レトロかわいいソフトセリフ。ころころしたグリフにぼったりしたセリフの付いたローマンで、xハイトが大きく割と可読性は良好。e のバーが斜めなのと g のループがオープンになっているのが特徴的。f をベースにしたリガチャーが結構ある。20世紀初頭に見られたスタイルで、3年ほど前にちょっとだけリバイバルブームがあり、その際に作られたもの。9ウェイトとファミリーも豊富。ただいま50%オフセール中。
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レトロでデコラティブなセリフドゴシック。Copperplate Gothic のようなモノラインのステムに小さなセリフが付いた書体で、全体的にややコンデンスで、C や O のような丸い字だけ大きく丸くなっている。大文字のみの書体だが、26字すべてにスワッシュオルタネートがあって、変化は付けられるようになっている。1ウェイト。
繊細でシックなフレアセリフディスプレイ。全体的にややコンデンスで、グリフはちょっと手書き風味があって少し拙いというか崩れてるというか、あまりかっちりしておらず、そこが暖かさを醸し出している。イタリックの傾きはかなり緩やかながら、グリフはちゃんとイタリックのものになっている。5ウェイトあって一番太いものでようやく普通の太さになるが、太くなるに連れてコントラストは強くなる。
ヴィクトリア朝風味のあるクラシカルなディスプレイ。角が大きく丸くなった太めのコンデンスな書体で、セリフがタスカン(魚尾風)になっている。一部には組んだ時にセリフがぶつからないように大人しくなったオルタネートがあるのが珍しい(通常はより派手にする)。ちょっとだけリガチャーもあり。フィルに2種類あり、ソリッドなものと線が入った Inline がある。作例は大文字だけだがちゃんと小文字もあるのでご安心を。
ふにょふにょしたスワッシュオルタネートの豊富なディスプレイサンセリフ。大文字のみの太めのサンセリフで、見ての通りユニークなスワッシュとリガチャーが豊富にあり、キリル文字も含め1200超のグリフを持っていて使いごたえがある。フィルにバリエーションがあり、ソリッドな Regular の他、ドットが入った Dots、荒れた Grunge など6種類がある。ウェイトは1種類のみ。
本日は『チャーリーとチョコレート工場』の作者、英国の作家ロアルド・ダール Roald Dahl の誕生日(1916)。んでチョコと相性のいいプラリネの名を持つ書体を紹介。レトロなソフトセリフとラウンドサンズのデュオ。ぼったりぬちょっとしたソフトセリフはスワッシュオルタネートやリガチャーが豊富で、総グリフ数が1200を超えるなかなかの大物。対してラウンドサンズの方はあくまで添え物のようで、オルタネートはないシンプルな構成。まぁ両方で暴れられても困るだろう。双方とも1ウェイトのみ。
アール・デコ風味のあるディスプレイ。全体的にコンデンスで、ウェストの位置が上だったり下だったりでこの辺がアール・デコっぽい雰囲気を醸し出している。コントラストが強くウェッジ型のセリフの付いた Haut-Monde と、ほぼモノラインでごく小さなセリフが付いた Demimonde の2種類がある。双方ともキリル文字をサポート。それぞれ1ウェイトのみ。
アール・デコ風味のあるレトロなディスプレイサンセリフ。基本は太めのジオメトリックで、ほぼ半円の C や斜めの s、角が丸なったグリフなどがアール・デコを思わせる。スタイルが4種あり、レギュラーのほかは太めの Bold、傾いた Italic、いわゆる袋文字の Outline がある。グリフ数はスタンダードだが、素直に組んだだけで結構ロゴ感が出る良い書体である。MyFonts に作例がちょっとあるので、参考にしてみてほしい。
本日は『青い鳥 L’Oiseau bleu』の作者、モーリス・メーテルリンク Maurice Maeterlinck の誕生日(1862)。ということでこちら。木版画風のディスプレイローマン。見ての通りアウトラインはガタガタで、一部グリフ内に食い込んだりもしてしまっている。一応ちゃんと彫ろうとがんばった感はあるが(笑)、本当にちゃんとすると木版画風味は出ないのであえてこのようになっているという事だろう。素朴な感じがして可愛らしい。大文字のみで1ウェイト。
カッパープレート風味のゴシックディスプレイ。モノラインのサンセリフに小さなセリフが付いていて、身も蓋もないを言えば Copperplate Gothic に小文字を加えたものという感じなのだが(笑)、グリフがちょっと角ばっており、Eurosteil 風味もあるかなという感じ。さらに珍しいことにオブリークタイプの Italic もある。名前は… 目黒…? 5ウェイト。なぜか 8.24 現在 MyFonts ではパッケージが不備でファミリーが揃ってないようなので、購入する時は問い合わせて欲しい。