シックでかわいらしいデコラティブなスラブセリフディスプレイ。ライトウェイトのややジオメトリック寄りのスラブセリフに、ちょっとした北欧風の植物的なオーナメントが付いているディスプレイで、とてもシックでかわいらしい。クリスマス向けのフォントはかなりの数があるがほとんどが子供向けで、こういう雰囲気のものはなかなかないのでとてもありがたい。オーナメントが付いてるのは大文字のみで、付いてないバージョンもオルタネートにある。名前の Hygge ヒュッゲとはデンマーク語で「居心地のいい空間」「楽しい時間」などを表す言葉だそうである。1ウェイトのみ。
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あちこちブラックフライデー/サイバーマンデーセール中で、MyFonts もご多分に漏れず。その中から1点紹介。モダンでスッキリしてかわいらしいジオメトリックサンセリフ。全体的に変わったところはなく素直で大変スッキリしている。画像では R が頭でっかちに見えるが、これは太いからそうなっているだけで、細い方はそれほどでもなく通常のプロポーション。a と g にデフォルトで2階建てを採用しているのがエレガント(オルタネートで1階建てもある)。9ウェイト。パックでも元々3,000円もしないが、ただいま半額セール中。
筆者が見た中で最細(そんな言葉ある?)のディスプレイローマン。見ての通りストロークの一部、あるいは全部がヘアラインになったモダンローマンで、太いステムもあるもののこちらも相当細く、画像の大きさでこの細さなので小さく使うのはほぼムリだろう。グリフはかなりジオメトリック寄りで、O などはほぼ正円である。リガチャーが多数あって、おもしろい文字組が楽しめるだろう。1ウェイトのみ。
本日『カプチーノの日』だそうなのでこちら。アセンダーとディセンダーが極端に長いアール・デコ調ディスプレイ。見ての通りどえらいプロポーションのジオメトリックサンセリフディスプレイで、f を下ではなく上に伸ばしてるのが思い切ったなという感じである。ここにはないが g と q も変わってるので必見。正直使い方がよく分からんが(笑)、まあレトロ感があって楽しいのではないだろうか。うまく使ったカフェとか見てみたい気がする。1ウェイトのみ。
繊細でシックなサンセリフディスプレイ。コンデンスなジオメトリックサンセリフで、正直どこにでもあって珍しいものではないのだが、プレゼンテーションが美しいので紹介した。この書体を使ったロゴテンプレートが付属しているのだが、どれも大変センスが良い。これをそのまま提案してクライアントが採用するかどうかは分からないが、これを喜ぶクライアントとの出会いを夢見ている(笑)。名前はフランス語で「白」の女性形。大文字のみで4ウェイト。
ジオメトリックなようでヒューマニストのようなサンセリフ。”geo-humanist” をうたっており、その通りジオメトリックとヒューマニストの両方をコンバインしたようなスタイルの変わったサンセリフである。本文用に設計されており可読性は良いが、p のボウルが閉じていなかったり、g のイヤーがピンと立っていたりとちょっと変わったところもある。e のバーが斜めなのがクラシカル。軽いウェイトはほぼスタンダードだが、Black 以上になると画像の y のようにちょっと変わったグリフが現れておもしろい。グリフ数は1200弱あり、11ウェイトもある他、バリアブルタイプもあり。ただいま60%オフセール中。
レトロなアール・デコディスプレイ。20世紀初頭にヨーロッパで流行ったスタイルで、幾何学的でちょっと変わったグリフが特徴。大体がややコンデンス気味なのもスタイルだろうか。大文字のみだが小文字のグリフには大文字の部分とはちょっと変わったグリフが入っているので、気分によって使い分けるといいだろう。ほか、ちょっとしたスワッシュの付いたオルタネートがいくつかある。フィルにソリッドな Regular と線の入った Inline、太さの違うアウトラインのみの Outline1/2 がある。ただいま30%オフセール中。
みんな大好きジオメトリックサンセリフ。この種の書体はあまりバリエーションを出せないと思うが常に開発され続けており、まだちょっと違いを出せるようである。この書体は基本はxハイトが大きめの現代的なもので、そのほかには見ての通り、ちょっとしたグリフ違いのオルタネートが数種用意されている(ここにはないが g にもちゃんと2階建てがあり)。文字の大きさや文の長さによって使い分けると良いだろう。9ウェイト。ただいま60%オフセール中。
レトロなサンセリフディスプレイ。やや太めでコンデンスなジオメトリックサンセリフで、一部の文字にはにゅよっと伸びるスワッシュオルタネートがある。母音にはやや小さくなった上付きおよび下付きのオルタネートがあって、スワッシュを避けられるようになっている。アウトラインの角が丸くなっていて、それが優しい雰囲気を醸し出している。オーガニックな雰囲気がカフェやキャンプ用品などに似合うだろう。小文字はなく1ウェイトのみだが、アウトラインバージョンがあり。
レトロテイストのジオメトリックサンセリフディスプレイ。ちょっと変わったグリフのクール(死語)でかわいらしい書体で、全体的な雰囲気はややレトロ。ノーマルタイプと Poster という2種があり、双方で若干グリフの違う文字がある。小文字はなくスモールキャップスで、双方とも6ウェイトある他、一番重いウェイトには画像のようなインラインタイプがある。名前はドイツのネッカー川から来てるのだが、作者はチリ人だそうだ。道理でちょっとラテンアメリカの香りがすると思った。