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Tag: #art deco

2030

2030

なんか未来的な数字が名前になったジオメトリックサンセリフ。パウル・レナー(Futura の作者)やカッサンドル(フランスのグラフィックデザイナー)、シャルル・ルーポ(同じくフランスのグラフィックデザイナー)のタイプフェイスやレタリングを参考にしたとあり、ややアール・デコ風味のある書体に仕上がっている。短いアセンダーやディセンダー、頭でっかちな R がそうかな。字幅や字間がやや広め。イタリックはオブリークタイプなので、アップライトとあまり字幅が変わらない。9ウェイトとビッグファミリー。ただいま60%オフセール中。しかし2030にあんま未来を感じなくなったよね…。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Marseille

Marseille

アール・デコ調のディスプレイ。軽いウェイトのジオメトリックサンセリフで、大変可愛らしい書体。半円の幅を調整せずそのまま使用しているので、字によって字幅が結構異なるが、それがそのままアクセントになっていておもしろいだろう。オルタネートはほとんどないが、アクセント記号はまぁまぁフォローしており、200言語に対応しているとある。作例に「サボン・ド・マルセイユ」とあり、そういう有名な石鹸があるが、これ別に商標ではない模様。フランスのマルセイユ地方の伝統的な製法によって作られた石鹸の事らしい。ちなみに作者の Louise Fili はアメリカのグラフィックデザイナーで、タイポグラフィに関する本を多数出版している。

Category(s)
Design Date
2017
Publisher

Coco Gothic

Coco Gothic

過ぎちゃったけど2日前の8月19日はココ・シャネルの誕生日(1883)。というワケでその名を持つ書体を紹介。エレガントで可愛らしいジオメトリックサンセリフ。レギュラーと Alternate があって、Std 版で字形が違うのかと思いきや、両方とも Pro 版でそれぞれに違うグリフを持っており、結果としてかなりの数のオルタネートが発生している。オルタネートにはアール・デコ調のものもあるだろうか。中にはスラブセリフもあり。ただ残念ながらリガチャーはほとんどない。ともあれ、とにかく可愛らしくてオシャレ。使用例は Behance にプロモーションページがあるので、そちらを参照して欲しい。キリル文字もサポート。

Category(s)
Design Date
2017
Publisher

YWFT Pineapple

YWFT Pineapple

本日は817で「パイナップルの日」だそうである。ムリヤリ感は否めないがこちらを紹介。アール・デコ調のジオメトリックディスプレイ。アール・デコと言えば字を縦に半分に割り、片方を太っとく、もう片方を極細で表現するのが特徴だが、見事にそのようになっている。ただしフィルはなくアウトライン。サンプルでは中がかなりデコられているが、残念ながらこのフォントそのものにはこういう模様はない。字形はかなりジオメトリックで、コロコロして可愛らしい。ただまあ、どの辺がパイナップルなのかは不明。1ウェイト。

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Design Date
2009
Designer(s)
Publisher

Rosina

Rosina

アール・デコ風味のある頭でっかちで可愛らしいサンセリフディスプレイ。基本的にはジオメトリックのサンセリフだが、大文字のウェストが低く設定されており、そのため頭のでかい2等身キャラのような愛らしい雰囲気が出ている。ただ可愛らしいだけではなくエレガントさも兼ね備えた良い書体である。5ウェイトでイタリックはない。ただいま80%オフセール中。

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Design Date
2017
Designer(s)

Hamburger Sandwitch

Hamburger Sandwitch

本日は 3.13 で 1 が 3 に挟まれてる事から「サンドイッチデー」となっているそうな(ちなみに「サンドウィッチの日」は伯爵の誕生日の11月3日)。というわけでこの書体を紹介。アール・デコ調のサンセリフディスプレイ。同種の書体で有名な Bauhaus のようにコミカルな字形が多く、所々ストロークの端が丸くなっている。大文字のみで、制作年も古い事から字種もかなり少なめ。1ウェイト。
ちなみにサンドウィッチのスペルが違ってるのにお気づきだろうか。本来は sandwich で、t が入らない。サンドウィッチの語源でよく知られてるのがサンドウィッチ伯爵が好んで食べたから、という説があるが、実はもう一つある。パンには何でも挟んで食べられるが、砂(sand)と魔女(witch)だけは食えねぇや、と誰かが言ったとか言わないとか。この場合はスペルは sandwitch が妥当かな。

Category(s)
Design Date
1998
Designer(s)
Publisher

Yasashii

Yasashii

アカデミー賞が発表されたって事で関連書体をば。波乱の作品賞発表だったが、そのとばっちりを受けた(笑)La La Land のアメリカ版タイトルに使用された書体がこちら。作者は日本人の恒川龍一さん。アール・デコ調のディスプレイで、日本の化粧品パッケージからインスパイアされたものとの事。どれだろう。資生堂のなんかかな。ちなみにサンセリフは Neutraface。日本版のロゴの書体、なんか見覚えがあるんだけど、ちょっと同定できなかった。


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Category(s)
Design Date
2007
Designer(s)
Publisher

Eileen

Eileen

本日は20世紀前半に活躍したアイルランド生まれの建築家・プロダクトデザイナー、Eileen Gray アイリーン・グレイの誕生日。という事で、彼女の名を冠した書体を紹介。アール・デコスタイルのサンセリフディスプレイ。バーの下がった E や F、頭でっかちの B、R、積分記号みたいな S など、アール・デコの特徴がよく出ている書体である。ちなみにグレイはインテリアデザイナーとしても知られ、特に E-1027 というサイドテーブルは有名で筆者も愛用している(コピーだけど・笑)。5ウェイト。

E-1027
Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)

ITC Luna

ITC Luna

僕らの生まれてくるずっとずっと前(筆者はそうでもない)の1969年のこの日、アポロ11号が月に行ったって言うので、月の女神の名を持つ書体を紹介。アール・デコ調のディスプレイ。柔らかい女性っぽい雰囲気を持つ、コントラストの強い細身のサンセリフ。なんかおもしろい月のアイコンが入っている。ちなみに作者は小林章さん。名前にこの書体の特徴的な g を入れたいという事で別の名前を付けてたが、却下されてしまったとかいうエピソードを見たような気がするが、出典が探せなかった。間違ってたらゴメンなさい。

Category(s)
Design Date
1998
Designer(s)
Publisher
ITC

Piano Lesson JNL

Piano Lesson JNL

昔から日本では、「芸事は6歳の6月6日に始めよ」と言われてるらしい。そうすると上達するとか。なんでそんなオーメンな日なのかはよく知らないが、まぁそんなこんなで習い事と言えばこれ、ピアノレッスンたらいう名を持つ書体を紹介。1940年代に発行された大人向けピアノ楽譜集のタイトル文字にインスパイアされたそうな。そのちょっと前に流行ってたアール・デコの雰囲気を持った書体である。小文字はなく大文字のみ。ちょっと野暮ったいが、そこがまたいいんじゃないでしょうか。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher
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