筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ5選

P22 Chai Tea

P22 Chai Tea

本日は岡倉天心の誕生日。天心といえば『The Book of Tea』(茶の本)、という事でこの書体を紹介。日本茶ちゃうやんというツッコミはさておき。堅苦しさのまったくない、筆でひょひょいと書いたような柔らかくラフなブラッシュスクリプト。コネクションはほとんど取れておらず、字形にちょっとしたオルタネートはありはするもののスワッシュが付いたものはなく、オーナメントも全然なくて全体的にややおとなしめ。リガチャーはまぁそこそこある。気軽に使えるスクリプトじゃなかろうか。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2007
Designer(s)
Publisher

Roma

Roma

毎年この日には Trajan 風味の書体を紹介してるので今年も。例のトラヤヌス帝碑文をベースにしたサンセリフ。先日紹介した Trajan Sans に勝るとも劣らない完成度で、まぁ早い話がカブってしまうのだが、こちらは小文字があるのが違う所。小文字の方はヒューマニスト系のプロポーションで、x-ハイトが大きく可読性が良い。通常のソリッドなものは4ウェイトで、それとは別に塗りつぶしのパターンが3種類あり、サンプルのように彫ったようなシェーディングが施された Inscribe、逆に盛り上がったような Shaded と、アウトラインのみの Outline があり、それぞれの陰陽が逆になったものもあって、それぞれに色付けして重ね打ちできるようになっている。本日より3連休&クリスマス。皆さん良い週末を。

Category(s)
Design Date
2011
Designer(s)
Publisher

Giureska

Giureska

通常では読みにくいブラックレターを、サンセリフ風味を加味して現代的かつ実用レベルまで持っていった書体。ブラックレターの雰囲気を保ちつつ、可読性もかなり良好なおもしろい書体である。挑戦的なのがイタリックで、ただ傾けただけのデザインではないのが凄い所。いやいやブラックレターでイタリックてと思いきや、まぁまぁなんとかイタリックっぽくはなっているので、興味ある方は販売サイトへ。ウェイトは Regular のほかは Bold と Dark というのがある。それとは別に、レギュラーウェイトひとつのみだが、Uncial もファミリーにある。こういう試みは好きだなぁ。どんどんやって欲しい。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher

Hinzatis

Hinzatis

ブラッシュスクリプトに近いニュアンスを持ったブロードペンスクリプト。コントラストが強いのでモダンローマンのようなラグジュアリー感がある。x-ハイトは大きめで可読性は良好。やはりスワッシュオルタネートやリガチャーが多数あって、Pro バージョンは1200ほどのグリフを持っている。ほか Regular、Simple および Curly というバージョンがあるが、これらはアクセント記号を多用する言語向けに、スワッシュなどが干渉しないよう考慮されたものだとの事。通常は Pro ひとつ買えば済む。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Salt & Spices Mono

Salt & Spices Mono

モノラインのミクスドファミリー。セリフ・サンセリフ・スクリプトとあって、そのすべてが細めの抑揚のないストロークでできている。スクリプトは紐がのたくったような感じで、セリフとサンセリフは腰高でx-ハイトが小さく、なかなかおもしろいスタイルをしている。両方とも小文字はなくスモールキャップスで、通常のものとカウンターが塗りつぶされたもの、アウトラインのみのバージョンがある。スクリプトの方には影のみのものがあり。元はブラッシュの Salt & Spices Pro というのがあり、これのモノラインバージョンである。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Quasimoda

Quasimoda

みんな大好きジオメトリックサンセリフ。「almost fashionable」と銘打っており、単なるジオメトリックではなく、ルネッサンス期のローマン、例えば Garamond などのプロポーションを取り入れているとあり、a や g が2階建てだったり、x-ハイトが小さくしてアセンダーを大きく取るなど、本文用を意識した作りとなっていて、使いやすくなっている。数字もオールドスタイルがあり。11ウェイトとビッグファミリー。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Boita

Boita

ややコンデンスなフレアセリフっぽいディスプレイローマン。セリフが結構独特な形をしており、見方によってはフレアセリフかなとも思う。コントラストが強くモダンローマンっぽい雰囲気があり、結構ラグジュアリー感がある。字幅が狭く、x-ハイトは大きくアセンダーやディセンダーは小さいので、一見新聞本文用かなとも思える特徴を備えているが、でもやっぱりイタリックもなくヘアラインがあるので本文向きではないだろう。5ウェイト。キリル文字もサポート。ただいま75%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
House Industries, now available on MyFonts!

Shopping Script

Shopping Script

カジュアルなモノラインペンスクリプト。能書家ではない普通の人が普通に書いたようなスクリプトだが、ちゃんとベースラインに沿うようになっていたり、x-ハイトや字間が統一されていたりと、結構整理されてはいる。まぁそうでないとフォントとしては使いづらいが…。全体的な雰囲気としては丸っこく、若い女性が書いたようなニュアンスがあってかわいらしい。「買い物リストのような個人的かつ一時的なメモに使うような字」という意味でこういう名前が付いているらしい。1ウェイトしかないが、$15 と非常にお買い得。実際売れている模様。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Oronteus Finaeus

Oronteus Finaeus

本日は赤穂浪士討ち入りの日として有名だが、世界的には『南極の日』らしい。1911年、人類が初めて南極大陸に上陸した日だとか。それまでは微妙に「あるよね」ぐらいの認識で、なので「発見」がいつなのか曖昧になっているが、上陸はもうこの日でハッキリしているようだ。それまではサンプルの地図のように南極大陸の存在が認識されていなかった(その前は南北アメリカ大陸も知らなかったしね)。これは1531年にフランスの Oronce Finé(ラテン名 Oronteus Finaeus)という人が発行した世界地図で、この書体はその地図にある文字を元に起こしたものだそうである。印刷のかすれもそのまま再現されており、アウトラインは整理されていない。多分この地図にはなかったと思うが、数字はライニングとオールドスタイル、あとスモールキャップスも追加されている。あんまり使い道もないとは思うが、まぁたまにはこんなんもいかが。

Category(s)
Design Date
1997
Designer(s)
Publisher

Cotoris

Cotoris

エレガントなフレアセリフディスプレイ。コントラストが強いが字形はあくまで柔らかく、小文字も小さくて優雅な雰囲気がある。リガチャーはかなり豊富に用意されていて、おもしろい文字組みが可能。小さなオーナメントも多数付属している。3ウェイトあるが、イタリックはレギュラーウェイトのみ。オトナの女性向け全般に重宝するだろう。作者は日本人で、名前は「小鳥」から来てる…のかな? 小鳥のアイコングリフがある。

Category(s)
Design Date
2007
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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