是枝監督がカンヌ国際映画際で最高賞を受賞したということを記念して(遅いわ!)、カンヌの名を持つこちらを紹介。レトロ風味のあるアール・デコ調ディスプレイ。昔の映画のタイトルに使われていたような書体で、タテヨコのコントラストの強いサンセリフとなっている。小文字はなく大文字のみで、小文字部分には基本的なコンデンスなグリフが、大文字部分にはそれらのオルタネートが割り当てられており、C や D、O などのボウルを持つ字はほぼ正円に近いグリフがある。リガチャーが豊富で150種以上。ただいま40%オフで $14.40 とかなりお買い得。
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本日は「ケロケロ」で「かえるの日」だそうだ(なんのこっちゃ)。てなわけでムリクリちなんでこちらを紹介。カリフォルニアの有名なワインに Frog’s Leap というのがあって、そのラベルに使用されている(と思われる)書体である。ローマンキャピタルタイプだが、多分にカリグラフィックな要素を含んでいる堂々とした書体。大文字のみでスモールキャップス。作者はかの巨匠 Hermann Zapf。この書体は Palatino が小林章さんによって Palatino Nova に改刻された際、Aldus や Sistina などのコンセプトが似た書体と一緒にディスプレイ用としてファミリーに組み込まれている(Palatino Nova Titling)。その際、リガチャーなどのグリフが追加された模様。
骨太でコンデンスなディスプレイ。こういうのもジオメトリックというかどうかは判らないが、曲線はなく直線のみで構成されたモノラインスラブである。ソリッドなレギュラーと、それを縁取った Inline、いわゆる影付き袋文字の Outline の3種があり、いずれも大文字のみである。サードウェーブに関連するのか、こういうヴィンテージ感のある書体も最近人気のようだ。
ビールの醸造所の事を英語でブリュワリー brewery といい、この brew も「醸造する」という意味があるのでその辺の用途に合うだろう。サンプルにはパンやピザも見えるので、ひょっとしたら小麦発酵全般に関係ある言葉なのかもしれない。ちなみにコーヒーや紅茶を淹れる事も brew と言うそうな…。
本日「オリーブの日」らしいのでこちらを。サードウェービーなゆるゆるハンドドロウンディスプレイ。細いサインペンなどでデザインされたようなストロークでゆるゆるな線で構成されており、字形はコンデンス。ストロークの端にはわずかにインク溜まりができている。大文字のみで小文字もなく、またありがちなイラストアイコンさえないという潔さ(笑)。ま、1,000円もしないので気軽に使えるかなという感じ。かわいくはあるしね。
平昌でスノボのダブルマックツイスト(おいしそう)とかを見る度に「BURTON」の文字がぐるぐる回っているので、名前が似ているこの書体を紹介。レイヤータイプのサンセリフディスプレイ。30種もの様々なフィルタイプの文字を重ね打ちすることで、多数のバリエーションを生み出せるようになっている。ウェイトの軽いモノラインスクリプトとオーナメント、エンブレムタイプのフレームも付属。
まーしかし大ケガからの復帰戦で金メダルとか、ベタすぎて映画やマンガならプロット段階で却下される展開。しかし実際にやっちゃう所がもうマンガを超えてるよね羽生くんてば…。ホントおめでとう。
早くもスクリプトにちょっと飽きたので(笑)小休止。花飾りの付いたディスプレイローマン。細めのウェイトのモダンローマンのあちこちに花のラインアートが付いている。というだけのもの。数字はあるが小文字はなく、約物も !?& だけという潔さ。代わりと言っては何だが、着色された PNG が付属している模様。ま、こんなんもバレンタインにどうぞ。ちなみに名前は「薬屋」の意。
コンデンスなセミセリフタイトリング。大文字のみのディスプレイで、トランジショナルローマンを基本に、幅を狭めて一部セリフを落とし、代わりにややフレアセリフ気味になっているなかなかオシャレな書体。ちょっと古い映画のタイトルを想起させる。リガチャーが少しあり。アンパサンド(&)の形がマニア受けするかなという感じ(笑)。1ウェイトのみ。
現代的にアレンジされたジオメトリックなアール・デコ調のディスプレイ。小文字はなく、小文字のグリフには大文字が割り当てられているが、そちらはすべて等幅のコンデンスなもので、大文字のグリフには様々な字幅でデザインされた字形が入っている。スワッシュオルタネートやリガチャーも豊富。オーナメントがほんの少しだけ入っている。3ウェイト。ただいま50%オフセール中。
去る1月2日、故 Hermann Zapf 夫人であり自身もタイプデザイナーでカリグラファーである Gudrun Zapf von Hesse さんが、なんと100歳の誕生日を迎えられたそうな(拍手!)。それに合わせ、Gudrun さんが70年前に本の装丁用に作成したレタリングが書体化された。Zapf さんの Optima に近いフレアセリフである。Optima よりは碑文感が弱く、オーガニックで伸びやかな雰囲気がある。今のところ1ウェイトで小文字もなくスモールキャップス。これからファミリーが増えるのを期待しよう。ちなみに本年一発目のこのブログ、今年もよろしくお願いいたしまする。
皇帝つながりで毎年天皇誕生日近辺には Roman Capital 系の書体を紹介することにしている(この時期じゃなくてもしてるが)ので、こちらを紹介。Goudy もローマンキャピタル作ってるんだねぇと感心する書体。基本的にはそのままだが、Trajan に比べちょっと刺々しいイメージはある。スワッシュオルタネートやリガチャーが結構充実しており、キリル文字やギリシャ文字もサポート。変わってるのが、18世紀風のアラベスクオーナメントが付属している所。時代がだいぶ違うが、うまく使えばマッチするのかな…? どうだろう。3ウェイト。