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Tag: #all caps

Synopsis

Synopsis

ちょっと変わったディスプレイサンセリフ。字形はローマンキャピタルを基本としており、均整が取れていて美しいが、変わっているのがそのステム。インラインになっているのだが、その入れ方がステムが捻れて見えるように入っている。まるでチュロスで作った文字のよう。プロポーションのせいかファンシーさはなく、どことなくラグジュアリー感がある。高級な化粧品や香水のパッケージなどに使用すると映えると思う。小文字はなくスモールキャップス。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2015
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Trajan Sans Pro

Trajan Sans Pro

ローマンキャピタル書体の代表格・Trajan のサンセリフ版。まああまり説明の必要はないだろう。このテのサンセリフはいくつか出ているが、ほぼほぼこれが決定版だと思う。なんたって最も美しい Trajan がベースになってて、その同じ発売元の Adobe から出てるのでね。ギリシャ文字とキリル文字が追加になっているが、これは大元の Trajan  もバージョン3(Trajan Pro 3)になって追加されている。6ウェイト。

Category(s)
Design Date
2014
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Publisher

Pacioli

Pacioli

本日はお盆で終戦記念日。ではあるが、これにちなんだような書体などないので、鎮魂の意味を込めて(?)碑文系を紹介する。1509年に Luca Pacioli という人が De divina proportione という本の中で、ローマンキャピタルを幾何学的に分析したものを書体化したもの。こういう分析をした人は Albrecht Dürer が有名だが、なぜか Pacioli のものを採用したらしい。ルネサンス期の芸術家たちは、古代ギリシャ・ローマ人たちが数学的にも秀でていた事に目をつけ、きっと文字の設計もこうしたに違いないと分析したらしいのだが、実際は平筆でフリーハンドだったらしく、現在この手法は否定されている(笑)。

Category(s)
Design Date
2007
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Publisher

Posterama

Posterama

様々なスタイルのサンセリフディスプレイ。8種類のスタイルがあり、それぞれ 1901, 1913, 1919, 1927, 1933, 1945, 1984, 2001 という名が付いている。察しの通りこれは西暦で、それぞれの年代のスタイルを踏襲しており、例えば1901はアール・ヌーヴォー調であったり、2001はかの宇宙の旅的な所からインスパイアされたりとなっている。パッと見はすぐに違いが認識できないが、ひとつひとつじっくり見ていくとおもしろいだろう。これらはすべて大文字のみだが、これらとは別に Text というのもあって、これは小文字もあり、ギリシャ文字やキリル文字もサポートしている。それぞれ7ウェイトずつ。

Category(s)
Design Date
2016
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Piano Lesson JNL

Piano Lesson JNL

昔から日本では、「芸事は6歳の6月6日に始めよ」と言われてるらしい。そうすると上達するとか。なんでそんなオーメンな日なのかはよく知らないが、まぁそんなこんなで習い事と言えばこれ、ピアノレッスンたらいう名を持つ書体を紹介。1940年代に発行された大人向けピアノ楽譜集のタイトル文字にインスパイアされたそうな。そのちょっと前に流行ってたアール・デコの雰囲気を持った書体である。小文字はなく大文字のみ。ちょっと野暮ったいが、そこがまたいいんじゃないでしょうか。

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Design Date
2015
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Carrosserie

Carrosserie

腰の低いディスプレイサンセリフ。と言っても低姿勢という事じゃなく、物理的に重心が低めに設計されている、という事。A や E、R などを見れば判るが、バーの位置が中間地点より下がっており、それが頭でっかちでちょっと可愛らしい。’30年代の看板や書籍の表紙などからインスパイアされたとの事だが、字形はそこまで古臭くなく、どちらかと言えば最近の感じはする。全体的にややコンデンスで、小文字のないオールキャップスな書体である。名前はフランス語で自動車修理業者の意(元は馬車工房の事らしい)。7ウェイト。

Category(s)
Design Date
2009
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Serifiqo 4F

Serifiqo 4F

大変繊細で優雅なモダンローマンディスプレイ。ヘアラインと細いステムのプロポーションが美しく、R や Q のちょっとした処理が可愛らしさも持っている。1ウェイトかつ大文字しかないが、ギリシャ文字やキリル文字もサポートしている。しかも! この書体は完全無料! フリーである。サンプルのようにラグジュアリー感を演出するには持ってこいなので、ダウンロードしといて損はない。しかしこんな高級そうな書体が無料とは、太っ腹である。ちなみにファウンダリーの名前は 4th february、つまり2月4日である。紹介するのが1日遅れた…しょぼんぬ。

Category(s)
Design Date
2009
Designer(s)
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Pericles Pro

Pericles Pro

ローマよりも古い時代の碑文テイストを持つディスプレイ。基本的にはサンセリフだが、字形が洗練されておらず素朴でおもしろい。また多数のリガチャーを持っており、個性的な組版が楽しめる。A のバーが折れていたりするところがちょっと英国風。
直接購入しても構わないが、最近 Monotype が月額$14.99の定額制で 2,200 書体を使い放題というサブスクリプション(定期購読と和訳されてるが・笑)プランを発表しており、この書体はそれに含まれている模様。詳しくは Fonts.com へ。

Category(s)
Design Date
2005
Designer(s)
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Averes Title Roman

Averes Title Roman

モダンローマンからセリフを取り除いたようなディスプレイサンセリフ。ステムは基本的に縦画が太く横画が細くなっている。大文字だけのディスプレイだが見ての通りかなり多くのリガチャーを持っており、おもしろい組版が楽しめる。ウェイトは3つあるが他の2つはレギュラーより細くなっており、よりエレガントになっている。高級ブランドなどに重宝するだろう。ただいま50%オフセール中。セールの表示がエレガントじゃないのが残念…。

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Design Date
2015
Designer(s)
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Classic Roman

Classic Roman

今年も天皇誕生日という事で皇帝トラヤヌスにちなんだ(?)書体を(この日じゃなくてもこのテの書体はよく紹介してるとかは言わないように)。作者も製作年もよく判ってない碑文系ローマン。セリフがかなり控えめで、一見フレアセリフに見えるほど。ただ骨格は碑文を踏襲しながらも、E の下のバーがぐっと張り出していたり、M や N の左肩が伸びていたり、S の腰がだいぶ上の方にあったりといろいろ独特な字形をしており、大変筆者好みのカッコイイ書体である。A にだけ左のステムがちょろっと伸びたスワッシュのオルタネートがある。例によって小文字はなくスモールキャップス。2ウェイト。

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