本日は俳優ホアキン・フェニックス Joaquin Phoenix の誕生日(1974)というワケでこちら。ラフなラクガキ風ディスプレイ。グラフィティでもない、ホントにただ平筆でざっと書いたような書体で、正直あんまり魅力的なものではないが(笑)、ちょっと凝ってるのが SVG フォントだというところ。半透明になっており、よりラフ感が演出できる。また大文字のみの書体だが、各グリフに2種類あって単調にはならないようになっている。リガチャーも数種あり。意外とちゃんとしてるフォントである。そーいやまだ『ジョーカー』観てないな…。
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本日は第26代米大統領のセオドア・ルーズベルト Theodore Roosevelt の誕生日(1858)で『テディベアズ・デー』だそうなのでこちら。かわいらしい素朴なデュオ。手書きのコンデンスなモノラインサンセリフと、モノラインのゆるいスクリプトがセットになっている。あと150種の素材画像が含まれており、このクマのイラストやオーナメント類があるそうな。これだけでかわいらしいグラフィックが作成できるお得パックである。サンセリフは2ウェイト、スクリプトは1ウェイト。
しかしクマってなんでこうかわいらしく描かれるんですかね…実際は危険な猛獣なんですけど。
そういやすっかり忘れていたがハロウィンも近いということでこちら。ハロウィンに特化したラフな手書きディスプレイ。基本はモノラインの手書きスラブセリフで、それに氷柱がぶら下がったようなシェイプである。オルタネートにクモの巣が張った大文字と、肩にコウモリが乗った小文字がある。小文字のコウモリは右と左いずれかを選べるようになっている。1ウェイト。
しかし毎年あれだけワイドショーで騒がれ、市場規模も急激に拡大していたハロウィンのニュースをまったく見なくなった。来年こそは楽しめる事を祈る。渋谷のあのバカ騒ぎは勘弁だけど。
本日もフォントセール Fontacular よりラスト。最近流行りのおもしろリガチャーディスプレイ。ハイコントラストのモダンローマンをベースに、一部変わったグリフとバリエーション豊富なリガチャーで魅せる書体である。この手としてはめずらしくファミリー展開していて、9ウェイトもある。さらには小文字もちゃんとある。ただいま65%オフセール中。ちなみに Fontacular は、日本時間の明日10月23日12:59まで。お急ぎを。
本日も Fontacular より。ゆるゆる手書きレタリングのミクスドファミリー。おしゃカフェの黒板に使われてそうな書体を集めたもので、大文字のみのモノラインのサンセリフとスラブセリフ、それのコントラストの付いたもの、小文字もあるもの、スクリプト、タイプライター風とそれぞれウェイトバリエーションのある5種類ほどの書体と、それに似合うオーナメント類のセットである。これは単体で買うよりセットで買った方がいいだろう。こういうのを紹介するのは久しぶりだと思ったら、制作年が7年前だった。道理で懐かしいワケである。ただいま50%オフセール中。
エレガントなディスプレイローマン。コントラストの強いモダンローマンベースに、繊細なスワッシュオルタネートが付いた品のいい書体である。グリフはややコンデンス気味ながらカウンターが大きくゆったりしている。作者はモロッコ人だそうで、そう言われるとマラケシュのスークのアーチを思わせるグリフである(行ったことはないけど)。見ての通りスワッシュオルタネートとリガチャーが豊富にあって、文字組みのバリエーションが楽しめる。アップライトは2ウェイト、イタリックは1ウェイト。
エレガントながら大変変わったグリフのディスプレイ。モダンローマンからセリフを落としたようなハイコントラストのサンセリフをベースに、一部のストロークがくにゃっと変形したおもしろい書体である。このテは派手なリガチャーが多数あるものだが、これには少しある程度でそんなに大暴れはしていない。代わりと言ってはなんだが、めずらしくファミリー展開しており、イタリックがあって7ウェイトもある。ただいま60%オフセール中。
大変繊細なディスプレイローマン。非常に細いウェイトでかなりゆったり目のグリフをしており、xハイトも非常に大きく、アセンダーはキャップハイトとほぼ同じである。最近流行りの変型リガチャーなどはなく、大変シンプルで潔い。綺麗だがあまりに細いため、小さく使うものには向いてない。イタリックはあるがオブリークタイプ。1ウェイト。
本日はフランスの建築家、ル・コルビュジエ Le Corbusier の誕生日(1887)。というわけで「建築家」という名の書体を紹介。これぞまごうかたなきジオメトリックスラブセリフ。曲線を廃して直線のみで構成されており、駆け出しのグラフィックデザイナーが Illustrator で作りそうな(笑)、どこまでも角張った潔い書体である。こういうのは割と破綻しやすく読みづらくなるのが常だが、これは結構読みやすい。他にも多数書体を作っている作者の技量に依るものだろう。1ウェイト。
なんだかミスマッチなフォントデュオ。レトロで形のあまり定まっていないサンセリフと、非常にダイナミックで柔らかい印象のモノラインスクリプトというあまり似合ってない妙な組み合わせである。サンセリフの方は大文字に幅広でスワッシュっぽくなったオルタネートがあり、上に持ち上がった母音の小文字と組み合わせる事が可能(画像の Lo)。スクリプトは小文字にのみオルタネートがあり。サンセリフは3ウェイト、スクリプトは1ウェイトのみ。