本日『水の日』で節水を呼びかける日だそうな。なので水という名の書体を紹介。ポップなハンドライティングディスプレイ。太めのマーカーでやや丁寧に書いたような丸みを帯びた書体で、ところどころくるっとループしている所がかわいらしい。全体的にキュートで子供向けでもあるかなーという感じ。ではあるが、めずらしい gh や sp のリガチャーがあったりして、マニア心をくすぐるような所もある。2ウェイト。
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本日『ソフトクリームの日』らしいので、それに似合いそうなビジュアルを探したらこんなのがあったので。アール・デコ調のポップなディスプレイ。基本はモノラインのジオメトリックなグリフの一部が太くなっている。フィル白抜きのレギュラー、斜線の Hatch、半分だけ塗りつぶされた Parlor、普通に塗りつぶされた Blackout の4種。タトゥーなどに用いられる書体をベースにしたとあるが、あまりそんな印象はなく、サンプルのようにポップな飲食店などのロゴにいいだろう。
本日は『うどんの日』。半夏生(太陽が黄経100度を通過)の本日は農業にとっては重要な日らしく、この日までに畑仕事を終えて一段落するのだとか。香川では当然うどんを食べるそうで、それでそうなっている。というワケでこんな書体を。うどんを思わせるやや太めのかわいらしいモノラインスクリプト。スクリプトっていうかただのラフな手書き文字のような気がする(笑)。やや左に傾いたものと右に傾いたものの2種がある。作者はオランダ人だが、ま、うどんが好きだとの事。
可愛らしいジオメトリックセミセリフ。基本はモノラインのジオメトリックで、主にベースライン付近に小さなセリフがちょろっと付いている。わざとだとは思うが、直線と曲線の接続部分に細かい処理が施されておらず、無骨にずどんと繋がっていて、それがまたちょっと可愛らしい雰囲気を生んでいる。e のバーが斜めなのがポイント。3ウェイト。ちなみに名前のプルオットとは、プラムと杏(アプリコット)を交配させたフルーツだそうな。近年こういう近親種を交配させたハイブリッドフルーツと呼ばれるものが高級スーパーなどで見られるらしい。
ちょっと変わったスラブセリフとスクリプトのデュオ。スクリプトだけではなく、スラブセリフの方も手書き感が満載。一応活字体のテイをしているが、ペンでやや丁寧に清書しましたというような雰囲気の書体となっていてかわいらしい。小林章さんの Conrad にやや似ているだろうか。スクリプトの方もカリグラフィーチックではなく活字っぽくあり、でもコネクションはある、というおもしろいデザインになっている。グリフ数が絞られた Trial が無料で利用できるので、試してみてはいかが。
本日は『リンドバーグ翼の日』。1927年、アメリカの飛行士チャールズ・リンドバーグ Charles Lindbergh が例の名ゼリフ「翼よ、あれがパリの灯だ」と共に大西洋単独無着陸横断飛行を達成した日である。ということで「パリよこんにちは」の名を持つこの書体を紹介。優雅でかわいらしいモダンローマンとハンドスクリプトのデュオである。ローマンはコロコロしたプロポーションながら、ライトウェイトでコントラストも強く、スワッシュオルタネートも豊富で大変魅力的。ラフなブラッシュスクリプトもこのローマンに大変似合っている。非常に安いのでお気軽にどうぞ。
ちなみにリンドバーグの名ゼリフは創作で実際言ってないらしく、しかも日本でしか言われてないそうな(笑)。ついでにいうと筆者は靴が好きで、界隈ではよく「素敵な靴は素敵な場所へ連れて行ってくれる」などとイタリアで言われてるとか聞くが、イタリア人に聞いても誰も知らないらしい…。
かわいらしいアール・デコ風のコントラストの強いサンセリフとダイナミックなモノラインスクリプトのデュオ。サンセリフの方はやや正方形に近いプロポーションながらほどよいコントラストで、大人可愛い感じ。小文字はなく大文字のみ。スクリプトの方はタイトで上下にダイナミックなストロークが特徴だが、鋭角なところはなくあくまで柔らかく女性的。オルタネートもあるが、派手なスワッシュはなく字形が若干違うのみ。名前の amoret は「キュートでセクシーな女の子」的なニュアンスがあるそうな。非常に安いのでお気軽にどうぞ。
ハッピーバレンタイン♥(うえっ)
バレンタインも近いので、それまではその辺に似合う書体を紹介していこうと思う。コンデンスでラフなかわいらしい手書きディスプレイ。柔らかいマーカーか毛足がごく短い筆ペンで書いたような書体で、こういうのもスクリプトというのだろうか。まぁそういう事にしておく。字形はラフ過ぎず、可読性は良好。ところどころストロークが巻いているところがティアドロップになっているのがかわいらしい。すごく安いので手軽に使えるだろう。1ウェイト。
かわいらしいジオメトリックサンセリフディスプレイ。s がデフォルトで筆記体風になっているのが大きな特徴。f, l, r にも筆記体風のオルタネートがある他、いくつかの字にはスワッシュオルタネートがあり、また小文字には2字から3字のリガチャーのグリフがある。なんかこの s はどっかで見たなーと思ったら、以前に紹介した Isabel と同じ作者であった。イタリックもあり。9ウェイトと結構ビッグファミリー。
かなり変わった字形を持つサンセリフディスプレイ。作者本人もアール・ヌーヴォー風かな?と疑問符付きで紹介している、なんとも形容し難い字形をしており、まあとにかく見ていただきたい。全体的にはモノラインで現代的な雰囲気は持っているが、アレンジがクラシックでおもしろい。スワッシュオルタネートやリガチャーもいくつかある。7ウェイト。ただいま69%オフセール中。