筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ5選

Equinox

Equinox

本日は春分の日。…の振替休日。なのでそのものズバリの名を持った書体を紹介。ちょっとおもしろい形の可愛らしい雰囲気を持ったサンセリフディスプレイである。全体的にややコンデンスで、h, m, n の右側のステムがディセンダーに飛び出してグッとフックしているのが特徴的。ステムはほんのりフレア気味である。2、3ヶ所から発売されてるが、Linotype版が一番グリフが多く、多少オルタネートがあるので、購入の際はそちらをお薦めする。

Category(s)
Design Date
1988
Designer(s)
Publisher

Miss Stephams

Miss Stephams

変わりダネのアップライトスクリプト。Charles Blumelein という人が、第2次大戦中にニューヨークでひとりコツコツ200種類ものスクリプトを書いていたそうで、その埋もれていた書体をデジタル化したものだそうである。キャップハイトが極端に大きい、つまり大文字と小文字のサイズ差がかなりある書体で、スクリプトではあるもののほとんど手書き感はなく、丁寧にレタリングされている。ストロークの折り返し部分が重なっておらず二重線になっている。この Blumelein のスクリプトは続々復刻されてるようで、ちょくちょく紹介しようと思う。

Category(s)
Design Date
2006
Publisher

Sacnoth

Sacnoth

本日は St. Patrick’s Day。アイルランドの守護聖人・聖パトリックの命日で、なぜか命日をお祭りで盛り上げる日である。一番盛り上がるのが本国よりもなぜかアメリカのアイリッシュコミュニティで、ホワイトハウスの噴水が、アイルランドの象徴色である緑色になったりもする。なんでもオバマ大統領もちょっぴりアイリッシュの血が入っているそうで。まぁそんな日なので、ケルト風味のある書体を紹介。ケルト人独特の組紐文様で作られた書体である。ドロップキャップス向けかな。あんま単語や文章を組むのは向いてないだろう。本日は何か緑色のものを身につけ、お近くのアイリッシュパブへ出かけてみてはいかが。那覇では県庁向かいのスマグラーズというパブでライブがあるそうで。

Category(s)
Design Date
2007
Designer(s)
Publisher

Coronet

Coronet

活字タイプのスクリプト。デザインされた年代がハッキリしないがおそらく20世紀前半で、あちこちから発売されてるが、一番サンプル画像が良かった(笑)Monotype版を紹介する。多分見たことある人は多いんじゃなかろうか。これとかあと Park Avenue とか。スクリプトではあるもののかなり活字寄りなので、字形が崩れてなくて読みやすく、またさほど堅苦しくもなくて使いやすい。フォーマル用途でも多分大丈夫かなと思う。あまりにも多用されててちょっとつまんない書体だったが、最近は一周回って新鮮じゃないかと思う。どうでもいいがこのスクリプトだけどカリグラフィじゃないタイプのヤツ、なーんて呼びゃいいんだろうね。いっつも悩む。誰か分類名考えてください。

Category(s)
Design Date
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Lince

Lince

Didone タイプのディスプレイ。骨格的には割とスタンダードではあるもののエレメントの形が変わっており、非常に個性的な書体。特に小文字には特徴的なグリフが揃っている。ヘアラインがかなり細く、小さくは使えない。ラグジュアリー感があるので、そういった用途に使えるだろう。セリフタイプとサンセリフタイプがあり、それぞれイタリックもあって4ウェイトずつある。ただいま75%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

FF Angie

FF Angie

かっちり目な骨格のフレアセリフ。厳格な雰囲気があり、何となく「高級官僚」という感じがする(個人的な感想)。非常に読みやすい書体で、この辺りはフランスの有名新聞 Le Monde の書体をデザインしたこともある作者の面目躍如というところ。この書体は、1990年にモリサワの書体コンテストで入賞したそうである。5ウェイトあり、Black にはインラインタイプもある。ところでフレアセリフって、セリフかサンセリフかどっちに分類したらいいのだろう。

Category(s)
Design Date
1994
Publisher

Made for Japan

Made for Japan

アメリカにある The Society of Typographic Aficionados (SOTA) によるチャリティフォント。2011年、東日本大震災直後に行われたプロジェクトで、世界中のタイプデザイナーが500以上のグリフを提供し、このフォントを作成。その売上を寄付しようという動きとなった。日本からは小林章さん、大曲都市さんらが参加している。SOTAは世界中で災害が起こる度にこのプロジェクトを行っており、これはその5回目のもの。詳細はこちらを参照

もう5年。まだ5年。それぞれの思いを胸に。今日を生きている事に感謝。
母が大病を患っている今、こんなクサいセリフがやけに染みる。

Category(s)
Design Date
2011
Designer(s)
Publisher
House Industries, now available on MyFonts!

Carrosserie

Carrosserie

腰の低いディスプレイサンセリフ。と言っても低姿勢という事じゃなく、物理的に重心が低めに設計されている、という事。A や E、R などを見れば判るが、バーの位置が中間地点より下がっており、それが頭でっかちでちょっと可愛らしい。’30年代の看板や書籍の表紙などからインスパイアされたとの事だが、字形はそこまで古臭くなく、どちらかと言えば最近の感じはする。全体的にややコンデンスで、小文字のないオールキャップスな書体である。名前はフランス語で自動車修理業者の意(元は馬車工房の事らしい)。7ウェイト。

Category(s)
Design Date
2009
Designer(s)
Publisher

Baker Street

Baker Street

いい感じに古臭いディスプレイ。名前の通り、ロンドンのベイカーストリートにあるパブの看板などにインスパイアされたとある。コンデンスでコントラストの強いローマンで、全体的にちょっと野暮ったい。Windsor などとテイストが似ており、この辺が1900年前後頃の英国スタイルなのだろう。スワッシュの付いたオルタネートやリガチャーが豊富にあり、スタイルはサンプルにあるアップライトと傾いた Oblique、いわゆる袋文字の Inline、アウトラインがラフな Rough がある。あと良く似合うフレームのようなオーナメントが多数。扱いが簡単なようで結構差が出る書体だと思う。腕に自身のある方はどうぞ。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Vicomte FY

Vicomte FY

結構ゴツゴツしたカッパープレートスクリプト。なめらかで優雅なストロークがウリのカッパープレートにあって、あちこちに角が立っているこいうタイプのスクリプトは珍しい。おかげでちょっとワイルドさが出ており、男性向きでもあるだろう。そのせいか質実剛健、オーナメントやリガチャーもない。オルタネートもわずかに H や f にあるのみ。その分面白みには欠けるが、あれこれ迷わなくて済む分ラクではある(笑)。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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