エレガントなディスプレイローマンとスクリプトのデュオ。ローマンの方はかなりのライトウェイトで、見ての通り非常に変わったグリフをしている。アール・ヌーヴォー風味があるだろうか。いくつかの文字にはオルタネートがあり、スワッシュとかではなく、グリフそのものが違うものが入っている。リガチャーもあり。スクリプトの方はダイナミックなモノラインで、シグネチャータイプと言えるだろう。やっぱり女性向けかなという感じ。それぞれ1ウェイトのみ。
Tag: #decorative
現代的なライトウェイトのカリグラフィックイタリック。ちょっと離れて見るとモノラインに見えるほど細めのブロードペンでデザインされており、グリフは大変現代的に踊っている。見ての通りスワッシュオルタネートがふんだんに…と言いたいが、実はこの「Explora」というロゴだけひとつのグリフに収められており(笑)、オルタネートは大文字にあるだけで小文字にはほとんど見当たらない。総グリフ数も600ほどと最近のものとしては少なめ。元々がカッコいいのでちょっと残念。拡張を望む。1ウェイト。
刺々しい鋭いセリフの付いたディスプレイローマン。コンデンスでコントラストの強いモダンローマンに、大きめな鋭いセリフが付いているのが特徴。見方によっては輝きを表現してるように見えなくもない。一部の文字にはちょっとしたスワッシュオルタネートがあり、C と O には中央にダイヤ模様の付いたオルタネートがある。作者はロシア人のようで、キリル文字もサポートされている。大文字のみで1ウェイト。それでは皆さん、楽しいハロウィンを。
今年流行のソフトセリフ。名前の通りぼったりしたレトロ風味のある書体で、大文字のリガチャーとスワッシュオルタネートふんだんにあり、ディスプレイ用途に適している。Regular 以下のウェイトならちょっとした長文も可。名前の通り食品、特にお菓子のパッケージ等に向いてるかなという感じ。6ウェイト。
本日は蓼科テディベア美術館(そんなんあるの?)が定めた『テディベアの日』らしいのでこちら。図太くコントラストの強いアメリカンテイストのレタリングスクリプト。キャンディやアイスのパッケージに使われてそうな太めのスクリプトで、レギュラーとハイライトの入った Open があり、レギュラーには重ね打ち用に縁取りの Cloud、ツヤの Highlight があって、色を変えて重ね打ちができるようになっている。2018年に TDC で賞を受賞。
コンデンスでデコラティブなローマンディスプレイ。基本のグリフは背の高い優雅なローマンで、見ての通り派手なスワッシュオルタネートやリガチャーがある。普通はスワッシュはあまりぶつからないように避けて使うものだが、これはもうあまり気にしないで思い切ってふんだんに使う方が良いかと思う。魔女が出てきそうな絵本などに似合いそう(限定的すぎる…)。ハロウィンにもぴったり。大文字のみで1ウェイト。
毎年恒例のフォントセール #Fontacular が始まった(日本時間10.24 13:59まで)ので、そのセール中のフォントからこちら。エレガントなサンセリフディスプレイ。ローマンのようにコントラストの付いたタイプで、ライトウェイトでカウンターがかなり大きくとられゆったりしたグリフである。ほとんどの文字にスワッシュオルタネートがあり、一部にはリガチャーもある。また意外にも小文字やイタリックもあり。ウェイトは3つあるが、レギュラーの400より細いウェイト(100と200)しかない。やっぱり女性向けだろうか。ただいま70%オフセール中。
ハロウィンも近いのでそれ向けに。不揃いのローマンディスプレイとスクリプトのデュオ。ローマンの方は大文字のみで、エレメントはスタンダードでしっかりしているが、全体のグリフが不揃いだったり傾いたりしていてガタガタである。スクリプトの方はモノラインのラフなタイプで、個人的には正直あまりマッチしてない気がする。ほか、イラストやキャッチワードが入ったものもファミリーに付属。こちらのキャッチワードの方がカッパープレート風味があって似合ってると思う。
フォントセラーのサイトでハロウィンを検索するとこれに似たようなのか、もしくは筆で乱暴に書いたような書体がいくつも出てくるが、どうも欧米ではこういうのが定番らしい。本ブログでも「ハロウィン」で検索すると出てくるのでお試しを(笑)。
非常に個性的なディスプレイ。基本はかなりコンデンスで、そこかしこにオーガニックなカーブが見られるなローマンだが、ステムが細かく波打っているオルタネートがある。加えて半分の高さのオルタネートもあり、縦に重打ちしてリガチャー?の代わりのようにすることも可能(画像の SS)。全体的にオリエンタルな雰囲気がある(ような気がする)ので、エスニックレストランや東南アジア風の雑貨・インテリア店などに似合うと思う。大文字のみで1ウェイト。
なんか2回続けて似たようなコンセプトの書体で申し訳ないが紹介する。スワッシュオルタネートが豊富なローマンディスプレイ。ベースの骨格やグリフがあまり洗練されておらずカジュアルな印象があるが、わざとそういう感じにしているのだと思われる。見ての通りティアドロップの付いたスワッシュが豊富にあり、総グリフ数は1000を超える。スクリプト以外ではここまであるのは結構珍しい。6ウェイトあるほか、細いモノラインタイプもある。イタリックはなし。名前は多分「ミレイユ」とフランス語読みする。