筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ7選

Merlo Grotesque

Merlo Grotesque

(※Merlo Neue にリニューアルされてこのフォントは購入できなくなっている)
つい最近発表された、ジオメトリックのようなヒューマニストのようなサンセリフ。最近の書体には珍しくx-ハイトが小さめでエレガントであり、字間が広めに取られていて明るい。角が丸く落とされており、優しい印象も持っている。g に2階建てを採用している所が特徴的。全体的に非常に現代的ですごく流行りそうな書体である。Brandon Grotesque にも似てるかな。9ウェイト。ただいま90%オフセール中。買っておいて損はなし。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher
ITC Avant Garde Gothic

Futura と並び非常に有名なジオメトリックサンセリフ。アメリカのグラフィックデザイナー、Herb Lubalin が1968年に Avant Garde(アバンギャルド)という雑誌を立ち上げた際に制作されたもの。元々は画像のように手描きのレタリングで非常に個性的な組み方をしていたのだが、従来のフォント技術ではこれが難しく、普通のジオメトリックとしてしか存在していなかった。近年の OpenType 化により多数のオルタネートが扱えるようになり、この組み方が再現できるようになっている。Std 版と Pro 版があり、Pro 版のリガチャーの数はハンパではない。いろいろと組版を楽しんで欲しい。コンデンスタイプもあり。5ウェイト。

 

Category(s)
Design Date
1970–7
Publisher
ITC

Fratello Nick

Fratello Nick

コンデンスで繊細なディスプレイローマン。ローマンタイプだがスクリプトのように非常に多くのスワッシュやフローリッシュの付いたオルタネートを持つ。オーナメントの付いたイニシャルもあり、それとは別にオーナメントとフレームもファミリーとしてある。自分の赤巻き毛の息子・Nick にインスパイアされたとあるが、その割には非常にガーリーでエレガント。彼とおぼしき写真もサンプルにはあるので、興味のある方はどうぞ。

Category(s)
Design Date
2015
Publisher

Organic

Organic

名前の通り、オーガニック(?)なヒューマニストサンセリフ。ステムの太細にほとんど差がなく字形もスタンダードそのもので、個性を極力消すことで逆に個性を出したような感じ。拡大しないと判らないがステムの角が落とされており、より柔らかさを持たせている。R のレッグの弧の描き方がちょっと独特。視認性もよく、何にでも使えそうな汎用性の高い書体である。6ウェイト。

Category(s)
Design Date
2009
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Liebe Lotte Swell

Liebe Lotte Swell

カジュアルなアップライトブラッシュスクリプト。雰囲気的にはちょっとガーリー趣味が入っている。スワッシュオルタネートはさほどなく、代わりにリガチャーが多数ある。とは言っても、ほとんどが e とのコンビだけという…なんか変わった書体である。キャッチワードが少し。1ウェイト。
 正直、サンプルイメージが初日の出っぽかったんで紹介したというだけ(笑)。まだお屠蘇気分の抜けないであろうなのでこんなものを紹介してみる。25度もある沖縄より新年のご挨拶。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Zira

Zira

コンデンスな手書き風スラブセリフディスプレイ。基本的にはユニケースで大文字小文字同じ大きさだが、普通に小文字が小さいバージョンもある。キリル文字もサポートしている。Zira とは『猿の惑星』に登場するチンパンジーの名らしい。この書体のセリフのないバージョンで Cornelius というのがあるが、この2人(2匹?)は夫婦らしい。とまぁそんな事はどーでもよく、とにかく図柄に本年の干支である猿が描かれてるので紹介したという次第(笑)。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Nimbus Roman No 9

Nimbus Roman No 9

本年最後の投稿。という事で「第九」の名を持つ書体を紹介(笑)。Nimbus という名で、ローマン以外にもサンセリフやモノスペースの書体が展開されているのだが、これは Roman No 9 という書体で、普通の Roman よりウェイトが若干軽く、またファミリー展開が豊富になっている。Time Roman に近い印象の、古いタイプのスタンダードなトランジショナルローマン。イタリックの小文字がアップライトより若干ウェイトが軽めになっていたりするのが、なんか通好み。コンデンスタイプもあり。それでは皆様、良いお年をば。よ~ろ~こ~び~の~うた~♪

Category(s)
Design Date
1994
Designer(s)
Publisher

Kings

Kings

あんまり上手じゃないスクリプト(笑)だが、サンプルイメージがすごい気になったので紹介する。いや紋章。ね。これおかしすぎる。エスカッシャン(盾)のボーデュア(縁取り)はともかく、なぜにクラウン(冠)とサポーター(クラウン左右のライオン)とスクロール(帯)がエスカッシャンの中に、っていうね。これ本来は全部エスカッシャンの外に出さねばならない。クラウンは上、サポーターは左右で盾を持たせ、スクロールは盾の下に置いてくれ。頼むよおい。
 …ふぅ。気が済んだので書体の紹介。優雅さに欠けるが力強い書体。Honor が飾り気のない普通のスクリプトで、Quest は大文字がデコラティブ、Dominion は小文字にもスワッシュなどを付けたバージョン。これ全部 OpenType でまとめればひとつで済むのに、とか思う。なんかケチばっかりつけちゃった(笑)。

Category(s)
Design Date
2006
Designer(s)
Publisher

P22 Stickley Pro

P22 Stickley Pro

クラシカルなヴェネチアンローマン。ヴェネチアなのかローマなのかはっきりせいって感じだが、まぁそこは置いといて。ヴェネチアンの特徴はというと、e の斜めのバー、低いx-ハイトに低いコントラスト、ステムと同じぐらいの太さのセリフ、などなどだろうか。数少ないこのブログの読者はご存知だろうが、この辺のクラシカルなタイプは筆者の大好物である。オプティカルな(視覚的に調整された)書体で、キャプション用の Caption、本文用の Text、小見出し用の Headline、大見出し用の Display と4種類あり、サンプルイメージで見られるようにそれぞれに若干ウェイトが違い、Caption が一番太く Display が一番軽い。字間も Caption が広めに取られてるだろうか。Text だけ Bold ウェイトがある。

Category(s)
Design Date
Designer(s)
Publisher

LTC Athena

LTC Athena

Typodarium 本日の書体。昔に忘れ去られていた活字書体を印刷史家が見つけ出し、デザイナーに依頼して復活させたものらしい。Empire 風の極端なコンデンス書体だが、ステムが真っ直ぐではなく波打っており、アール・デコ風味が加味されている。デジタル化にあたり字種が拡張されており、ヨーロッパで必要な発音記号類が揃っているほか、オールドスタイル数字やリガチャーなどが追加されている。なんでギリシャ神話の戦いの女神の名がついているのかは不明。関係ないけどメリークリスマス。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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