐにょな手書きのモノラインディスプレイサンセリフ。ややコンデンスなプロポーションで、大文字小文字あるものの、全部同じ大きさである。ファミリーに Gota というタイプがさらに巻きが強いセリフがある。それぞれにぐにょぐにょのスワッシュオルタネートがあり、リガチャーもかなり多めに用意されている。もちろんオーナメント類も揃っている。ウェイトが太いタイプもあるが別書体となっており、こちらは名前が Romeo となっている。つまり「ロミオとジュリエット」なのだが、特に仲を引き裂かれたり心中したりはしないようである。
字形のおもしろいディスプレイサンセリフ。基本的にはジオメトリックでややカッパープレート風味があり、平べったく小文字がなくてスモールキャップス。大文字はベースラインが下がっていて、小文字が上下中央に来る感じである。各字にはちょっとしたスワッシュの付いたオルタネートがあり、大文字にはデコラティブなオーナメントの付いたイニシャルもある。
これ Estilo という書体の Pro 版という事らしいが、雰囲気は踏襲しているものの、全然字形が違う。うーん。個人的にはこっちの方が好き。ほか、スクリプトタイプの Estilo Script と、本文向けの Estilo Text がある。