筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ5選

Siro

Siro

x-ハイトが大きく読みやすい素直な本文用サンセリフ。目立った特徴はこれといってないのだが、それだけに目にうるさいこともなく、スラスラ読めるいい書体だと思う。まさに「白」の名がふさわしい。7ウェイト。デザイナーは日本人の Ryoichi Tsunekawa さん。名古屋在住なだけに「城」だったりしたらどうしよう(笑)。Tsunekawa さんは2010年に MyFonts にインタビューを受けている。その記事はこちら。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Ethos

Ethos

久々に紹介する本文用正統派ローマン。超楕円がベースになっているような字形をしており、そのためにややコンデンスでx-ハイトが大きく読みやすい。これと同様に超楕円ベースの書体である Hermann Zapf 氏の Melior にやや近いが、線が交わる部分ににゅっとしたカーブが付いているのが大きな違い。Condensed と Expanded があり、それぞれ6ウェイト、イタリックと合わせて36種と大ファミリーとなっている。ノーマルと Condensed の Regular および Italic は無料でダウンロードできるので、試してみるのもいいだろう。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Bw Mitga

Bw Mitga

ノーマルなサンセリフっぽいディスプレイサンセリフ。一見普通なのだが、M の斜めの線が微妙に弧を描いていたり、g の形が個性的だったりと、エレメントをよくよく見ると「んん?」という形をしており、やっぱり本文向きではないだろう。アップライトのみで、Light から Black まで4ウェイトあるが、やっぱりサンプルのように太い方が魅力的かなと思う。あまり見ないタイプだが、結構筆者好み。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Submariner

Submariner

久々の右の本格派登場といった感じのヒューマニストサンセリフ。たいへん明るく読みやすい書体で、とても今っぽいなぁという印象。ややコンデンス気味で、サインとかでの利用が考慮されている。ヒューマニストなので a や g は2階建てだが、それがいいアクセントになっていると思う。Q のテールの処理の仕方が筆者好み。字種も豊富でスモールキャップスとギリシャ文字をサポートしている。それにしてもなぜに潜水艦的な名前が付いているのだろう。作者が Marin という名なのが関係してるのかも(笑)。10ウェイトと大ファミリー。ただいま40%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios
Gottfried Pott / verlag hermann schmidt / 2016年
Schreiben mit Hand und Herz – Kalligrafische Erfahrungen

Duc de Berry などをデザインした、ドイツのタイプデザイナーでありカリグラファーでもある Gottfried Pott 氏の最新作品集。タイポグラフィの本ではないが、買って嬉しいので紹介させてくれ(笑)。躍動感のあるダイナミックな作風で、モノトーンに近い色使いでどこか東洋的な雰囲気を持っているのが特徴。その魅力ある作品が70点ほど掲載されている。本文がドイツ語なので残念ながら詳細はよく判んないが、カリグラフィに興味あるならば買っておいて絶対損はない。表紙の手書き部分はエンボス加工されていて手触りよし(笑)。

Appetite Pro

Appetite Pro

サンセリフとスクリプトのハイブリッドディスプレイ。基本的にはサンセリフの体(てい)をしているがエレメントに丸筆のニュアンスがあり、双方のニュアンスがコンバインされたような字形をしている。小文字にはターミナルレターがある他、イタリックの大文字にはスワッシュ付きのオルタネートも用意されていて、スクリプトのように扱える。元は1ウェイトの書体だったが、Pro 版になりウェイトが5つに増えた。字種も増え、ギリシャ文字やキリル文字もサポートしている。ただいま30%オフセール中。そういえばハイドロキシアパタイトとかいう成分が入った歯磨きがあったよな…芸能人は歯が命!

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Archive Garamond

Archive Garamond

Garamond のオリジナルをなるべく忠実に再現した Garamond。16世紀当時の印刷状態から再現されており、そのためフチがラフになっている。とはいえまったくそのまんまという訳でもなく、一応書体として整えられている。字種も拡張され、汎ヨーロッパはカバーしている模様。また c や m などにターミナルレターがオルタネートで付属しており、イタリックにはスワッシュつきの大文字もあり。小さいとラフな感じもそんなに目立たず、案外本文いけるんじゃないかなーと思う。版元の Archive Type は、名の通りこういったコンセプトの書体を得意としているらしく、他にも多数発表している。

Category(s)
Design Date
2011
Designer(s)
Publisher
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Skill

Skill

グラフィティ風味のあるブラッシュスクリプト。作者はこのブログでは何度も紹介している南米のスクリプトの名手で、普段は優雅なものが多いが、今度の新作はワイルドなものに挑戦した模様。とはいえ、やっぱり丁寧さがよく出ており、一見ラフに見えてとてもよく整えられた印象はある。ほーんとうまいよねこの人。Skill と Skill Standard があるが、Standard の方はいわゆる Std 版で字種が少ない。Skill の方を購入すればいいだろう。1ウェイト。ただいま25%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015–6
Designer(s)
Publisher

Misty

Misty

ややデコラティブなスラブセリフディスプレイ。基本はジオメトリックで、ステムは単調かと思いきや、中心部がかなり微妙に細くなっていて、きちんとデザインされている事が判る。x-ハイトはかなり大きいがウェイトが軽めなのでディスプレイ向き。オルタネートにステムが二重になったり、スワッシュが付いたりしたものがあり、リガチャーも結構豊富。あまり見ないタイプの不思議な幾何学模様のオーナメントもあり。キリル文字もサポート。2ウェイト。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Zierfraktur

Zierfraktur

カッパープレート風味があるブラックレター。見ての通りステムが塗りつぶされておらずシェーディング処理されており、ブラックレター特有の重たさが軽減されている。社交用のカッパープレートにこういうタイプが多いので、その辺の用途にうまくすれば使えるかなという感じ。酒のラベルなどにもいいだろう。元は Rudolf Koch が1919年頃に制作したものらしい。この RMU というフォントレベールはこういった古い書体のリバイバルを得意としており、他にも多数名作を復刻している。筆者お気に入りのレーベル。ただ活字タイプのロゴがちょっと…(笑)。

Category(s)
Design Date
2010
Publisher
RMU
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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