筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

Set Sail Studios

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必見! お薦めのタグ5選

Galileo Galilei

Galileo Galilei

本日はガリレオ・ガリレイ Galileo Galilei の誕生日(ユリウス暦1564)なので、そのままの名前の書体を紹介。ローマンとスクリプトのデュオ。ローマンの方はコントラストが強く品のあるタイプで、ブラケットが大きくてそのためなんとなくぬちょっとした感じがある。スクリプトの方は中太のマーカーでラフに書いたようなタイプで、ストロークにはほんのりとコントラストがある。グリフはゆったりとしていた潰れたところがなく読みやすいだろう。両者は対象的だが、気取りすぎず安っぽすぎずいいバランスだと思う。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Malligoe

Malligoe

ラフなハンドライテン。アップライトで縦のストロークがよく伸びててバウンシー。グリフもあまり洗練されてない感じでだいぶラフである。全体のニュアンスとしてはシグネチャーに近いだろうか。にしてはちょっと子供っぽさもある。全体的に大変カジュアルなので、ま、気軽に使ってくださいな。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Imprint

Imprint

明日2月11日はカリグラフィー中興の祖でありレタリングアーティストであるエドワード・ジョンストン Edward Johnston の誕生日(1872)。ジョンストンといえばロンドン地下鉄の制定書体が有名だが、それはもう前に紹介したのでこちら。シンプルで読みやすい本文用ローマン。ジョンストンほか数名で Monotype のために Caslon をモデルにしてデザインしたとある。xハイトが大きめで字間もやや広めなため可読性は良好。ディセンダーが短いのがちょっと残念かな。雰囲気は大変おとなしく主張しない。2ウェイトしかないが、それとは別にインラインの入った(意味がダブる…)Shadow がある。

Category(s)
Design Date
1912
Publisher

Touch Me

Touch Me

本日は『タッチ』の作者、あだち充の誕生日(1951)。まさかの70才にびっくりだけど(笑)、とりあえず書体を紹介。ぼったりしたモダンスクリプトと手書きサンセリフのミクスド。スクリプトはアップライトでコントラストが強く、またバウンシー加減もなかなか強い。普通のものと、スワッシュの先にドロップの付いた Drop の2種がある。サンセリフは丸みの強いタイプと、ベーシックなグリフの Petite の2種がある。サンセリフの方は6ウェイトずつあり。ちょっとクセが強くて使いづらい書体かもしれない。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Grand Cru

Grand Cru

ゴージャス感のあるディスプレイモダンローマン。オプティカルになっていて、コントラストの強さに S, M, L の3種があり、S が一番が弱く L が一番強い。L は小さく使うとヘアラインがすっ飛んでしまうが、S なら雰囲気を保ったまま可読性も確保できるようになっている。xハイトが結構大きめで、そのため優雅さはないが、高級感は確保されているように思う。スパイキーなセリフが特徴的。名前はフランス語でグラン・クリュと読み、「(ワインの)特急畑」という意味である。SMLそれぞれ6ウェイトずつ。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2021
Publisher

Relagina

Relagina

変わったグリフとリガチャーが特徴的なディスプレイローマン。大変繊細なライトウェイトの書体で、見ての通り個性的なグリフがおもしろい。ちょっとレトロで、女性的でエレガントな雰囲気があり、コスメやトイレタリー、オーガニック食品などによく似合うかなと思う。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Condesqa 4F

Condesqa 4F

本日と同名のファウンダリーのフォントを紹介。かなりコンデンスで幾何学的なサンセリフで、曲線と直線の接続部が一部欠けているところが特徴的。オールドスタイル数字とキリル文字がサポートされている他、幾何学的なアイコンが多数付属している。一応 Extra Light とウェイト名が付いてるが、これ1ウェイトしかないみたい(笑)。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher
House Industries, now available on MyFonts!

Rockwell

Rockwell

本日はアメリカの有名なイラストレーター、ノーマン・ロックウェル Norman Rockwell の誕生日(1894)。ので同名の書体を紹介。有名なスラブセリフがあるのだが、同じ名前の書体が別に見つかったのでこちらを。ウェッジ型のバカでかいセリフが特徴的なモダンローマンディスプレイ。ヘビーウェイトでコントラストの強いタイプで、ラグジュアリー感もありながらちょっとポップなので、高級感を出したいけどあまり気取りすぎたくない場合(そんなのある?)に使えると思う。1ウェイト。2日続けて同じファウンダリーの書体になったのは偶然。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)

Monte Carlo

Monte Carlo

変わったグリフのややレトロなモダンローマンディスプレイ。直線的なステムと強いコントラストの、冷たさもありながらラグジュアリー感のある書体。大文字のみだが、小文字のグリフ部分にはオルタネートが割り当てられており、つまりすべての文字に2種類のグリフがある。ボウルがモノラインになってるのが変わってて特徴的。一部の文字にはリガチャーもあり。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)

Avenir Next World

Avenir Next World

ワールドワイドになった Avenir。1988年に Adrian Frutiger によって「Futura をもうちょっとヒューマニストに」と制作された Avenir が、2012年に小林章さんによってリファイン・拡充されて Avenir Next となり、この度さらに多数の言語をカバーして再拡充された。各アクセント記号を含めたラテン文字はもちろん、キリル文字、ギリシャ文字、アラビア文字、タイ文字、ヘブライ文字、グルジア(ジョージア)文字、アルメニア文字を同様のテイストでデザインして収められており、グリフ数は2000を超えている。ただしイタリックにはアラビア文字、グルジア文字、タイ文字はないそうだ。「全部はいらんから安くして」という人のために(笑)、それぞれの文字セットをバラにしたものもある。デザイナーには日本人では小林さんの他、大曲都市さんの名前も見える。10ウェイト。ただいま50%オフセール中。

ちなみに画像には、金環食完成の前後に見える「ダイヤモンドリング」という現象が描かれていると思われる。この紫の部分がかの有名な「コロナ」である(笑)。本来いい名前なんだけどねぇ…。

海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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