Set Sail Studios

Category: Slab Serif

Marlboro

Marlboro

本日世界禁煙デー、という事で、世界的に最も有名と思われるタバコのロゴにインスパイアされた書体を紹介(なんでやねん)。名前はそのまんまですがこれいいんでしょうか…。まあいいや。実際にマールボロのロゴと見比べると、アセンダーが短い、a や r などのセリフがティアドロップになっているなどの違いがあるが、まぁまぁ雰囲気は保っているだろうか。1ウェイトのみ。ちなみに、Marlboro は日本人がかなり発音しづらい単語のひとつらしい。r と l が連続してるしね…ま、皆さん健康にはご注意を。
※追記…元々この書体は Linotype が Neo Contact という名前で発表したもののようで(書いてあるね…)、これをマールボロが若干手を加えてロゴとして使用した模様。つまり書体の方が先。その後、URW++ からは Marlboro という名前で販売しているようです。

Category(s)
Design Date
2000
Designer(s)
Publisher

Bunday Slab

Bunday Slab

ややファンシーな風味のあるスラブセリフ。x-ハイトが大きくカウンターも広め、字幅は一定で現代的な骨格をした書体で可読性は良く、字種も豊富で、ちょっとした長文にも対応可能かと思われる。イタリックもあるが、変わっているのは「イタリック字形のアップライト」がある所。イタリックのダイナミックな字形をほぼそのままに垂直に立てて、「Up」という名をつけている。f のディセンダーがなくなっているなどちょっとした違いはあるが、g や y のディセンダーがループしているなど、結構かわいらしい雰囲気を醸し出している。3種それぞれ9ウェイトとビッグファミリー。投稿時点でイタリックだけ Heavy がないけどアップし忘れかな…。ただいま85%オフと大出血サービスセール中。

Category(s)
Design Date
2017
Publisher

Mayonez

Mayonez

本日はマヨネーズの日らしい。という事でそんな名前の書体を。コントラストの弱いほぼモノラインのぼったりしたスラブセリフ。といっていいのかよく判らないが、取り敢えずそうしておく。セリフの形としては Cheltenham に似ているかな。全体的に字幅がほぼ一定でやや角ばっており、カウンターは大きめで可読性は良いと思う。イタリックは傾きは弱いが、ちょっとカリグラフィー風味が入っていてアップライトとは対象的に柔らかい。キリル文字もサポート。7ウェイト。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher

Matcha

Matcha

本日は抹茶の日。何でも湯を沸かす茶道具の風炉(26)から来てるらしいが、なら「風呂の日」じゃんとか思うけどそれはさておく。そのものズバリの名を持つデュオ。柔らかなアップライトブラッシュスクリプトと、対象的なかっちりしたモノラインのスラブセリフがある。スクリプトの方はまぁよく見るタイプだが、スラブセリフの方がなかなかおもしろい。ジオメトリックベースだが、x-ハイトが小さくエレガントさがちょっとあり、字形も結構ファンシーで割りと筆者は好きである。ただいま30%オフセール中。
そう言えば「YOUは何しに日本へ?」で、かなりの数の外国人が抹茶味のキットカットを箱買いしていくのを見た事がある。ハワイのマカダミアナッツ並に日本土産のド定番となっているそうだ。 matcha って世界中で好まれる味になったんだねぇ。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

Rogliano

Rogliano

軽くてチャーミングな雰囲気のあるスラブセリフ。ストロークはモノラインで抑揚がないが、骨格はヒューマニストで、最近の書体には珍しくx-ハイトが小さめ。かつ字間がやや広めに取られ、全体的に軽めに仕上がっており、すっとした立ち姿がエレガントでさえある。大文字にはサンプルの R のようにスワッシュオルタネートがあり、小文字にはリガチャーが少し多めに入っている。全体的にモダンでありながらクラシックで、非常に筆者好みの書体である。7ウェイト。ただいま79%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2017
Publisher

Garalda

Garalda

ほとんどローマンに近い変わったスラブセリフ。説明文を読むと、1920年前後に使用されていた通称 Tory-Garamond と呼ばれていた書体を元にデザインしたそうで、ブラケットのない太めの直線的なセリフは確かにスラブセリフだが、プロポーションは Garamond の名が示す通り大変クラシックで、本文用としてまったく問題ないものとなっている。特徴的なのがイタリックで、あくまで活字なのだが手書き感が強く残っており、非常に魅力的。オルタネートやリガチャーも豊富で、スクリプトの代わりに十分使える。実は筆者は作者の Xavier Dupré の密かなファン。常に筆者のツボを的確に付いてくる書体を作る作家さんである。’77年生まれって俺より若いんだなぁ…脱帽。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Okojo Pro

Okojo Pro

ジオメトリックのサンセリフとスラブセリフのミクスドファミリー。基本的に Futura のようなジオメトリックなのだが、Futura よりは印象として丸っこい。i や j のドットや記号類が結構目立つし、MyFontsのサイトで見る限りステムの幅にもなんだかムラがある気がする。これが低解像度ゆえのレンダリングの不具合なのか、実際にそういう設計なのかは不明。それぞれ Display というバージョンもあり、こちらは角が落とされているほか、x-ハイトが大きかったり数字のデザインが違ったりすると説明にはあるが、違ってるかコレ…? 何かとナゾの多い書体である。ウェイトはそれぞれ3つずつ。ちなみにオコジョって、あの冬には真っ白になるイタチ科の動物の日本名だよね。なんでこんな名前なんでしょ。やはりナゾである。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Martini

Martini

本日5月13日は「カクテルの日」。カクテルと言えばこれ、マティーニの名を持つ書体を紹介する。その名も CocktailDay.com によれば、1806年に世界で初めてアメリカの新聞でカクテルが紹介された日だそうで。王様と呼ばれ、シャープさがウリのこのカクテルには似つかわしくないずんぐりとしたスラブセリフなのがとても残念。なので書体の紹介は早々に切り上げ(笑)、カクテルについて。
カクテルは大きく分けてショートとロングがあり、見た目の違いは氷が入っているか否か。ショートは氷なしで温くなるのが早いので、3口で飲めと言われることからショートと呼ばれる。三角のいわゆるカクテルグラスに入っている事が多く、アルコールも強いものが多い。マティーニはショートの代表格で、みんな知ってて一度は頼むが、強くて飲めない人が多数続出という(笑)ハードルの高いカクテルである。日本ではジンベースでステアがスタンダードレシピだが、海外ではウォッカベースでシェイクが普通らしい。なんでこんな違いが出たかは不明。
バーは誰でも最初は緊張するし、カクテルも知らないので何を頼んでいいか判らない事が多いが、「フルーツを使った甘くて軽めの」「炭酸でスッキリした」「ガツンと強い」みたいな頼み方でいい。バーテンダーはそれぞれの好みに合ったカクテルを作ってくれる。必ずカクテル名も教えてくれるので、気に入ったのがあれば覚えておけばどこへ行ってもそれを頼む事ができる。ジュースや炭酸だけを混ぜるノンアルコールのカクテルもたくさんあるので、酒が飲めなくても安心だ。本日は金曜だし、バーに行ったことがない人はデビューしてみてはいかが。って酒が飲めない筆者が言うのもなんですが(笑)。

Category(s)
Design Date
2014
Publisher

Tact Slab New

Tact Slab New

太めでコンデンスながら可読性が良いスラブセリフ。これぐらい太いと通常カウンターが潰れたり字形がぼやけたりするものだが、どうしてどうして結構読める。圧が強いので、ドリンク剤とかスポーツ、あとは軍関係(ここは日本です)などで重宝するだろう。残念ながらイタリックはなし。3ウェイト。ただいま46%オフというハンパなセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Chaparral Pro

Chaparral Pro

どれだけ削っても削りカスが途切れない、高性能な鉛筆削り「だけ」を作っているという中島重久堂のWebサイトで見出しに使われていてキレイだったので紹介する。スラブセリフとしては珍しく本文用に設計されており、伝統的なローマンの骨格を持っている他、サイズによって視覚的調整がなされたオプティカルファミリーであり、通常の本文用と、キャプション用(Caption)、見出し用(Display)、小見出し用(SubHead)がある。Adobe CC に入っていればインストールされる…のかな。筆者のPCには入っており、また Adobe Typekit でも配布されているので購入の必要はないかも。作者の Twombly は Adobe にてその才能を遺憾なく発揮しており、他に Adobe Caslon や Trajan、Myriad、Lithos などもデザインしている。

Category(s)
Design Date
1997–2000
Designer(s)
Publisher
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