本日は1966年の初来日を記念して『ビートルズの日』らしいのでこちら。ヴィンテージ感のあるポップで太めなモノラインスクリプト。カウンターが大きく丁寧に書かれた読みやすいレタリングスクリプトで、整然と並んだグリフにちょっとしたスワッシュオルタネートが付いていて、ストロークが重なるところが一部欠けて立体感を表現している。オマケなのか同じ太さでアップライトラウンドゴシックの Bhelt という書体も付属し、実質デュオフォントパッケージとなっている。
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本日『パフェの日』だそうなのでこちら。ステンシルタイプの変形ローマンディスプレイ。最近よくある変形系かと思いきや、よーく見ると欠け方が変わっているだけで、グリフそのものは割りとスタンダード。f や t の欠けた部分を埋めて真っ直ぐにしてみるとよく分かる。とはいえ全体的な印象はやはりかなり変わっててデコラティブで、リガチャーも多数ある。コントラストは強めながら全体的には繊細でエレガント。1ウェイト。
ぼたっとしたセリフがかわいらしいソフトセリフ。このテは Cooper や Winsor など古い書体があるが、なぜかこれはちゃんと現代的で古臭さは感じない。カウンターも広めで可読性も良好。ちょっとしたスワッシュの付いたオルタネートが各字にある。7ウェイトあるほか、バリアブルタイプもあり。
読みやすいスッキリしたブラックレター。通常ブラックレター(ゴシック)というとゴチャゴチャして読みづらいものが多いのだが、これはかなりギリギリまで装飾を省きながらもちゃんとブラックレター風味を残しており、ヴィンテージ感はしっかりある。古き良きアメリカンなテイストも感じられるものとなっている。ビアパブのほか、野球チームのロゴなどにいいだろう。1ウェイトなのがちょっともったいない。太いのも欲しいかも。
ダイナミックなモダンブラッシュスクリプト。大胆なストロークが特徴的な書体で、ベースラインはやや揃っているものの、グリフはそれはそれは暴れていて非常にダイナミックでストロークにもコントラストが強めに入っている。ではあるものの、カーブがゆったりしていてそれほど乱暴な感じはしない。各字にちょっとしたスワッシュの付いたオルタネートと、小文字にはリガチャーが多数ある。アップライトとやや傾いた Italic の2種。
イタリックが直立したようなグリフのディスプレイローマン。ハイコントラストのモダンローマンがベースで、大文字はそのまま、小文字は見ての通りイタリックとアップライトのハイブリッドのような字形の変わったディスプレイである。全体的にカウンターが大きめにゆったり取られており、雰囲気は気品のある上流マダムという感じ(笑)。ハデなオルタネートやリガチャーは皆無という最近では潔い書体である。1ウェイト。
軽くスッキリした読みやすいヒューマニストのセリフとサンセリフのデュオ。エドワード・ジョンストンの書体を参考にしたとあり、それに一番近いのが Bold ウェイトだそうで、こちらはほとんどモノライン。それより軽いウェイトの方はストロークにちょっとコントラストを付けたそうだ。セリフの方はほぼストロークの太さでブラケットのないものが付いており、要するにスラブセリフタイプ。それぞれイタリックがあって5ウェイトあり、セリフの方はフィルがないオープンフェイスタイプがひとつある。ただいま50%オフセール中。
変形系エレガントディスプレイ。変形の強いサンセリフ(フレアセリフ?)とやや弱めのセリフがあるが、これらはファイルが分かれておらず、オルタネートで入っている。しかもレギュラーとボールドのウェイトがあり、イタリックもあるが、それらも全部ひとつのファイルに収まっているという変わりダネであり、異体字セレクター機能が必須となっている。全体的な雰囲気はやっぱりフェミニン。
ハデなデコレーションが付いたディスプレイローマン。コントラストが強いモダンローマンをベースに、これでもかとスワッシュの付いたオルタネートがあって、とにかくゴージャスでファビュラスでグッドルッキングな書体である。夜のお店方面で大活躍しそう(笑)。5ウェイトあるほか、細いスワッシュのみの Ornaments がファミリーにある。ただいま50%オフセール中。
バリエーション豊富なジオメトリックサンセリフ。シンプルにスッキリしていて大変読みやすい書体。A から D の4つのスタイルがあり、それぞれに新構造主義的とかいろいろ主張されているが、違いは某有名ファミレスの間違い探しレベル(笑)。主に各カーブ部分にちょっとした違いがあるが、かなり微妙である。興味のある方はぜひファミリーで購入して比べてみて欲しい。各スタイルともイタリックもあって9ウェイトで計72種と超ビッグファミリー。ただいま30%オフセール中。