筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ5選

Arabesque Ornaments

Arabesque Ornaments

本日11月第3木曜日はボジョレー・ヌーボー(新酒)の解禁日、という事でなんかしらワインにちなんだものを…と探したが特に見つからなかったので、ブドウのツタなんかをモチーフにしたオーナメントを紹介する(強引?)。20世紀初頭ぐらいまでよく用いられていた装飾活字(字?)である。写真の普及で装飾があまり必要でなくなった事や、そもそも時代が下るにつれ過剰装飾が好まれなくなったりして廃れて行ったが、まぁこんな感じでちゃんとデジタルで残っている。画像は筆者が持っている古い書籍で、1928年にMonotypeが発行したこのオーナメントの作例集である(ちなみに文字部分は確か Fournier だったかな)。Rococo Ornaments と一緒に使用した作例がふんだんに掲載されており、見ているだけで楽しい。今入手できるものとしてはパイインターナショナルの『装飾活字』があるかな。付属のCD-ROMには、フォントではないがEPS画像としてこれらのオーナメント類が入っている。コチラのブログでも条件付きで色々配布している。字が小さくて読みづらいがなかなかおもしろい。

Category(s)
Design Date
1928?
Designer(s)
Publisher

LHF Encore

LHF Encore

ぐねんぐねんのスワッシュが付いたアップライトローマンディスプレイ。スワッシュが付いてるというか、大文字に関してはむしろ付いてないヤツがないぐらいの勢いである。だがあんまり種類はない。代わりに書体のテイストにバリエーションがあり、影が付いたもの、インライン、インライン+影、かすれたものと全部で5種類あって、それぞれのタイプのオーナメントも付属している。小文字はなくスモールキャップス。以前紹介した Desire とカブってる感はあるが(笑)、まあお好きな方をどうぞ。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Silver

Silver

傾きのないアップライトスクリプト。線の抑揚も弱く、ヘアラインというほどのものもない。リボンをのたくらせたかのような、ちょっとアメリカンなイメージのある書体である。エレガントというよりはガーリーという感じ。なんでしょう、honey mi honey とかああいう路線に似合うんじゃないでしょうか。よく知らないけど(笑)。やはりご多分に漏れずスワッシュやリガチャーが豊富だが、リガチャーには3文字以上、中には punish とか6文字、ていうか単語がそのままひとつのグリフに収まったものまである。頑張って使いこなして欲しい。2ウェイト+オーナメント。ただいま35%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Typodarium 2015

Raban Ruddigkeit, Lars Harmsen / Schmidt Hermann Verlag / 2014年
Typodarium 2015

ドイツのタイポグラフィ専門出版社が、毎年発行しているフォント日めくりカレンダーの第7弾。世界中の様々なファウンダリーから応募のあった書体で、毎日の日付が表記されている。日めくりの裏には多少の解説あり。毎日知らない書体に出会える楽しみがあって、筆者は4年前から愛用している。たまにヘブライ文字なんかが出てくると「なんじゃこら」と思うこともあるが、それがまた楽しい。ただ、製品化されていないフォントも結構あるようで、入手できないものも含まれているのが残念。おそらく学生などが自身のプロモーションで応募しているのだと思われる。あと厚みがある時はいいが、年末になると後ろのスタンド部分が安定せずへにゃっとなって倒れるのが不満(笑)。これなんとかならんかなー。

Fontspring
Set Sail Studios

TYPOGRAPHY 06

グラフィック社編集部 / グラフィック社 / 2014年
TYPOGRAPHY 06

年2回発行されているタイポグラフィ専門誌の第6号。今回はTypecacheによる最近の欧文書体カタログ的な特集。紹介されてる書体はこのブログとはほとんどカブってない(笑)ので買って損はなし。ほか、今年GoogleとAdobeから発表された話題の書体、Source Han Sansの記事など。毎号思うんだが、読者プレゼントって応募していいのかな。編集者は知らない方でもないので、ちょっと躊躇する(笑)。

Rowton Sans FY

Rowton Sans FY

碑文系のプロポーションを持つサンセリフ。このテでは大変有名なGill Sansの影響があるなぁと思ったら、解説文にちゃんと作者であるEric Gillの本にルーツがあるとある。Gill Sansよりはx-ハイトが若干小さいかな。イタリックはこちらの方がちょっとコリっとした印象があり、手書き感が弱い。現在6ウェイトだが、今後Extra BoldとBlackを加える予定だそうだ。ただいま50%オフセール中。ちなみにGill Sansは、みんなが街中でよく見てる書体である。実はファミマのロゴはGill Sansがベース。
※訂正:Corinthianがベースだそうです。知ったかぶりで恥かいた(笑)。

Category(s)
Design Date
2014
Publisher

Orev

Orev

なんか面白げな書体が発表されていたので紹介する。ディスプレイとするか本文用とするかちょっと迷うサンセリフ。見ての通り、陸上のトラック形というか超楕円というか、それが基本になった書体である。NなんかU形磁石そのもの(笑)。このまま行くと U と V の区別がつかなくなるが、そこで作者は考えたのだろう。V だけちょこっととんがらせた。それがまたちょっとしたアクセントになっていてカワイイ。ほか、e のバーが斜めになっていたり、a のテールがなかったりで結構おもしろい。字形はさほど多くなく、まぁ普通のヨーロッパをカバーしている感じ。9ウェイト。ただいま初売り90%オフの出血大サービス中。

Category(s)
Design Date
2014
Publisher
House Industries, now available on MyFonts!

Bratislove

Bratislove

なんとも比類するものがないディスプレイ。基本、コンデンスなモノラインサンセリフだが、見ての通りかなり傾斜しており、しかも字形がだいぶラフ。自分でも書けそうである(笑)。でもなんか惹かれるものがあるので紹介するが、どういうシーンで使えばいいのかちと思いつかない困った書体である(笑)。Italic とあるが、アップライトは今のところ存在しない模様。ウェイトは2種あるほか、四角いマーカーで書いたようにストロークに若干の抑揚が付いた Calligraphic というバージョンがある。スワッシュはないが、ちょっとしたリガチャーがいくつか。ただいま30%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher

Conto Slab

Conto Slab

可読性が良く本文組にも使えるスラブセリフ。a や n などのカーブを持った字の処理が独特でおもしろい。大文字の字幅にあまり差がなく、x-ハイトは大きめで小さい字でも読みやすい。小文字だけじゃなく大文字同士のリガチャーも多く、目を引くタイトル組みもできるだろう。イタリックはスラントではなくちゃんとイタリックしている。8ウェイト。レギュラーはデモ版が無料でダウンロード可能。ただいま75%という大幅な値引きセール中。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Mauve

Mauve

ウェイトの軽いジオメトリックサンセリフディスプレイ。x-ハイトが小さく、小文字はかなり正円を意識していて丸っこい。大文字はCやOなどはこれまた正円だが、他は割とまとも。Bは例外で頭の方が大きい。サンプルイメージがシンプル過ぎてちと伝わらないかもしれないが、なかなかエレガントで使い勝手がありそうである。4ウェイトあるが、Boldでも普通の書体のレギュラーよりは細いかも。Regularには字形が若干違うバージョンがある。ただいま50%オフセール中で$20。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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