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Tag: #modern

URW Geometric

URW Geometric

すっきりして読みやすいジオメトリックサンセリフ。「1920年代ドイツのジオメトリック」にインスパイアされたとある(笑)。なぜ素直に名前を記さないのかよく判らないが、まぁ Futura だろうねとは言わないお約束(言ってるがな)。x-ハイトを大きく、アセンダーとディセンダーを小さくして可読性を良くしたとある。確かになんだか読みやすく、ジオメトリックにしてはサインとかに使っても問題なさそうな感じである。この微妙な差って何なんだろうか。この僅かな差に掛けた労力というのは多分相当なものだと思う(下町ロケット観てる?)。字種も大変豊富で、とても素晴らしい仕上がりである。オマケに10ウェイトもありながら全部セットでも$99と大変お買い得。筆者オススメの書体。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Revista

Revista

モダンローマンとカッパープレートのマルチスタイルファミリー。モダンローマンなのにブラケットがあるが、まぁこれもモダンローマンと分類できるだろう。モダンローマンには小文字がなくスモールキャップスで、インラインタイプとステンシルタイプもあり、スクリプトの一番細いウェイトはモノラインになっている。細いラインで描かれたレトロモダンなイラストアイコンも豊富。ただいま79%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015
Publisher

FF Acanthus

FF Acanthus

Monotype タイプディレクターの小林章さん制作のモダンローマン。小林さんは制作当時のデジタル版 Didot や Bodoni が、活字とは違いあまりに直線的に処理されてしまっている事が哀しいと述懐しており、この書体は拡大すると判るが、セリフがちょっとしなっていたりステムに微妙な膨らみがあったりして、その辺りが解消されている。最初はヘアラインが繊細なものをデザインされたが、後に本文用に適した Text と、いわゆる袋文字的な Open を制作されている。この書体によく似合うフレームの Border も別にあったが、現在は Text のグリフの中に収まっている。
余談だが、11月に Monotype が日本でイベントを行うとのこと。小林さんを始め、豪華ゲストが登壇する模様。詳細は Type& にて。
※どうでもいいけどサンプルイメージ、Acanthus のスペルが…

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Design Date
1998–2000
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Kudryashev Display

Kudryashev Display

つい最近発表された Didone なディスプレイ。サンプルイメージはサンセリフだが、セリフの付いたモダンローマンとペアのファミリーである。拡大すると判るが、ボウルやテール、セリフの部分がにゅよっとしなっており、単純に直線的なモダン書体ではない。Display と Headline があり、Headline の方がヘアラインがやや太めなので、多少小さく(と言っても見出し程度の大きさ)に使うと良いだろう。ロシアっぽい名前(クドリャシェフ?)の通り、キリル文字もサポート。ただいま70%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015
Publisher

Magnel

Magnel

モダンファットフェイスディスプレイ。Bodoni っぽいモダンセリフを極太にした感じの書体で x-ハイトが大きく、アセンダー・ディセンダーはともに極端に短い。リガチャーが大変豊富にあり、特に小文字には3文字のリガチャーもある。スワッシュというか、大きなドロップの付いたセリフのオルタネートもあり。結構使いでがあるんじゃなかろうか。$20と大変安くお買い得。

Category(s)
Design Date
2011
Designer(s)
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bill corporate narrow

bill corporate narrow

ザ・ジオメトリックとも呼べるサンセリフ。Futura と同じような幾何学的なサンセリフで、非常にモダンで洗練された印象で超カッコイイ。元の bill corporate よりは字幅が若干細めにデザインされている。A の字幅がかなり広いのと、M の縦のステムが垂直なのが Futura との主な違いだろうか。あとアセンダーやディセンダーも若干低め。Hairline から Super(Heavy相当)まで細かくウェイトがあるが、Hairline よりもさらに細いものが Two、Four、Six、Eight と4種あり、Two などはもう普通のサイズではほとんど視認できない(笑)。相当大きく使う必要があるだろう。残念ながらイタリックはなし。
作者に名を連ね、書体名にもなっている Max Bill はドイツ・バウハウス出身の非常に多彩な芸術家で、建築、プロダクト、グラフィックと多方面で才能を発揮した。ミッドセンチュリーのインテリアを扱うショップでは、Bill のプロダクトを扱っている所も多い(こちらなど)。Typography, Advertising, Book Design という著書も著している。この書体はただいま70%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Roxic

Roxic

こういうのもアール・デコ調というのかなぁ。という感じのディスプレイ。見ての通りステムの幅に極端なコントラストを持たせたもので、I なんかはもはや箱にちょっとセリフがついたと言った方がいいような感じである。意外としっかりデザインされていて、洗練された印象はある。使い道がよくは分かんないけども…。大文字だけステムをさらに太っとくしたバージョンがある。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
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Hera Big

Hera Big

全体的にカウンターが広く、クセの強いディスプレイローマン。セリフはキュルッと回って水滴状になっている。8ウェイトあり、細いウェイトではそうでもないが(当たり前だけど)、ウェイトが重くなるにつれコントラストは急激に強くなる。ディセンダーが短く、g は下のループが閉じてないのが大きな特徴。イタリックがオブリークなのが残念。ちゃんとイタリックして欲しかった。骨格は割としっかりしている。ハイファッション誌などに Didot とかの代わりに使えるかな。

Category(s)
Design Date
2011
Designer(s)
Publisher

Jules

Jules

コントラストの強いモダンローマン。x-ハイトが大きくややプロポーション的には本文向きのようだが、あまりにもちょっとヘアラインが細いので多分本文には向いていない。コントラストの弱い方から Big、Colossal、Epic と種類があり、Epic のヘアラインの細さはハンパではない。それぞれに5ウェイトあり、イタリックは傾きが強く、大文字にスワッシュの付いたものとないものがある。

Category(s)
Design Date
2015
Publisher

PF Bodoni Script Pro

PF Bodoni Script Pro

ややデコラティブなカッパープレートスクリプト。モダンローマンの代名詞である Bodoni の作者 Giambattista Bodoni の著書、Manuale Tipografico に掲載されていたものをフォント化したものだそうだ。元は大文字しかなかったが、小文字は合わせてデザインしたらしい。イニシャルは派手になる傾向があるが、そのためか小文字もちょっと過剰装飾気味。オーナメントもある他、この書体に似合うフレームもファミリーにある。ギリシャ産らしくギリシャ文字もサポート。ギリシャ文字のスクリプトはなかなか珍しい。3ウェイト。

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Design Date
2002–8
Designer(s)
Publisher
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