最近流行りのソフトセリフ。…っぽいディスプレイ。セリフそのものはボテッとはしておらず、コントラストも強めだが、全体の骨格やテイストがだいぶそれっぽい。全体的に頭でっかちでカウンターも広めでコロコロしている。ちょっとしたスワッシュが付いたオルタネートがほぼ全文字にある。結構かわいらしく、色々と使いみちはありそう。イタリックもなく1ウェイトのみ。
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本日は『バナナの日』らしいのでこちら。エレガントなフォントデュオ。コントラストの強いモダンなサンセリフの Banana と、細いモノラインスクリプトの Carolline のセットとなっている。Banana の方は小文字がなくスモールキャップスで、A にバーがないのが特徴。Carolline はシグネチャータイプで、カーブがゆるく柔らかめ。グリフは確認できないが、リガチャーがいくつかある模様。双方とも1ウェイトずつ。
品があって読みやすいフレアセリフ。ややコントラストが強めながら、フレアセリフのせいか尖りすぎておらずオーガニックな雰囲気があり、x-ハイトも大きめで読みやすく仕上がっている。やや高めなシャンプーやボディソープなどのトイレタリー方面に使われてそうだな、というのが筆者の勝手な印象。ウェイトバリエーションもあるが、重くなっても細い部分はそれほど太くならず、よってコントラストが強くなる。イタリックもあり。8ウェイト。ただいま80%オフセール中。
コントラストの強いエレガントなサンセリフ? モダンローマンからセリフを取り除いたもの、と言った方が早いだろうか。ハイブランドが好みそうなラグジュアリー感のある書体である。G1 から G4 の4つのバリエーションがあり、数字が大きくなるにつれヘアライン部分が太くなり、コントラストが弱くなる。G1 などは小さく使うとヘアラインが飛んでしまうので、そういう場合は数字の大きい方を使うといいだろう。こういうのもオプティカルと呼ぶんだろうか。それぞれにイタリックもあって4ウェイトずつあり、計32種と結構ビッグファミリー。
ラグジュアリー感のあるコントラストの強いサンセリフディスプレイ。基本的にはライトウェイトでゆったりしたプロポーションのサンセリフで、E や F、L などの横のバーがややフレア気味になっているのが特徴的。スワッシュというほどのものでもないスワッシュが付いたオルタネートとリガチャーがちょこっと。大文字のみでイタリックはなし。コスメとかに似合いそう。ちなみに同名のファッション雑誌とは関係ない。4ウェイト。
エレガントなディスプレイローマンとスクリプトのデュオ。ローマンの方はライトウェイトのモダンタイプで、セリフはほんのり小さく付いている程度。リガチャーが20弱あるだろうか。スクリプトの方はブラッシュタイプだが、こちらもライトウェイトでコントラストは弱め。小文字にのみスワッシュオルタネートとリガチャーがある。スワッシュは後ろににゅよっと伸びる程度で、ぐるぐる回ったりはしていない。この書体を用いたロゴのテンプレートが Ai データで付属している。どちらも1ウェイトずつ。
優雅なモダンスクリプト。最近のテキトーでゆるゆるなものとは違い、ちゃんとした能書家が書いたと思しき筆致で、よどみなく美しいストロークである。わざとらしく拙い感じを演出したものよりよっぽど質が良い。スワッシュオルタネートやリガチャーもあるが、総グリフ数は400ちょいと最近のスクリプトとしては少なめ。ただ元々が結構デコラティブなので、これでも十分かなという気はする。2000円弱と大変安いのも魅力。1ウェイト。
めちゃめちゃ刺々しくも名前の通り色気のあるディスプレイローマン。コントラストがかなり強く細いストロークはヘアラインと化しており、セリフの付き方が独特でケレン味が強い。オルタネートが多く、スワッシュが付いたものもあるが、多くはグリフが変わってるだけ。しかしその変わったグリフがおもしろい。リガチャーもまた豊富にある。オーナメントやフローリッシュもあり。4ウェイト。ただいま69%オフセール中。
クラシックなイタリックスクリプト。カリグラフィーを学んだことがある人は必ずと言っていいほど目にするタイプのスタンダードなイタリックで、中でもこれは結構古いスタイルである。どこがどうと説明はしづらいのだが、やや重いウェイト、弱い傾き、丁寧な筆致とスワッシュなどがそう思わせるのかもしれない。現代的なものはもうちょっと細く、傾きももう少しあり、かつもっと伸び伸びと書かれているように思う。とにかくとてもマジメ~な感じのするスクリプトで、現代ではちょっとめずらしいかもしれない。作者がそう思ったかどうかは不明だが、遊び心のあるステンシルタイプもある。2ウェイトあり、やや細めでコントラストの強い Headline タイプもある。
本日はマユゲな自画像で有名な(偏見)メキシコの画家フリーダ・カーロ Magdalena Carmen Frida Kahlo y Calderón の誕生日(1907)。なのでその名を持つ書体を紹介。かわいらしいライトウェイトのサンセリフディスプレイ。x-ハイトが小さく大文字と小文字のサイズ差が大きく、かつ大文字はベースラインが下がり、小文字のx-ハイトが大文字の中央に来るようになっている。で、大多数の文字にはちょっとしたスワッシュが付いたオルタネートがある。全体的にかわいらしく、カーロのイメージとはちょっと違うな―と思うが、ま、いいんじゃないでしょか。イタリックもあって4ウェイト。