ガーリーでかわいらしいモノラインのミクスド。スクリプト、コンデンスサンセリフ、小さな丸っこいサンセリフ、スラブセリフと4種のミクスドで、どれも細いモノラインで若干手書き感は残るものの、昨今のサードウェービーなヤツほどではなく、スッキリしてて使いやすいだろう。スクリプト以外は大文字のみ。ちなみ Save the Date とは「この日は空けといて!」という意味で、欧米では結婚式や披露宴の正式な招待状を送る前に、こう書いた日付入りのカードを送るのが一般的らしい。二度手間や…(笑)。来月はジューンブライドという事で紹介しときました。
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雰囲気ジオメトリックなモダンなヒューマニストサンセリフ。ヒューマニストでありつつややコロコロしており、なんとなくジオメトリックっぽいが、よくよく見るとどこにも幾何学的な所はないという、とても現代的な涼やかな書体。大文字はやや頭でっかちで、ボウルは大きく、全体的にやや幅広。可読性は大変良好。最近のフラットな Web デザインによくマッチするだろう。7ウェイト。
車椅子の天才ことスティーブン・ホーキング Stephen Hawking 博士が本日他界された。という事で氏の名を冠する書体を紹介。ややぼったりしたスラブセリフ。レギュラーウェイト以下ではコントラストが弱く、x-ハイトも大きくてまぁ読みやすいかなという感じ。作者は名前の通り科学分野での使用に適しているとしているが、サンプルはなぜにオールドスタイル数字…(一般的に科学分野ではライニング数字が使われる)。ちなみにサンプルにある SETI とは「地球外知的生命体探査」の事である。実際いくつかの研究機関で大真面目に宇宙人探しは行われてはいるが、いつも資金不足に悩まされているようだ(笑)。ホーキング博士はこの分野とは関わりがないどころか、「宇宙人とコンタクトをとるべきではない」と主張されていたとか。だが今頃は、誰かと平和的にコンタクトしてるかもしれない。そうである事を願う。合掌。
見ての通りクリスマスオーナメントの dingbats。64個の可愛らしいイラストが入っている。そんだけ。皆さんメリクリ~。
優雅なカッパープレートスクリプト。ディプロマというと証書・賞状などの意味なので格式ある感じなのかと思いきや、太いストロークの始点が自然な形をしており、全体的にもやや緊張感ゆるめでゆったりしたデザインである。スワッシュはご多分に漏れず多めに用意されているが、スワッシュライン自体には抑揚がなくモノラインなのがちょっと変わってるだろうか(Ornament というファミリーには抑揚のあるラインが用意されてはいる)。このテの書体にしては可読性が良く、使い勝手が良いだろう。
第7回モリサワ賞国際タイプフェイスコンテスト(2002年)の欧文部門金賞受賞作品。A や H のバーや記号類にひゅっとしたカーブがあり、全体的にちょっと怪しげな、バロックやロココ調の雰囲気のある書体である。数字の 0 のアクシスが90度横になっているのがかなり挑戦的。大文字にはオープンフェイスになったオルタネートがある。イタリックはコンデンスであくまで柔らかい。リリースは2012年で、実に10年を費やして制作した力作である。2014年にはイタリックのスワッシュバージョンの Australis Swash も発表している。
微妙にほんのちょっぴりフレア気味なサンセリフ。基本的な骨格はヒューマニストだが、字形がちょっと独特で、a のボウルが異様に低かったり、g は2階建てながら頭の方が大きかったり、k のアームがフックしてたりなどなど、結構個性的である。特に g のイヤーが垂直なのは斬新だろう。とはいえ、全体的に可読性は良好。10ウェイトもあって使いごたえがある。名前のティカルはグアテマラにあるマヤ遺跡の事。樹なつみの「OZ」懐かしいなぁ。「19の…髪の色だ…」誰も知らないか(笑)。
活字寄りなカッパープレートスクリプト。手書きのブレが少なくシステマチックにレタリングされたような印象で、どちらかというと Didot のイタリックのような雰囲気がある。作者もそれを意図してか、リガチャーはあるものの、スワッシュオルタネートはまったくと言っていいほどない。5ウェイトあるがヘアラインの太さはほぼ変わらないので、一番太い Bold は見ての通りかなりのコントラストになる。あまり高級感はないが可読性はいいので、パッケージとかに使えるかと思う。ただいま65%オフセール中。
本日11月第4木曜日はアメリカやカナダでは感謝祭(Thanksgiving day)。なんか起源がよくは判らなくなってるらしいが(笑)、まぁ秋の収穫を祝うような日、らしい。七面鳥の受難日であり、家族みんなでローストターキーをつつくのが恒例となっているそうだ。ちなみに翌金曜日は Black Friday と呼ばれ、なんだか不吉な呼び名だが、モノが売れに売れてみんな黒字になる事からこう呼ばれている。
それにちなんだ書体を探したがなく、ま、家族みんなで「家」に集まる、という事で、スペイン語で「家」の名を持つこの書体を紹介。フック状のカーブが特徴的なヒューマニストサンセリフ。ちょっとクセが強いがなかなかかわいらしい。ファミリーにはイタリックとは別に、モノラインのスクリプトもある(画像参照)。また、ミッドセンチュリーモダンな家具のシンプルなイラストアイコンもあり。スラブセリフタイプの Hogar Slab もある。5ウェイト。