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Classic Roman

Classic Roman

今年も天皇誕生日という事で皇帝トラヤヌスにちなんだ(?)書体を(この日じゃなくてもこのテの書体はよく紹介してるとかは言わないように)。作者も製作年もよく判ってない碑文系ローマン。セリフがかなり控えめで、一見フレアセリフに見えるほど。ただ骨格は碑文を踏襲しながらも、E の下のバーがぐっと張り出していたり、M や N の左肩が伸びていたり、S の腰がだいぶ上の方にあったりといろいろ独特な字形をしており、大変筆者好みのカッコイイ書体である。A にだけ左のステムがちょろっと伸びたスワッシュのオルタネートがある。例によって小文字はなくスモールキャップス。2ウェイト。

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CDuflos

CDuflos

フレンチ風味のカッパープレートスクリプト。17世紀フランスの彫工、Claude Duflos という人の筆致(?)を書体化したものだそう。説明によれば、この人のこの辺りの書体が後に英国でカッパープレートになったとある。つまり元祖という事になる…のか? そのせいなのか、現在の様式化されたカッパープレートとは違い、そういう形になりきっておらず、イタリックとの中間のような字形になっている。優雅さはありつつ、キメ過ぎてないカジュアルさが持ち味。T がフランス独特の字形になっているのが特徴。Std 版と Pro 版があり。1ウェイト。

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Design Date
2013
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Alegreya ht Pro

Alegreya ht Pro

ほんの少しだけ手書きのニュアンスが残る、クラシックなオールドスタイルローマン。拡大してよ~く見ると判るが、ステムの中心部がくびれており、伸びやかな印象がある。セリフは太めで、こちらも真っ直ぐではなく弧を描いている。イタリックもだいぶカリグラフィ寄り。このテのデザインは活版印刷初期の頃によく見られたが、プロポーションは現代的で、なんだか古いようで新しい不思議な感じのする書体。非常に筆者好みである。出た当初はあちこちで賞を受賞した模様。5ウェイト。

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Design Date
2012
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Big Caslon CC

Big Caslon CC

本日J-Waveが007特集で、それ関連の重た~い音楽ばっかり流れてるので、それに似合う(と個人的に思う)書体を紹介。有名定番本文用書体・Caslon のディスプレイ特化版。コントラストが強く、雰囲気的にはモダンローマンに近い。どっしりとしていながらラグジュアリー感もあり、真っ黒で使うとタキシードでキメた英国紳士のような雰囲気がある(強引か?)。Mac にも標準搭載されてるが Medium ウェイトしかなく、こちらの版では3ウェイトあり、イタリックまである。…実を言うと筆者は007を一本も観たことがない(笑)。わははは。

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Design Date
1994

Lust Pro

Lust Pro

カッパープレート風味のあるローマン。アメリカのグラフィックデザイナー、ハーブ・ルバリンのスタイルに範をとったらしい。幅広で平べったく President などのような雰囲気があるが、こちらはずっとコントラストが強くてトランジショナルスタイルとなっている。x-ハイトはかなり大きいが、その分アセンダーとディセンダーは短い。レギュラーのスタイルが幅広だが、少し幅を縮めた Demi とさらに縮めた Slim があり、Demi が通常の幅に近いと思う。これらに加え小文字もあるので、カッパープレートだけで名刺を組む時に困るメールアドレスや URL なども組みやすくなるだろう。ウェイトはそれぞれ No.1 から No.5 まで5ウェイト。イタリックもあり。さらにモダンローマンタイプの Lust Didone も別にある。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2015
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Legan

Legan

ローマ碑文系ディスプレイ。基本的には Trajan と同系統なのだが、一応セリフには分類しているものの、サンセリフのステムの端が広がったフレアセリフタイプとなっており、また珍しい事に小文字がある。大文字にもリガチャーが豊富で、キリル文字やギリシャ文字もサポートしている。いろいろ拡張されてる分、多少「堂々感」が薄れてるかな…という感じ。1ウェイトのみ。

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Design Date
2008, 2011
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Duc de Berry

Duc de Berry

細身で優雅なブラックレター。バスタルダ(bastarda。フランスではバタルドゥ batarde)というスタイルのブラックレターで、通常のブラックレターよりも柔らかい曲線が多いのが特徴。この書体ではウェイトも軽く、パッと見「イタリック?」かと思うほど上品な優雅さも持ち合わせていて、筆者の好きな書体。派手なオルタネートなどはないが DFR (Deutsche Fraktur) に対応しており、「長い s」やドイツ語独特の ch リガチャーなどが入っている。作者の Gottfried Pott はカリグラファーとしても有名で、Kalligrafische Sinfonien (Calligraphic Symphonies) という作品集も出版している。

Category(s)
Design Date
1990
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Neue Thannhaeuser

Neue Thannhaeuser

不安定さがちょっと古風なフレアセリフ。x-ハイトが小さく、字形がカチッとしておらず不揃いで、そういう部分が何となくクラシックでおもしろい書体。イタリックは控えめなスワッシュも付いており、なかなかエレガント。Bold ウェイトはステムのコントラストが強くなっている。個人的には2階建ての g があると良かったなぁと思う。サンプルイメージにある Herbert Thannhaeuser はタイプデザイナーではあるようだが、この書体のデザイナーではない模様(なんのこっちゃ)。

Category(s)
Design Date
2011
Designer(s)
Publisher
RMU

Turquoise

Turquoise

非常に美しい堂々とした碑文系ローマンディスプレイ。拡大してよく見ると判るが平筆で書かれたたような形をしており、シルエットはローマンキャピタルだがカリグラフィーのニュアンスが多分にある。ウェイトは重めでコントラストも強い。通常このタイプは普通は小文字がないが、これにはある。またスワッシュの付いたオルタネートもあり、リガチャーも多数ある。大変高級感があり、ラグジュアリーブランドなどでは重宝するだろう。ただいま35%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015
Publisher

Intellecta Monograms

Intellecta Monograms

様々なスタイルのモノグラム集。モノグラム(monogram)とはなんぞや、というと、2つ以上のアルファベットを組み合わせて作る記号の事で、日本のプロ野球チームでは帽子などに「YG」や「HT」と入ってる事があるが、アレの事である。この書体ではいくつかのスタイルで作られたモノグラムを多数収録している。なんなら3つ以上の組み合わせも見られる。こういったモノグラムは19世紀頃に流行ったようで、当時発行されたカタログ3冊の合本である Monograms and Alphabetic Devices なんてのが現在でも入手可能。筆者も所持しているが、見たところこの本からも多数収録されている模様。結婚式の招待状などに、新郎新婦のイニシャルを拾って使ったりすると喜ばれたりするんじゃなかろうか。福山さんご結婚おめでとうございます。あんちゃ~ん。

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Design Date
2007
Designer(s)
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